CHICCA 2016 Autumn Collection GLAM POP 1/2 | blues stripes

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ねこを三匹飼っています。

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CHICCA 2016 Autumn Collection GLAM POP の先行イベントに出席させていただきました。


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今回はそのイベントレポート記事です。


CHICCA 公式サイト

http://www.chicca.jp/


キッカの2016年秋冬は、鮮やかな色と輝く素材が多く使われたパリコレクションのランウェイからインスピレーションを得た、ポップな色彩とグラマラスな輝き。


GLAM POP


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鮮やかな色彩に煌めくラメ感を混ぜ込みつつも、キッカらしい透明感に満ち溢れた、ナチュラルな仕上がりのカラーコレクションです。


秋冬のメイクアップコレクションというととかく明度も彩度も低めの重厚な色が増えるので、キッカのこの鮮やかさは目を惹きますよね。


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ブランド名の通り、本当に可愛い!


CHICCAイタリア語で「可愛い」を指す言葉です。


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発売は 8/17 からですが、既にカウンターにはテスターが配備され予約受付が始まっています。


フローレスグロウソリッドファンデーションはその約一月後の 9/7 発売ですが、こちらのテスターも既に入庫済みとのことです。


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メスメリック ウェットリップオイル

全3色 3,200円(税抜)


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左から、

01 エンジェルブラッド(ビジュアル使用色)

02 レッドネオン

03 カシス


ブランドクリエイターである吉川康雄さんは、長年『濡れて見えることの美しさ』をメイクで再現することを追い求めて来たそうです。


唇を舐めた時に生まれる、官能的で艶かしい、人肌の湿度と温もりを讃えた生命感を感じるツヤ。


唇を擦り合わせた時にふわっと湧き上がる血色。


イメージの源は「赤ちゃんの唇


求めたのは、強い艶を放ちながらも従来のグロスのように唇の質感まで覆ってしまわない、唇そのものの凹凸まで伝える、水のようなツヤ。


唇のタテジワや立体感を生かす薄い艶膜にこだわって、ベビーオイルのような瑞々しいオイルの薄膜を垂れ落ちないよう薄膜密着させるべく、4種のオイルを特殊調合したそう。


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ウェットリップオイルは「濡れた唇」の質感を追求した吉川さんの自信作!


プロのメイクアップアーティストがたくさんの手間と時間をかけて作る『濡れ感』のある表現が、ワンタッチで誰でも簡単に再現出来るそう。


色自体は淡いので、見た目の好みで選んでもいいと思います。


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会場でも使わせて貰ったんですけど、まるで美容液のような使い心地でした。


兎に角潤う!


唇ガッサガサだったんですけど、ものの数分でしっとり柔らかに修復されました。


そしてサラサラなので唇を覆っている感じが一切なくて軽い


まさに「水紅


基本的に唇に何かを塗るのがあまり好きではない私でも、ずっと付けていたくなる心地の良さ。

塗るまではグロスみたいなもんでしょって思ってたけど、全然違った。


ルックスもかわいいですよね。

無意味に三色揃えて、暇さえあればポーチから取り出して眺めたいレベル。


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フローレスグロウ ソリッドファンデーション

全8色 5,000円(税抜)

SPF43 PA+++

ケース 3,000円(税抜)

スポンジ 2個入り 1,000円(税抜)


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キッカと言えばスポンジでポンポンとスタンプ塗りで付けるソリッドファンデーションですが、今秋冬はそれが究極進化。


本当の素肌感に必要なものは、「薄さ」と「強さ」の両立。


ただ薄く付くだけのファンデじゃ、もともと美肌の人以外は美肌に見えません。

さりとて粗をしっかり隠してくれるファンデじゃ、素肌感とは遠い質感に仕上がってしまう。


従来はなかなか両立し得なかったハイカバーと素肌感がびっくりするくらいのレベルで両立しているのが、このフローレスグロウ ソリッドファンデーション。


軽く薄く肌に吸い付く不揮発オイルを厳選し、


究極の薄さと白浮きや粉っぽさのないクリアな透明感を追究すべく酸化チタンの量と粒径の大小を巧みに調整することで、


まるでオイルのシールを貼ったかのような、均一で滑らか且つ強くしなやかな艶の擬似皮膚の形成に成功したとのこと。


カバー力はコンシーラー並みなのに、ありえない透け感。


顔料の粒子感をまるで感じない目に見えない擬似皮膚を形成し、目に見える見事なハリ肌理が限界まで細かくなったような素肌美が実現。


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イベントでは、キッカの美容部員さんに肌色にピッタリ合うファンデーションの色を選んでいただき、舞台上の吉川さんのレクチャーに従って自分で塗っ行きました。


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めちゃくちゃ硬いので、初めて触る人はビックリするんじゃなかろうか。


蝋燭みたいにカッチカチのファンデをスポンジの面でゴシゴシわりと必死に擦って笑、スタンプするようにポンポン塗って行く感じで使います。


水を一滴も使わない処方なので最近流行りのクッションファンデ(水の多い処方)とは使い方は似てるけど、密着感と保湿感が175度くらい違う。


ベースメイク研究するのが好きな人はタッチアップ新鮮で愉しいと思う。


スポンジに付ける量もポイントだぜ!ってかっこいいポーズで吉川さんが仰ってました。


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たっぷりゴシゴシして、スポンジの一面全部に満遍なく付けるのが綺麗に塗る肝だそうです。

この専用スポンジも、いろいろ秘密と拘りが詰まっている自信作なのだとか。(2個入りで税抜1,000円。)

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カバー力が欲しい部分にはどんどん重ねてポンポンしていいよ!って吉川さんが仰るので、「そんなことしたら厚塗りになるんじゃないの?」って不安に思いながらもポンポンし始めたら、塗っても塗っても「肌」にしか見えなくて驚愕した。


吉川さん曰く「人肌に限りなく近い質感に拘って作った」との事ですが、「擬似皮膚」とか「オイルシール」とか全然大袈裟じゃなかった。


どうなってんの?!って思いながら、シミやにきび跡、毛穴が気になる小鼻などにかなり執拗にポンポンポンポンしまくったんですけど、隠したいものはどんどん隠れて行くのに、やっぱり塗っても塗っても「肌」だった。


これ一個あれば、コンシーラー(なんなら毛穴用下地も)要らない感じ。


薄い皮剥けと蜜柑のような凸凹毛穴を持つ私のガサガサ乾燥肌の上でもピンと張った薄艶膜のオイルシールが作れたので、肌の汚さ(と、敢えて言う)に悩んでる人は絶対試してみるべきだと思った。


美肌の人は引き続き薄づきファンデでも塗っててくれ!!


テクニックなしでスポンジでポンポンするだけで誰でもすごく綺麗に塗れるのもとても良い。


多分付いてる量自体は薄いから、夏場でじっとり熱くても汚く崩れないし毛穴落ちもしなくて、リタッチが簡単なのも良い。


ベースメイクの技術は日々進歩してるんだなあって思いました。


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仕上げはラディアントヌードプレストパウダーの01をヒトハケ。


あんまり粉は付けない方がいいらしいので、最近良くあるNARSのライトリフレクティング的な透明粉をちょろっとつけるくらいが良さそうです。


同様に下地もあまりカバー力があるものではなく、ツヤが出るだけの乳液っぽいタイプが良さそう。


イベントで使わせもらったキッカのラヴィッシンググロウメイクアップベースフレッシュ(SPF33 PA++)は当たり前だけど良かった!


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加えて、クレンジング後の肌がやばいくらい超絶モチモチになるのが凄すぎる。


人の皮脂に近い油で、しかも不揮発性のもの、つまり「乾かない油」を追求して作ったそうなので、言い換えるとスキンケアで入れ込んだ水分をオイルシールで閉じ込めて、一日中ずっと逃がさないようにしておけるらしい。


イメージとしてはサランラップを肌に貼ってる感じ?笑


使い続けたら肌質変わってくると思う。


研究所でまだデータを採ってる最中なのだそうですが、吉川さん曰く、使えば使うほど肌の水分量が改善して行く傾向が見られたそうなので、乾燥肌のみならずオイリーorコンビネーションスキンにも非常に良いと思われます。


「いやでも素肌っぽく見えるだけでしょ?だっていっぱい塗ったし?こんなに塗ったらクレンジングが大変でしょ?」なんて思ったんですけど、全然そうでもなくて、普段と同じクレンジング方法で普通に綺麗にオフ出来たから、ものすごく塗ったけど、薄くしか付いてないんだと思う。


そんなこんなでいろいろ最高なファンデーションなので、色選びさえ間違わなければ肌悩みは間違いなく減ると思う。


が、


キッカカウンターの少なさよ… 。

キッカは本当もう少しカウンター増えたらいいのに…!!


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色選びに関する補足。


フローレスグローファンデーションはどこのブランドでも標準色より一段明るい色を勧められるくらいの肌色だとちょっと色選びが難しいのかも?と思った。


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一番明るいニュートラルベージュ00は、ドメブラファンデーションの中では結構白っぽい色出しだと思う。

なので前述くらいの肌色だとこの色はちょっと白い。


かと言ってその一段下のイエローベージュ01だと今度はちょい暗い、ってなりそうな感じの、色白さんにはちょっと不親切かも?と思う色展開。


イエローベージュ01は彩度低めのクールトーンのイエローでなかなか洒落た色出しだなと思いました(上から) 


同様にニュートラルベージュ00も、ドメブラにありがちな黄ぐすみが全く起こらない綺麗な色でした。


まあ透け感のあるファンデーションだし、下地とかで色調調整は出来るし、油分が多いというか成分的には固形の油みたいなものなので、時間経過でトーンはかなり馴染みますから、仕上がりは明るめが好きか暗めが好きかで選んでいい気もしますが。


ポイントメイクに強い濃い色もしくは青みの色をよく使う人はファンデーションは暗めの方が垢抜けて見えると思います。


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参考までに、私が選んで貰ったのはニュートラルベージュ00なのですが、他ブランドだと色選びこんな感じです。


YSL アンクルドポークッション B10

NARS ベルベットマットスキンティント 6513

BOBBY インテンシブセラムファンデーション 0.5


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フラッシュブラッシュ

3,000円(税抜)

15  ピンクグァバ(ビジュアル使用色)

ケース 2,000円(税抜)

スポンジ 2個入り 1,000円(税抜)


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既存色よりやや黄みの強い、すこしネオンぽさもあるピンク。


こちらも専用スポンジにゴシゴシ取って、スタンプ塗りでポンポンします。


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キッカではチークはベースメイクの延長線上にあるものと考えられているそうで、ソリッドファンデーションと成分組成が全て同じにしてあるらしい。


つまり「付け過ぎちゃった!頬が真っ赤に!」と思ったら、ソリッドファンデーションを上からポンポンして直していいとのこと。


そうすることで肌色の中にチークの色が溶け込んで、より自然な肌が作れるんだって。


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今回は同じ色のパウダータイプのチークも出るみたいなので、好みで選べるみたいですよ。


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文字数の関係で一回切ります。


次回(2/2)に続く。