
鑑賞した作品は
荻上直子監督作品『トイレット』
です。
音声ガイド付き上映会は、目が不自由な人のために解説音声を流す映画上映会。
晴眼者にとっては「視覚」で字幕映画の世界を楽しみ、
なおかつ「聴覚」で吹き替えの世界を楽しめるという、一挙両得感が味わえる上映会です。
(ちなみに本作品は全編英語なので、セリフを語る「字幕ガイド」もついていました。)
ところで、
目の見えない人の鑑賞を音声でサポートするには、
ひとつひとつのシーンをできるだけくわしく、
言葉をつめこんで解説するのが望ましいのではないかと、
はじめはそう思っていたのですが、
どうやらそうではなく、
かすかに聴き取れる物音や、
解説の合間の「余白」からイマジネーションを楽しめる、
そんな微妙な間合いの解説が望ましいようです。
目の見えない人々の鑑賞の世界は、
晴眼者が考える以上に奥深いのかも。
何だか、とっても不思議な気がします。
ちなみにこの『トイレット』
個人的にはけっこう、いやかなり好きな映画です。
「おしゃれな洋画の世界」に、
テイクアウトの寿司とかプラモデルとか「ばーちゃん」とかウォシュレットとか、
思いきり日本っぽい(あまりオシャレくない)アイテムがポンポンと入ってて、
違和感が楽しめるというか、ちょっとホッとするというか。
作品で描かれる「家族の絆」にも、何となくホロっ

以前はそうでもなかったんですが、
最近はこういうさりげない「絆」ものに弱い。
年とったのかなあ。

副音声を聴くためのラジオ。
上映会は大人800円。盲導犬ちゃんたちも参加してましたよ~

