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ちょこボラ!しよう

「ちょこボラ」とは、「ちょこっとボランティアする」こと。今すぐ簡単にはじめられる「ちょこボラ」の数々を紹介します。

春にふさわしい(?)体力勝負!なちょこボラ情報が入ってきましたヨ。走る人

ひとつめは「あなたの脂肪が地球を救う」のメタボランティアさんが開催する

メッタ蹴り! in M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ


http://www.metavolunteer.com/event/ugoku/000197.html
(※うまくリンクが貼れない…?スミマセン)

ふたつめは世界的な国際協力NGOオックスファムが主催する「トレイルウォーカー」

http://www.trailwalker.jp/aboutus/cat60/
(※こっちも……)

こちらは四人一組で挑戦するチャリティウォーキング。開催日時は5月13~15日。
小田原市内から山中湖までの約100キロを歩きます。
ちなみに参加費用は1チーム6万円(一人15000円)。
(意外と高いですね)

参加条件として「山歩きに耐えうるトレーニングを」とありますので、
体力に自信のある人限定……ですかね。
日ごろ運動不足の自分としては、
もちょっと敷居の低いのがあるとうれしいんですが……。


3/6(日)「ヨコハマらいぶしねま」が主催する音声ガイド付き上映会に参加。映画
鑑賞した作品は

荻上直子監督作品『トイレット』

です。
音声ガイド付き上映会は、目が不自由な人のために解説音声を流す映画上映会。
晴眼者にとっては「視覚」で字幕映画の世界を楽しみ、
なおかつ「聴覚」で吹き替えの世界を楽しめるという、一挙両得感が味わえる上映会です。
(ちなみに本作品は全編英語なので、セリフを語る「字幕ガイド」もついていました。)

ところで、
目の見えない人の鑑賞を音声でサポートするには、
ひとつひとつのシーンをできるだけくわしく、
言葉をつめこんで解説するのが望ましいのではないかと、
はじめはそう思っていたのですが、
どうやらそうではなく、
かすかに聴き取れる物音や、
解説の合間の「余白」からイマジネーションを楽しめる、
そんな微妙な間合いの解説が望ましいようです。

目の見えない人々の鑑賞の世界は、
晴眼者が考える以上に奥深いのかも。
何だか、とっても不思議な気がします。

ちなみにこの『トイレット』
個人的にはけっこう、いやかなり好きな映画です。

「おしゃれな洋画の世界」に、
テイクアウトの寿司とかプラモデルとか「ばーちゃん」とかウォシュレットとか、
思いきり日本っぽい(あまりオシャレくない)アイテムがポンポンと入ってて、
違和感が楽しめるというか、ちょっとホッとするというか。

作品で描かれる「家族の絆」にも、何となくホロっ汗

以前はそうでもなかったんですが、
最近はこういうさりげない「絆」ものに弱い。
年とったのかなあ。得意げ


副音声を聴くためのラジオ。
上映会は大人800円。盲導犬ちゃんたちも参加してましたよ~わんわん

$ちょこボラ!しよう-radio
3/8(火)18時30分~

チャリティ★ナイト@神楽坂~食べて知るアフリカ~

開催されます。

www.ekokoro.jp/ngo/event2014.html

主催はハンガーフリーワールド。
私は以前、バングラデシュカレーを食べる会に参加したことがあります。
和気あいあいとしててとても居心地がよく、
イベントを仕切っていたバングラデシュ人のアニスルさんもとてもユニーク。
もちろん、カレーも満足のゆくお味でした!ナイフとフォーク

アフリカ料理はどんなお料理なのかしら?
この日は予定が入っていて参加できないんですが、しょぼん

興味のある方、お時間のある方、
ぜひ参加してみてね合格
シャンティ国際ボランティア会・木村万里子さんにお会いしてきました。走る人

木村さんは現在、海外事業課のラオス&カンボジアのご担当。
ラオスで行なわれている図書館事業について、
くわしいお話をおうかがいしました。

というのも、今月末、この図書館事業をこの目で見るために、
私自身、ラオス現地に行くからなのです!飛行機

ラオスはベトナム、タイ、カンボジアに囲まれた東南アジアの内陸国。
最貧国のひとつといわれ、
もっとも栄えているはずの首都ヴィエンチャンでさえ、
のんびりのどかな田舎の都市といった雰囲気、なのだとか。
急ピッチで経済発展がすすむベトナムやタイにくらべると、
開発のスピードはたいへんに遅れているようです。

とはいうものの、ラオスはタイやカンボジアなどとちがって、
「スラム」というものがありません。
私たちが思い描く「貧困」「たいへんそう」という雰囲気がなく、
一見すると「本当に支援が必要なの?」と感じられなくもないといいます。

主たる産業は農業。地域や家族の絆が強く、
ひと昔まえの日本を想像させるラオス。

「ひょっとして、ここは争や葛藤のない理想的な場所?」

そんなイメージが頭をよぎったのですが、
たいへん残念なことに「教育」についてはやっぱり問題アリ。

義務教育が徹底されておらず、
家の事情で学校をやめてしまうことも少なくないし、
教科書、制服が有料なので教科書ナシで勉強する子もちらほら。
街中には本屋さんというものがほとんどないし、
もちろん出版社もない。
「本屋さんがあるのがエライ国」というわけではないけれど、
子どもたちの可能性や好奇心の育成、
読み書きを通じて得られる心の喜びなどを考えると、
やはり教育支援はぜったいに必要なのだと思われます。

「移動図書館がやってくると、
子どもたちはわーっと一気に群がって来て、
読み聞かせをすると熱心にじーっと聞きいっています。
本を読むということは、読み書きの能力が高まるだけでなく、
集中力を養うのにも役立つんですね。
その結果、国語力だけでなく算数の能力もアップして、
子どもたちが自信をもつようになるといううれしい結果も見られるようです」

と木村さん。
なるほどなるほど。本の読み聞かせって、単に「子どもたちを楽しませる」
だけではないというわけですね。これは興味深い……。アップ
ラオス視察が楽しみになってまいりました。

ホントのホントに、ひっっっっさしぶりの海外旅行。
最近のラオスについてご存知の方、
情報をお待ちしております!


$ちょこボラ!しよう-シャンティ
3/2~6、映画の街・調布にて

「調布映画祭2011」

が開催されます。

この映画祭では、目の不自由な人も映画を楽しめるバリアフリー鑑賞会があります。
興味のある方、お近くにお住まいの方、
よろしければぜひご参加を。

私も5、6日のどちらかで参加しようかと思っています。
音声ガイド付きの映画鑑賞は、晴眼者ももちろん楽しめます。
(というか、ガイド付き映画鑑賞、すごく楽しいです)
この機会にぜひ体験してみてはいかが?

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■調布映画祭2011 音声ガイド付き上映3作品

会場:調布市グリーンホール/調布市文化会館たづくり
(京王線調布駅中央口(南側出口)より 徒歩3分以内)

日程:3月5日(土)・6日(日)
料金:無料

主催:調布市 (財)調布市文化・コミュニティ振興財団
運営:調布映画祭2011実行委員会
音声ガイド協力: シティ・ライツ

◆プログラム━━━━━━━

A:3月5日(土曜日)15時45分~17時49分
『オーケストラ!』2009年/フランス映画/124分
会場:調布市グリーンホール 大ホール(定員800名)

政治に翻弄され不遇をかこった元天才指揮者が、1枚のFAXをきっかけに、
散り散りとなったかつての仲間たちを呼び戻し、偽の楽団でパリ公演を
成功させようと奮闘する姿をユーモラスに綴る、感動の音楽人情コメディ。


B:3月6日(日曜日) 15時~16時29分
『マルタのやさしい刺繍』 2006 年/スイス映画/86分
会場:調布市文化会館たづくり 2F くすのきホール(定員600人)

最愛の夫に先立たれ、生きる気力を失くしていたマルタ。
三人の友達に励まされ、若かりし頃に抱いた夢を思い出す。
それは得意な刺繍をいかした仕事だったが、
小さな保守的な村にはどうやら刺激が強いらしく・・・。
夢と友情を信じた心温まるストーリー。


C:3月6日(日曜日) 16時55分~20時22分(インターミッション(休憩)10分)
『沈まぬ太陽』 2009年/日本映画/202分
会場:調布市グリーンホール 大ホール(定員800名)

人気作家・山崎豊子による同名ベストセラー小説を、
壮大なスケールで映画化した社会派ドラマ。
日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に、
巨大企業に翻弄(ほんろう)されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く。


■お申し込み■

Eメールまたは電話(シティライツ事務局:03-3917-1995)
までお申し込みをお願いします。
[※お申し込み〆きりは、2月末日まで ]

宛先
chofu@citylights01.org
件名
鑑賞希望作品のアルファベットを明記してください。

A)5日:オーケストラ!
B)6日:マルタのやさしい刺繍
C)6日:沈まぬ太陽

※Bの「マルタ~」とCの「沈まぬ太陽」を両方ハシゴ鑑賞する方は、
「マルタ~」の上映終了後すぐに、グリーンホールへ移動して下さい。

本文に、以下のことを明記してください。

1.氏名
2.人数(障害者と晴眼者の内訳)
3.連絡先(誘導希望の方は、当日連絡のとれる携帯番号)
4.誘導の要・不要
5.ラジオ貸出の希望

※ FM周波数88.5MHzで、場面説明・字幕朗読の音声ガイドを
お聞きいただけます。イヤフォン付FMラジオをご持参下さい。
(当日、ラジオの貸出もいたします。
※ 当日は各回入れ替え制で、開場は20分前です。
先着順のご案内となりますので、お早めにおこし下さい。


★ボランティアも大募集★

映画祭当日、受付、ラジオ貸出し、視覚障害者の誘導など
をお手伝い下さるボランティアも募集しております。
ボランティアをご希望の方は、下記のとおりお申し込み下さい。

宛先
chofu@citylights01.org
件名
調布映画祭2011 ボランティア

1.氏名
2.ボランティア可能な作品を、A.B.C のいずれかでご記入下さい。
※複数可能な場合は、BとC/ABC全部 など。
3.当日連絡のとれる携帯番号
4.視覚障がい者の誘導経験の有無

※ボランティアの方にも基本的には、上映中は映画を観ていただけますが、
係によっては、途中からとなる場合や、会場が満席の場合は、
ご遠慮いただく場合がございます。予め、ご了承下さい。
日本編集者学会が主催する講演会に行ってきました。

タイトルは、

『多様体としての本~ブックデザインを考える』。本

お話をしてくださったのは、ブックデザインの大御所・杉浦康平氏。

「閉じれば一つの直方体、開けば多くの文章があらわれる。本は『一即多』である」

という話題に始まり、
氏がこれまでに手がけてこられた挑戦的な数々の試みが紹介されました。

なかには、思わずため息がもれちゃうような豪華本も登場。¥

少ない予算で安い本ばかりつくってきた自分にとって、
これらの本、本作りはまるで別世界の話。叫び

本というよか、これは美術品に近いのかもしれません。
「スゴイな~」とは思いますが、
豪華・別世界すぎて、正直、あまり共感はできなかった。。。

でも、画家の故・斎藤真一氏の小説の装丁に関しては別。
表紙や見返しだけでなく、本文ページの周囲にも斎藤氏のイラストを配すなど、
小説の世界を深めて盛り上げる「目からウロコ」な工夫がさりげなく施されていて、
ブックデザインというものの力をあらためて感じました。

考えてみれば、最近、
「読者が必要とするもの」「読んでもらえるもの」
ということばかりに頭が偏っていたかも。
読者ニーズはだいじだけれど、
こちらが読者に伝えようとする世界観がなければ、
文章を書いたり本をつくる意味はないんだな。

そんな気持ちをあらたにする、
かけがえのない機会になりました♪
日本編集者学会さん、ありがとうございます!ビックリマーク



昨日、ナチュラルローソンでお買い物をしていたら、

なんとなんと。

「フェアトレードチョコレート使用」の
シュークリーム
を発見いたしました!チョコレート

$ちょこボラ!しよう-FTシュー

フェアトレードのチョコレートということは、
無農薬栽培で100%ココアバター使用のはず。

ってことは、もちろん美味しい……のかな?
さっそく食べてみよう!ニコニコ


$ちょこボラ!しよう

むっちり中味が。
お味は甘すぎずくどすぎず、
とてもおいしい。
私はシュークリームは生シュー派なのですが、
このチョコシューはなかなかイケます。

みなさんもぜひ食べてみてください。
おすすめデス音譜
今朝の新聞に、ちょっとうれしいニュース。テレビ

朝日新聞(神奈川版)の「ひと」欄で、
NPO法人「ブリッジフォースマイル」代表の林恵子さんが紹介されていました。

「ブリッジフォースマイル」は、2004年に立ち上げられた団体で、
児童養護施設退所後の若者を支援する活動をしています。女の子男の子

若者のために賃貸住宅の提供をよびかけたり、
独り立ちするための寄付をよびかけたり。

「タイガーマスク」が出現するまでは、
ほとんど話題にされることもなかった児童養護施設の支援を、
熱心につづけてこられた林さんに、
心からのエールを送りたいと思います。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

ところで、じつをいうと、児童養護施設については、
わたしも過去に一度、深く関心をもつきっかけがありました。
以前連載していたコラムで、「里親制度」を取材したときのことです。

里親となるにはどうすればいいのか。
どんな心構えを持たなくてはいけないのか。
また、通常の里親制度のほかに、
週末里親制度があることなどを紹介しました。

お話をうかがったのは自宅の近所にある施設でしたので、
「何かできることがあれば、今後も力になりたいな」
と思いながら、その後なんの応援もできず時間はすぎ……。

しかし最近になって、
その施設とふたたび関わるかもしれない機会を得ました。

といっても、支援や取材目的ではありません。

ほかならぬ私自身がお世話になるという機会。

出張期間中に子どもをあずかってもらう、
市の「ショートステイ」事業の預け先として、
取材先の施設の名があげられたのです。

こんなかたちでふたたび施設と出会うとは。
児童養護施設の役割って幅広いんだなあああ。。。目

あながち他人事とはいえない「児童養護施設」の重要さを、
もっと世の中に知ってもらうような企画を、
何か考えたいと思います!走る人





先週は風邪をひいてお休みしたため、2週間ぶりの勉強会。
本日は雑誌の編集に関する内容でしたが、
これまでの講義形式とちがい、
お隣の人とペアを組んで聞いたり書いたり、という実践形式の勉強でした。女の子男の子

なぜこの勉強会に参加したのか。
ここでどんなことを期待しているのか。
相手は現在何をしていて、どんな経歴の持ち主なのか。
15分程度会話をしながら、
話してもらった内容のポイントやキーワードを紙にメモしていきます。メモ

そして、そのポイントやキーワードに重要度順に順位をつけ、
もっとも重要であるものを冒頭において文章にしていく。
こうして出来上がった文章は、
のっけから人の関心を強く引き寄せる「読ませる文章」になるというわけです。本

「雑誌や新聞の記事を構成するときは、いわゆる起承転結ではいけない。
まだるっこしい構成はできるだけ避けるべきである。
冒頭で重要事項を掲げることで興味をひっぱる。
このほうが、読者に対して親切であるといえる」

なるほど。
雑誌、新聞などの「情報の伝達」を最重要使命とする記事では、
何が起きたのか、なぜ起きたのかなど、
事実、原因、それらをとりまく状況などを正確に記す必要あります。
それらを説明するのに最適な言葉を選び、
読む人がわかりやすく、すらすら読める文章にすることが求められる。
いわゆる起承転結では、
途中で読むことをあきらめてしまう読者もいるかもしれません。
雑誌や新聞の文章構成は、こうした「キレ」がだいじなのですね。

でも、「コラム」となると、少しばかりやり方がちがいます。
途中であきられてしまうような、
まだるこしい文章ではいけないということは同じですが、
たんに情報を伝達するだけでなく、
あるメッセージを積極的に提示し、

「これってよくないですか? これに関心をもってみませんか」

と働きかける役割が必要になります。
そのためには、起承転結的な構成もときには必要。
ふだんコラムを手がけている身としては、そんなふうに思います。
といっても、私が考えている起承転結とは、

起:つかみ(最近、こんなんが話題、ウワサになってるよね)
承:感想・印象(これって、きっとこういうことなんだよね)
転:提示・提案(そこで、こんなことを考えてみたんだけど)
結:おし・勧誘(ね、やってみようよ。きっと楽しいよ♪)

と、まあこんな具合。
私の場合、身近な社会貢献を紹介する内容がメインなので、
「転」「結」のところは具体案が多いのですが。

また、ウェブなどは別かもしれませんが、
限られた文字数で書く紙媒体の場合は、
少ない文字量のなかでわかりやすくうまくまとめなくてはいけません。
説教くさくてもいけないし、精神論になってもつまんない。
そうならないためには、
自分が体験したこと、あるいは取材先の人が語ってくれたコメントを、
手短に具体的に、ぽんと放り込むのがベスト。
「何となく目にしたこと、耳にしたこと」ではなく、
「相手(対象)から確かに聴き取った(感じ取った)明確な言葉」
が、コラムの内容に説得力や深みをあたえてくれます。

「安易なネタで、表面的なことを書いておればいい」
とラクな道を選んでしまうこともしばしばあるのですが(反省)、
こうして出来上がった文章っておさまりはキレイでも、
どこか空々しくて「だから、何?」っていう仕上がりになってしまう。
せっかく読んでもらうのに、
やっぱりこういうのは失礼ってもんですよね(反省)。

「原稿というのは、自分のためではなく読者のために書くもの。
このことを、ゆめゆめ忘れてはいけない。
自分が書きたいことと読者の読みたいことが一致するというケースは、
たいへん幸せなことだと覚えておいてください」

講師の先生のおっしゃる通り。
「読んでくれる人あってこそ」の記事であり書籍なのです。クローバー









先日、『玄牝』という映画について書きましたが、
なんとその直後に、実際の出産現場に立ち会うという
きわめて貴重な体験を得ることができました。

このかけがえのないチャンスをくれたのは、
40代で初産を迎える私の友人。
「ぜひ出産に立ち会わせて」
という私のずうずうしいお願いを快く受け入れてくれました。
まずなにより、
この友人に心からのお礼を伝えたいと思います。
ありがとう。本当にありがとう。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

友人の場合、陣痛よりも前に「破水」がやってきました。
漏れ出た量はわずかでしたが、だいじをとって即、入院。
夜中に知らせを受けた私は、朝いちで病院にかけつけることを友人に伝え、
興奮冷めやらぬまままんじりとした一夜を過ごし、翌朝5時に家を出ました。

そして午前7時前、病院に到着。
朝ご飯を食べ終えたあと助産師の検診があり、

「破水が始まったら48時間以内には出産をしなければいけない。
点滴による陣痛促進剤を使用したいので、OKであれば同意書にサインを」

赤ちゃんの生命の安全と妊婦の年齢を考慮して、友人が同意書にサイン。
抗生剤などを投与したのち、午前11時すぎころから陣痛促進剤の投与が開始されました。


「うぅぅぅ、イタくなってきた。始まったかなあ」

投与開始から30分もしないうちに、あきらかに陣痛とわかる痛みが。
インターバルは5分程度。
ふつうに話すことはできるけれど、
やってくる痛みがしだいしだいに強くなってくる様子。

気を紛らわすために話しかけたほうがいいか?
それとも、枕元にいるとかえってジャマか?
病室を出たり入ったりしつつ、もどかしく見守る時間がすぎてゆく。


その後、投与量が増やされてじょじょに陣痛がすすみ、
午後2時。ほとんど口がきけないほど苦しい状態に。
寝返りをうったり体勢をかえたりしながら、
波のようにひいてはおしよせる痛みを、
妊婦は必死に受けとめます。
この痛みとつき合っていくコツは、
痛みにあわせてできるだけ長くゆっくりと、
吐き出す呼吸に意識を集中すること。

「そう上手。痛みをうまく逃しているわよ」

友人は助産婦さんにそうほめられていましたが、本人の苦しみはそうとうなもの。
こんなときに「がんばれ」はあまりに陳腐だけれど、
小声でくり返し「がんばれ」とささやくしかできない。
神様、どうかママと赤ちゃんを守り給え。


その後、陣痛のあいまに2度の診察をうけ、
午後5時をむかえるころ、とうとう分娩台にあがることに。
個人的な経験からすると、
「もう少し赤ちゃんがおりてくるのを待ってもいいのではないか?」
とも感じましたが、
自分のときとちがい、友人の場合はすでに破水している状態。
一刻も早く赤ちゃんを出したほうがよいと、病院側では判断したのでしょう。
分娩には数人の助産婦が物々しく立ち会い、
担当医がやってくるあいだ、
子宮口に手を入れてようすをみたり呼吸法をアドバイスしたりしています。

そして担当医がやってくると、
いよいよ始まりました。

「吸引」と「腹部圧迫」。

『玄牝』のなかに登場した妊婦さんが「とてもこわかった」という吸引と圧迫。

じっさいどのようなことをするのかというと、
何らかの薬剤を投与しながら陰部に器具を差し込み、
子宮が収縮するタイミングでお腹をぐぐーっと圧しながら吸引のスイッチを入れ、
赤ちゃんを人為的に引っ張り出します。

分娩というよりは、施術に近い行為。
現場に満ちている緊張感も、
まさに「医療」の世界を感じさせます。

なるほど。
「こわかった」という意見にも、深くうなずけるものがある。
「母子の安全確保」ための処置として否定はしないけれど、
妊婦に対して恐怖や不安を与えかねない処置であると、
少なくとも私にはそう感じられました。
(とはいうものの、友人の場合苦しみと戦うのに必死で、
恐怖や不安を感じることはなかったようです。
誰もが「こわい思いをする」ということではないのです)

結局、赤ちゃんがなかなか出てくることができなかったため、
急きょ、帝王切開に。
それを聞かされた友人は一瞬驚いていましたが、
まさかこの場で悠長に迷っていられるはずもなく、
ダンナさんが同意書にすばやくサインをし、
妊婦は分娩室から手術室へ。
あとはもう本当に、ひたすら元気に生まれてくれるのをまつのみ。

それから30分後、
元気な赤ちゃんの泣き声が、手術室の外まで響いてきました。

おおおおーっ! 生まれた生まれた!

泣き声が聞こえてからさらにまつこと15分、
体重約2800グラムのかわいい男の子とご対面することができました。
肺に羊水が入ってしまい、やや呼吸が弱めでしたが、
チューブで吸引されると「ギャア、ギャア!」と元気に抵抗。
よし、これならきっと大丈夫。

術後の処置を終えて赤ちゃんとご対面した友人は、

「かわいい、かわいい」

としみじみ喜びをかみしめていました。虹


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


陣痛開始からおよそ8時間あまり。
本当におつかれさまでした。

ずっとずっとほしかった赤ちゃんが生まれて、
本当の本当におめでとう。

「帝王切開になっちゃって、感動のご対面ができなくなっちゃってゴメン」

だなんて、どうかそんなこと気にしないで。
本当にもう、じゅうぶんすぎるくらい、感動的でした!

結局、ママと赤ちゃんがすこやかで問題なければ、
自然分娩かどうかなんて関係ない。
「医療」としての分娩を経験できたのは、
自分にとってはむしろ大きな勉強になったと思います。

重ね重ね、この貴重な体験をくれたことに、
こころから感謝します。

どうもありがとう。

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