【3/10 追記】
3/16 に池袋西武にもバーバリーコスメのカウンターが出来るみたいです。
バーバリーキスシアー含む6,588円以上の購入でオリジナルポーチが貰えるオープニングキットもあるらしいから、バーバリーキスシアーをご購入予定の方はお急ぎじゃなければ16日まで待ってもよいかもしれません。
詳細:https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/
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2016年3月2日に発売になったバーバリーの新しい口紅・バーバリーキス シアー をモニターさせていただきました。
バーバリー
バーバリーキス シアー
#261 クレメンタイン CLEMENTINE
<口紅> 全27色 各3,600円(税抜)
2g イタリア製
以下公式の商品説明から引用抜粋。
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潤いを閉じ込めながらシアー感のある輝きとほのかなカラーで唇を彩る「バーバリーキス シアー」。
ランウェイにインスパイアされたきらめきのあるフォーミュラです。
軽い付け心地のジェルがとろけるようになじみ、ひと塗りでパーフェクトなリップが完成。
重ね付けすると、透明感はそのままにより鮮やかな発色に仕上がります。
ラベンダー、ローズヒップ、ティーのエッセンスを独自に配合。
優しい色合いから鮮やかで深みのあるカラーまで、あらゆる肌色に馴染む豊富なカラーバリエーションを揃えました。
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引用終わり。
昨年秋についに日本に上陸を果たした、あのバーバリーのコスメラインです。
パケはバーバリーと言えば、なブローサムチェック柄でとても可愛い。
画像じゃ判らないと思うのですけど、キャップはマグネット式です。
バーバリーの口紅はテクスチャ違いで3タイプ出ていまして、ノーマルタイプが29色、ヴェルヴェットタイプが10色、そしてこのシアータイプが28色と、意外にも(って言ったら失礼なのか?)かなり色展開が豊富。
リップアイテムはこの他にリップグロスが29色、リップバームが5色、リップライナーが7色出ていて、アーティストブランド並みの品揃えにちょっとびっくり。
今度から口紅が欲しい時はバーバリーも覗くべきだなー、と思いました。
そんなバーバリーのコスメラインですが、2016年3月時点で銀座三越とうめだ阪急の二店舗のみの展開となっていまして、コスメ好き的にはそのレア感が特別感があって良くもあり、しかし買いやすさの点で悪くもあり、複雑なところ。
今回のモニターをきっかけに 公式ショッピングサイト をちょろっと覗いて見たのですが、なんと1品からでも配送料が無料でお買い物が出来るみたいです。
ギフトボックスも可愛かった。
店舗の少なさをWEBストアの利便性でカバーしている感じなのかな、さすがハイブランドはそこらへんがしっかり考えられているし、無料って太っ腹だなー、と、じつに庶民的な感想を抱きました。
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以下、1週間ほど試用してみたざっくりレビューです。
今回は有難いことに全28色から好きな色が選べるという事だったので、私は #261 クレメンタイン を希望させていただきました。
出典:https://jp.burberry.com/beauty/
「クレメンタイン」は日本で言う蜜柑みたいな、…というかほぼ蜜柑です笑。
地中海沿岸や南米で採れるマンダリンとビターオレンジの交配種で、フランスやイタリアで売ってる蜜柑ぽいのは多分ほぼ全部クレメンタインじゃないかな。
クレメンタインという色名ほどビビッドなオレンジではないです。
彩度は高めだけど、ちょい白っぽさのあるミルキーなコーラルオレンジ。
大好きなんですよね、こういう色。
私の肌色で「ヌーディリップ」を目指すなら、ただの白っぽいベージュよりもこういう白っぽいオレンジの方が良かったりするので、似たような色を何本も持っています笑。
よーく見ないと判らないくらい非常に繊細なピンクのシマーとシルバーのラメが入っていまして、このシマーとラメがかなり良い仕事をしていると思った。
視覚的に唇をふっくら立体的に見せてくれるだけじゃなくて、色的にも!
これ、スティックの見た目は鮮やかなオレンジだけど、塗ると全く赤に転ばないのです。
唇に乗せると淡いピンクだけが前に出て来て、なんというか少女っぽい唇になる。
これはどう考えてもピンクのシマーとシルバーのラメの為せる技だと思った。
こういうカラークリエイトの細かい部分まで凝っているのも、失礼かもしれないけれど、とても意外でした。
色数の豊富さと言い、バーバリーが片手間にコスメブランドを開始したわけではないことが伺えて、「見くびっていてすみませんでした…!」っていう気持ちに心からなりました。
そして同時に、バーバリーが三陽商会とのライセンス契約を解消した理由がなんとはなしに納得できてしまった。
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公式の商品説明にはバームとジェルの合いの子のようなテクスチャだと書いてありましたが、確かにそんな感じ。
透明感があるツヤツヤの色彩がバームのように滑らかに伸びつつ、ジェルのようにピタッと密着する。
グロスような緩々のテクスチャではないので、唇の端に溜まったり、流れたりしない。
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腕に塗るとこんな感じ。
画像向かって左がサラッと1度塗りしたもの。
右がグリグリ何度か往復させたもの。
腕に塗るとめっちゃオレンジだけど、唇に乗せるとピンクが勝つので、上の画像は色的には参考にせず、艶感やテクスチャだけ見てください笑。
ジェルっぽい硬質のツヤ感がわかりますかね。
#261 自体が柑橘系の果実をイメージした美味しそうな色なので、このツヤ感と合わさるとジェリービーンズっぽくてとても可愛いです。
セミシアーな発色なので唇の地の色によって見え方は結構違ってくると思いますが、唇に塗るとこんな感じです。
ミルキーなコーラルオレンジって、唇のくすみ(紫)を補色効果で打ち消しつつ、さらに明るさを出してくれるから、「唇がもともと綺麗なピンク色の人」っぽく見えるんですよね。
加えて#261 には前述したピンクシマーとシルバーラメが良い仕事をしてくれるので、「さらに綺麗なピンク色の人」に見える。
可愛いけれどあくまでも自然な色なので、TPOを選ばずにデイリーでガンガン使える色だと思います。
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ティッシュオフして重ね塗りするともっと色を濃く出来ます。
べつにティッシュオフしないでそのまま重ねて塗っても良いんですけど、そうするとどうしてもムラも出来るし、ヨレたりするから、ティッシュオフしながら重ねて行った方が時間が経過しても綺麗が続く(と思う。)
発色のさせ方は好みですけど、一回ティッシュオフして二度塗りで仕上げると、持ちも良いし、乾燥しないのでオススメでございます。
ちなみに#261 は重ねてもやっぱりあんまりオレンジには転びません。
赤みは増すけど、「唇の素の色がもともと綺麗な人」っぽいピンクです。
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重ねることで高発色にも出来て便利だし、グロスのようにネトネト・ベタベタしないので、私はリップアイテムだとこれ系のシアーな口紅がいちばん好きです。
透け感のある口紅は一見苦手な色でも唇の地の色と溶け合って意外と馴染んでくれるので失敗が少ないというのも良い点ですよね笑。
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外資系の口紅にありがちな強い香料は入っていません。
私的にはこれがとても嬉しかった笑。
ほんのりハーブっぽい、蜂蜜っぽい、オーガニック系のリップクリームにありそうな甘い匂いが微かにする気がするけど、たぶん無香料…かな?
さりとて原材料臭が鼻につく感じでもない。
あ、商品説明に「ラベンダー、ローズヒップ、ティーのエッセンスを独自に配合。」って書いてあったけど、この甘やかな匂いはそれらの匂いなのかも?
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保湿効果はかなり良い感じだと思いましたが、ガサガサ唇に直接塗っても大丈夫的な修復効果はたぶんほぼ無いので、唇ガサガサ族の人は別途ちゃんとリップクリームで唇の状態を整えてから塗った方がいいです。
リップバームっぽさもあるので荒れた唇でも色が乗らないって事もないんですけど、それだとちょっと厳しい。
整えてから塗れば長時間乾燥しないし、ジェリーなツヤプル唇が持続します。
クレンジングで落とした後の唇も穏やかにしっとりしてたので、唇ガサガサ族でも気持ち良く使えそう。
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テクスチャがジェルのようにピタッと密着感があるおかげか、シアー系リップの割りに色持ちは意外と良かったです。
ティッシュオフしての重ね付けだともっと持つけど、サラッと塗りでも地味に長持ちします。
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私的に高ポイントだったのは、口紅の色素がステインしないこと。
ステインする口紅って口紅自体が落ちた後も唇が赤く染まってしまうじゃないですか。
むしろそれが好きって言う人もいますし、人によってはステインしないことはマイナスポイントなのかもしれないですけども。
変な風に色残りすると落ち方が汚くて凄く嫌だし、色素沈着しそうで怖いし、クレンジングが大変だし、諸々の理由から私はあんまり好きじゃないのです。
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セミシアーな発色のなんちゃらシャイン系の口紅は各社から出ていますが、大別すると、
・どちらかと言えば口紅寄りの高発色でドレッシー寄りなタイプ
・リップバーム寄りでトランスペアレントな発色のカジュアル寄りなタイプ
この2種類があると思うんですが、バーバリーキス シアー は後者のタイプかなと思いました。
私服がカジュアルな私的には後者の方が断然服と合うので好きですし、何気にシマーやラメの配合が凝っていたことと言い、色数の豊富さと言い、香料のことと言い、ステインのことと言い、地味にツボなポイントが幾つもあったので、総評的にはバーバリーキスシアー、とても気に入りました。
もう一本、濃いめのベリー系を買ってみたい。
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色出しが普通に見せかけて実は細部まで凝っていることも判ったので、これは一回じっくりバーバリーコスメ全体を試す必要があるな!とも思いました。
お買い物は手近な新宿で済ませてしまうことが多くてなかなか銀座まで足を伸ばさないのですけど、時間を作って遠征して来よう。
バーバリーと言えば気になるのは、今月の23日(水)に新発売される、レース模様の限定ハイライトですよね。
出典:https://jp.burberry.com/spring/summer-2016-runway-palette-white-no01-limited-edition-p40095451
ハイライトは手持ちにもういっぱいあるんだけど、でもこれちょっと欲しい。