NARS 様から商品提供いただき、2016年10月7日(金)に発売される新しい口紅、VELVET LIP GLIDE (ベルベット リップグライド)をモニターさせていただきました。
NARS 公式サイト
左:#2721 AREA
右:#2715 LA MAIN BLEUE
NARS
VELVET LIP GLIDE ベルベット リップグライド
全12色 3,300円(税抜)
2712 PLAYPEN(ピンクコーラル)
2713 BOUND(ローズピンク)
2714 DANCETERIA(フューシャ)
2715 LA MAIN BLEUE(リッチベリー)
2716 MINESHAFT(ポピーレッド)
2717 NO.54(ラズベリーレッド)
2718 LE PALACE(ディープチェリーレッド)
2719 UNSPEAKABLE (ガーネット)
2720 TOY(ディープオーベルジン)
2721 AREA (リッチチェスナット)
以下商品説明より引用抜粋。
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なめらかさと色持ち、カバレッジとつけ心地のよさ
そのどちらも完璧なバランスを併せ持つ
革新的なハイブリッドリップ
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以下リーフレットよりフランソワ・ナーズの熱いお言葉。
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「大胆な唇があれば自信を持っていられる。それ以上にセクシーなことはない。」
「VELVET LIP GLIDEはソフトでいて力強い。エフォートレスなのに強烈。
洗練されているけど挑発的。妥協することなかれと、鼓舞してくれる。
思い切ってのせてみて。身を任せて。
どこまでいけるか試してみて。」
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引用終わり。
使いやすそうなベージュ系は黙っていても売れるだろうし、折角モニターさせていただくのだからと敢えて攻めた色を選んでみました。
攻め色なので、どっちもぽんぽん塗りで淡く発色させて、輪郭ボカして使おうかなーと思って。
スパチュラにちょこっと取って、滲ませるように広げて行く感じで塗ったら、こういう濃い色は絶対可愛いんですよね!!
腕に塗るとこんな感じです。
左:#2721 AREA
右:#2715 LA MAIN BLEUE全色 Swatch はこのへんの海外ブログを見てみると良いと思います。
https://bubblymichelle.com/2016/07/14/nars-velvet-lip-glides-photos-swatches/
https://themakeupblogette.wordpress.com/2016/08/20/1648/
ダーク系のカラーがどれもいい色ですよね。
#2718 LA MAIN BLEUE よりもダークなパープルの #2720 TOY も素敵だし。
#2719 UNSPEAKABLE もちょっと茶色混ざってるめちゃくちゃモードな赤で。
さすがフランソワ・ナーズのカラークリエイションはオシャレだわーと唸ってしまう。
以下使用感など。
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二週間ほど使ってからこの記事を書いてるんですけど、なんというか不思議な発色の仕方をする口紅だな?と思いました。
ベルベット リップグライド は、本当の意味で見たままの色が唇の上で発色する感じ。
ポンポン塗りでも口紅の色素が唇の地の色に引っ張られない。
日本語が不自由なので上手に説明出来ないんですけど、口紅って普通、口紅そのものの色素と唇の地の色とが溶け合って、人それぞれ多少違った色が唇の上に現れるものだと思うんですけど、ベルベットリップグライドはその揺れ幅が少なそうに思う。
誰が塗っても同じ色になるような気がする。
このへんは淡い色も塗って検証したいですね。
形状等から夏の限定商品だったリップカバーに近いのかなー?とか思ったんですけど、名前の通り唇の色をカバーするような発色の仕方とか、心地良い使用感は結構似てると思いました。
リップカバーはもの凄く良い商品だったので定番化して欲しいという声が多かったから、それを受けて開発されたのかな?
仕上がりの質感は、マット一歩手前のソフトマットな感じ。
パサパサ感はなくて、皮膚がもともと持ってる艶」みたいな自然なツヤは残る感じ。
色展開も質感も、さすがにオサレですよね。
ものすごく今時感がある。
海外でもマットな質感リキッドリップってめちゃくちゃ流行ってますし。
こういう風に唇の質感をマットな感じに抑えるなら、異素材MIXで目元はシャイニーにしたいなーと思いました。
色持ちはわりと良いのに全くステインしなくて、落とそうと思えば簡単に落ちるのが私的にはすごくいいなと思いました。
口紅のステインって賛否両論・好き嫌いが別れる現象だと思うんですけど、正直私はあまり好きではないので。
口紅って大なり小なり唇に色素が残ってしまい、塗り直す度に徐々に赤が足されて行くみたいな感じがありますよね。
ステイン系のリップは色残りが顕著というかそれこそが特徴です。
私の場合、芋い顔面の造形のせいなのか、はたまた赤みの多い肌色のせいなのかは判りませんが、唇にステイン系特有の赤みが乗ると、顔がより芋っぽくかつ暑苦しさを醸し出すようになるんで、ステインする口紅はどうも敬遠しがち。
あと色素沈着しそうで怖い & メイクを落とす時に面倒臭いんですよ。
保湿効果については、これ自体にガサガサ唇を修復する機能はありません。
ただ事前にコンディションを整えてさえおけば、乾燥を助長させたりはしないかなーという感じ。
マットリップって唇の水分を全部吸い取ってカラカラにしてしまうみたいなイメージある方も多いと思うんですけど、これはそんなことありません。
語弊がある言い方かもしれないですが、ガサガサの唇に付けても指で馴染ませると問題なく色が乗り、綺麗に色が乗ることでガサガサが目立たずそれなりの唇に見せてくれます。
もちろん事前にリップケアしてコンディション整えておくことに越したことはないんですけど。
そして色の剥げ方というか消え方というかが汚くない。
装うことに特化している、なんとも不思議なテクスチャと塗り心地です。
まさに「ベルベット=天鵞絨」のような質感の唇になるし、「グライド=滑るような」な塗り心地。
巧い名前つけるなーと思いました。
以下色別感想。
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#2721 AREA
チョコレート食べたら唇に付いちゃった!みたいな色になってめっちゃくちゃ可愛い色です。
強めに黄みがあるから深い色だけどカジュアル。
ポンポン塗りで唇に塗ってみた写真。
モニターでいただく前から、ベルベットリップグライドで買うならこのチョコレート色が欲しい!って思ってたんですよね。
ぽんぽん塗りだと黄色みのおかげで良い意味で女っぽさがなくて、デニムやレザーなんかのこきたない格好にもフツーにマッチしつつ、適度に頑張りすぎてないオシャレ感が出せる。
難易度が高そうに見えて、意外と普段使いしやすい色だと思います。
この黄色みが肝なんでしょうね。
赤だと女っぽくなるし、青だと怖くなったり昭和っぽくなったりする。
#2719 UNSPEAKABLE はこれに赤混ぜたような色だから多分もう一息レディな感じに仕上がるんだろうなーと予想。
女っぽさはあまり必要ないわって人には#2721 AREA がオススメかな。
濃く色を出しても黒が強すぎないから怖くならないです。
すごくいい色なので敬遠せずにカウンターでタッチアップしてみてください。
チョコ食べ過ぎた人の唇の色、可愛いよ!
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#2715 LA MAIN BLEUE
明度は低過ぎず、彩度は高過ぎずで、ほどよくオサレな感じ。
モード過ぎない使い易い可愛いムラサキピンク。
ブルーベリージャムが唇に付いた風の青すぎず暗すぎない秋の果実色。
ポンポン塗りで唇に塗ってみた写真。
これくらいの色って、見た目に青みがあっても実際塗ると唇の赤みと皮膚の黄色みに引っ張られたりして青みがどっかに行っちゃうものも結講ありますけど、これはそんなことなくてポンポン塗りでも綺麗な青みを維持出来ました。
オーデイシャスリップスティック#9455 Fanny と色味は似てるんだけど、#9455 なんかはまさに見た目は青いけど赤に転ぶ色なんですよね。
世間受けはしにくい青みカラーのわりに、攻め過ぎず、顔馴染みもよく、ほんの少し少女っぽさもあり、デイリーでも使えるおしゃれ過ぎないモードカラーだと思います。
青み系だともう一段濃い#2720 TOY も素敵ですよね。
悩みまくって青み系でもマイルドな(と言っても私的には攻めまくりな色なんですけど)#2715 LA MAIN BLEUE を選んだんですけど、やっぱり#TOY も欲しいなー。
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最後になってしまいましたが、キャンペーンの告知を。
10月7日金曜日から(池袋西武のみ10月5日水曜日から)ベルベット リップグライド を含むNARS商品9,000円(税抜)以上の購入で、ラディアントクリーミーコンシーラーのミニサイズ(1.4ml)と、スマッジプルーフアイシャドーベースのミニサイズ(2.8g)が貰えるそうです。
えーお得。
両方現品持ってるけど、持ち歩きサイズいいなー。
ベルベット リップグライド は3,300円なので、あと5,700円分何買おうかな?