考察材料と備忘録 -241ページ目

警察による◯因操作


死因が歪められているケースが間違いなく存在する。

柔らかな物腰とは裏腹に、強い意志を持つ人物だった。それだけに、自◯という死因がどうしても信じられなかったのだ。

「心労で自ら死を選ぶというのであれば、彼は数十回自◯していなければならない」と断言する複数の元部下の証言も得た。

地方の所轄署は、複数の遺書が残されていたことから即座に自◯と断定行政解剖や司法解剖を経ることなく、遺体は荼毘(だび)に付された

「所轄署副署長(広報担当)は口を閉ざし、逃げ回るばかり」だったという。後輩記者は「上層部からなにもしゃべるなという圧力を受けているとの印象を強くした」と言及していた。


 同時に、隣室宿泊客のクレームを巡る証言はなぜか取り消された。宿泊客は「なにも聞こえなかった」と証言を180度翻したのだ。ホテル側も同様だった。

(前略)「窮地に追い込まれる向きが確実に存在した」というのだ。この捜査員からは同トップの死に関連する追加情報を得た。証言の裏付けがとれないため本稿では詳細に触れないが、政府中枢からも死因を操作するよう暗に指示が出されていたことを、同捜査員がほのめかしていたことを鮮明に記憶している。

別のベテラン捜査員に接触した際も、死因が操作される――つまり他殺が自殺として処理されてしまうケースが存在することを聞いていただけに、筆者は身震いした。

自◯か他◯かを判断する警察組織は巨大なピラミッド型となっており、上層部からの指示があれば、末端の捜査員は抗うことが難しい」との声も少なからず聞いた。現場に残された遺書の類いについても、「現場捜査員が偽装だと気付いていても、上層部の命令で本人自筆と断定されるケースはままある」という。


 また、政治や外交などの複雑な要因が絡みあう事件の際は、119番通報で駆け付けた救急隊員ですら現場に入れないケースがある」(消防庁関係者)との話に接する機会もあった。


 これらは筆者が知り得たごくごく一部の話であり、すべて裏が取れているわけではないことを改めてお断りしておくしかし、ここまで記した事象は、作家特有の妄想ではなく、元記者として取材し、知り得たネタなのだ。他殺が自殺として処理されるという一件について、筆者の抱く心証は限りなくクロだ。











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