
木村さんは現在、海外事業課のラオス&カンボジアのご担当。
ラオスで行なわれている図書館事業について、
くわしいお話をおうかがいしました。
というのも、今月末、この図書館事業をこの目で見るために、
私自身、ラオス現地に行くからなのです!

ラオスはベトナム、タイ、カンボジアに囲まれた東南アジアの内陸国。
最貧国のひとつといわれ、
もっとも栄えているはずの首都ヴィエンチャンでさえ、
のんびりのどかな田舎の都市といった雰囲気、なのだとか。
急ピッチで経済発展がすすむベトナムやタイにくらべると、
開発のスピードはたいへんに遅れているようです。
とはいうものの、ラオスはタイやカンボジアなどとちがって、
「スラム」というものがありません。
私たちが思い描く「貧困」「たいへんそう」という雰囲気がなく、
一見すると「本当に支援が必要なの?」と感じられなくもないといいます。
主たる産業は農業。地域や家族の絆が強く、
ひと昔まえの日本を想像させるラオス。
「ひょっとして、ここは争や葛藤のない理想的な場所?」
そんなイメージが頭をよぎったのですが、
たいへん残念なことに「教育」についてはやっぱり問題アリ。
義務教育が徹底されておらず、
家の事情で学校をやめてしまうことも少なくないし、
教科書、制服が有料なので教科書ナシで勉強する子もちらほら。
街中には本屋さんというものがほとんどないし、
もちろん出版社もない。
「本屋さんがあるのがエライ国」というわけではないけれど、
子どもたちの可能性や好奇心の育成、
読み書きを通じて得られる心の喜びなどを考えると、
やはり教育支援はぜったいに必要なのだと思われます。
「移動図書館がやってくると、
子どもたちはわーっと一気に群がって来て、
読み聞かせをすると熱心にじーっと聞きいっています。
本を読むということは、読み書きの能力が高まるだけでなく、
集中力を養うのにも役立つんですね。
その結果、国語力だけでなく算数の能力もアップして、
子どもたちが自信をもつようになるといううれしい結果も見られるようです」
と木村さん。
なるほどなるほど。本の読み聞かせって、単に「子どもたちを楽しませる」
だけではないというわけですね。これは興味深い……。

ラオス視察が楽しみになってまいりました。
ホントのホントに、ひっっっっさしぶりの海外旅行。
最近のラオスについてご存知の方、
情報をお待ちしております!
