FTC / FTCホワイトモイスチャークレンジング | blues stripes

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FTCさまから商品提供いただき、2019年3月5日(火)に新発売された FTCホワイトモイスチャークレンジング をモニターさせて頂きました。


FTCホワイトモイスチャークレンジング
<薬用クレンジング> 医薬部外品 ※敏感肌パッチテスト済
容量:200g
価格:3,300円(税抜)
発売日:2019年3月5日(火)

FTC はあの君島十和子さん監修の化粧品ブランドです。
以前は FELICE TOWAKO COSME[フェリーチェ トワコ コスメ]という社名だったのが短く FTC に改められた模様。

実は(?)以前に日焼け止めやハンドクリームなんかを地味に愛用していた時期があったので、久しぶりに FTC 製品使えるのがちょっと嬉しかったです。

モニター記事で言うことではないかもしれないんですけど、芸能人が監修してる化粧品ブランドってなんとなく大丈夫なの?みたいな、どことなく信用の置けないイメージがある人もいると思うんですけど、私の中では FTC は例外というか、なかなか費用対効果が高い堅実な製品が多いなーと個人的には思っているブランドだったりします。

というか、かくいう私が不信感持ってたんですよ、最初は。笑

ものすごくディープな美容オタクのお友達に、「なんか良いハンドクリームない?しっかり保湿はするけど、ベタベタしなくて、塗った後すぐパソコン触れて、香害にならないやつ!あと出来れば日焼け止め効果があれば嬉しい!手だけなんか日に焼けて浅黒くなってるのが嫌なんだよね!価格は3000円代くらいまでで!それ以上高いと気軽に塗ったり出来ないし!」という、お前ワガママ過ぎるだろ…っていう条件を並べ立てながら訊いてみたところ、「それならフェリーチェトワコのがいいよ!」と言われ。

当時はなんとなく「ええ…大丈夫なの?」みたいに思ったんですけど(本当にすみません)、彼女の薦める化粧品が悪かったことなど一度もなかったので粛々と買ってみたところ、私がワガママ放題挙げ連ねた条件を全てクリアしている良品だったので、FTC に対するイメージが175度くらい変わりまして。

現行品のハンドクリームは当時のものとはちょっと違うので多分リニューアルされたものっぽいんですけど、使用感等が大幅に変わっているとは考え難いので、書きながらまた FTC のハンドセラム買おうかなって思って来ました。



夏場は特に手だけ黒くならないです?

って話が逸れ過ぎた!!

本題、FTCホワイトモイスチャークレンジングの話に戻します。

以下、公式の商品説明より引用抜粋。

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薬用化してリニューアル。

有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」新配合で微弱炎症を抑え、大人にきびや肌荒れ防止に働きかけます。


皮膚専門医に“敏感肌”と診断された方でも使用できる安全性を追求しました。
皮膚専門医に“敏感肌”と診断された方を対象としたスティンギングテスト※を事前に実施し、日本発となる[敏感肌パッチテスト済み]表示を取得しました!
※スティングイングテストとは、敏感肌の方を対象としたかゆみやヒリヒリ感を評価する感受性テストです。
(全ての方にトラブルが起こらないということではありません。)

独自の「スーパークリア処方」でメイク汚れをスッキリ落としながら、明るくクリアな素肌へ。



〇「クララエキス」(新配合)と「VCエチル(即効型ビタミンC誘導体)」がチロシナーゼの活性を抑え、明るくクリアな素肌へ導きます。
「クララエキス」は、マメ科のクララの根から抽出した成分で、漢方では「苦参(クジン)として」用いられ、皮膚の炎症を抑える効果が期待できます。
また、活性酸素や、メラニンの合成を抑制する働き(チロシナーゼ活性抑制)があるため「VCエチル(即効型ビタミンC誘導体)」との相乗効果で肌の炎症を抑えながら、赤みやくすみのない明るく澄んだ素肌へと導きます。

〇天然の洗浄成分「サーファークチンナトリウム」が、お肌に負担をかけずに毛穴汚れをスッキリ。
納豆菌(枯草菌)を発酵させて生産された天然の洗浄成分「サーファクチンナトリウム」 は、洗浄力に優れながらも低刺激で、お肌にストレスをかけずにしっかりと汚れを取り去ります。
微生物と発酵の力で洗浄力を発揮し、お肌にも環境にも優しいサスティナブルな成分として注目されています。

〇メイク汚れとよりなじみやすい使用感。
薬用化に伴い、メイク汚れとよりなじみやすいテクスチャーにバージョンアップ。
まるで美容乳液でクレンジングしているような極上の使用感を実現。
ホワイトブーケの優雅でほのかな甘さを感じる香りで毎日のクレンジングを心地のよい時間に。


常在菌のバランスうんぬんについては商品説明に具体的な記載がなかったので私が簡単に追記します。

成分的には、マルトース(麦芽糖)とショ糖縮合物のことだと思います。
この2つは人間の皮膚上の常在菌が好んで食べる栄養分なので。
栄養分を配合することで、常在菌を育てる!という感じなのかと。

皮膚上の常在菌を育てる=肌フローラを整えるとどんな良い事があるかというと、端的に言えば上記の図にあるように、皮膚のバリア機能の維持が強固になります。

皮膚上の常在菌は人間の汗や皮脂を食べながら「グリセリン」と「脂肪酸」を作り出しています。

「脂肪酸」は皮膚を弱酸性に維持し、黄色ブドウ球菌の増殖を防いでくれます。
黄色ブドウ球菌は皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して皮膚炎などを引き起こす原因になります。

「グリセリン」は皮膚のバリア機能を健やかに保つ役割があります。

よく「皮膚の洗い過ぎは良くない」って言いますけど、その理由は単純明快で、この皮膚上の常在菌を殺し過ぎてしまうからなのです。
常在菌を殺し過ぎると、人間の皮膚はバリア機能が正常に保てなくなってしまうんですね。

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引用終わり。

成分表示の一番上に「グリチルリチン酸ジカリウム」って書いてあるクレンジングって初めて見た気がする。
なんか歯磨き粉みたいだな。


「グリチルリチン酸ジカリウム」は甘草の根から抽出される抗炎症作用のある成分です。
美白系の化粧品から歯磨き粉にまで幅広く使われているので特段珍しくはないんですがね。

テクスチャー的には水分多めっぽい緩めのクリーム状です。
分類的にはクリームクレンジングとミルククレンジングの中間くらいかな。
一般的なクリームほど油分を感じません。

クレンジング力もそこまでガッツリ落とす系ではないかなーと思いました。
だから普段使いするならポイントメイクリムーバーとの併用がベターだと思います。
それで週に一回くらい鼻周りとかだけディープクレンジングの日を作った方が多分いいんじゃないかなーみたいなことを思いました。

薬用のクレンジングって一体どんな使用感なんだろう、とワクワクしながら使ってみたんですけど、敏感肌のパッチテストに国内で唯一パスしたと謳うだけあって、皮膚の上に塗り広げても特段刺激などはなく、

商品説明には「ホワイトブーケの優雅でほのかな甘さを感じる香り」って書いてあったけど、なんとなく歯磨き粉っぽいというか笑、清涼感のある、有り体に言えばめちゃくちゃ「薬用」って感じの匂いがして、これは確かに敏感肌にも良さそうだな?という感想を抱きました。

油分の多さをそこまで感じさせない割に、洗い上がりの肌はしっとりする感じで私的にはとても好感触でした。
肌フローラを整えることを謳ってるだけあります。
これ朝の洗顔用に使うのも良さそうだなー。

美白クレンジングを謳うだけあって洗い上がりのくすみ抜け感もあるし、さすが美白の鬼・君島十和子さん監修…って思いました。

クレンジングしながらチロシナーゼ酵素の活性を抑えてくれるっていうのも今からの季節にとても嬉しいですよね。
ただチロシナーゼ酵素の活性を抑えるということは、メラニン生成という肌のバリア機能のひとつをオフにするということなので、常以上にしっかりと日焼け止めを塗るように心掛けないといけませんが。

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総評的には、これも以前愛用していたハンドクリームなどと同様に、費用対効果が高い商品だな!と思いました。

成分・効能的にも美白効果を兼ねてたり肌フローラを整えてくれたりと盛り沢山だし、この値段で量も結構いっぱい入ってるんですよ。
画像からじゃ判らないと思うんですけど、チューブがデカいんです。
(商品説明だと、1本で2ヶ月使えるって書いてあります。)

春夏はやはり美白にもしっかり取り組みたいので、個人的には推せるクレンジングです。