箱根は観光施設も多いし、泉質が異なる温泉地が幾つもあるから何度行っても飽きませんよねラブ

 

老舗旅館、モダンな温泉旅館、多くの人で賑わう大型ホテル、部屋数の少ない隠れ家的な宿など、色々なタイプがあってお宿も選びも楽しいです。

 

旅のブログでありながらネタがないので、今まで泊まった箱根の宿泊記を順次UPしていきたいと思います。ニコニコ40軒分くらいあるのですが、よかったらお付き合いください。

 

箱根湯本温泉にあるお宿からUPしていきたいと思います。

 

ホテル南風荘
箱根パークス吉野
・箱根湯本ホテル
あうら橘
吉池旅館
きんとうえん
・喜仙荘
・花紋
玉庭

・遊心亭
・伊東園ホテル箱根湯本
木もれびの宿 ふるさと
箱根の森おかだ
・豊栄荘(休業中)
・界はこね

 

 

アクセス 

 

箱根湯本駅から温泉宿で共同運航しているシャトルバス(200円)で約4分、徒歩でも約8分とアクセスしやすい立地です。アップダウンの多い箱根ですが、なだらかな道のりだったので徒歩で向かいました。道中はお土産店や飲食店が並び賑やかです。悪天候や重い荷物を持っていなければ苦にならない距離だと思います。

 

 

 

アクセス 


到着すると玄関先で私たちに気付いた男性スタッフさんが荷物を持ってくださり、館内へと案内して下さいました。畳敷きの館内はナチュラルカラーで統一され優しい雰囲気です。グランドピアノが置かれたロビーではご主人がプロの音楽家という事で、訪問当時は無料のクラッシックコンサートが開かれていました。いまも公式HPに案内が掲載されていますが、日程が見つからなかったので詳細はわかりません。

記帳をすませてお部屋に向かう前に、まず貸切露天風呂の利用時間は15:40から16:10までと説明がありました。希望の時間を聞いてくださることなく決められてしまうのは他の宿では経験したことがなく驚きましたが、この日は一番のり(チェックインは15:00~)だったらしく開始時間を待たずに、すぐ利用しても構わないという事でした。また次のゲストが来なかったようで、終了時間を10分延長してくださいました。臨機応変に対応してくださって嬉しかったです。
 

 

新館ツインベットの洋室 


 

お部屋は2階でした。エレベーターはないので階段での移動になります。廊下にはわずかな段差があり、うっかり踏み外しそうになりました。館内はバリアフリーではないので足元に不安のある方は注意が必要です。さらに今回のお部屋は廊下から5段あがった所にあったため、高齢の母にはちょっと辛い滞在になってしまいました。





予約したのは宿で一番リーズナブルな新館の洋室です。コロナ渦前の11月の平日に大人2名で滞在しました。今の宿泊料金は二食付きで一人あたり17000円~18000円くらいのようです。


眺望に欠ける事は承知していましたが、HPで見たお部屋よりも閉塞感があり暗く見えました。壁や床もメンテナンスされていたのに何故かと思ったらファブリックや小物が大きく違ってた事に気付きました。HP上では和モダンな明るいコーディネートがされていますが、現状はごく普通といった印象で、あらためてファブリックや小物の重要性を感じました。そして同時にHP通りだったら、第一印象が違っていただろうと勿体無く思いました(人によって感じ方は様々ですし、お部屋によってファブリックが違うかもしれませんので聞き流す程度にしてください( ;∀;)←なら、言うななんですけどね…。)

 


間取りは竹マット敷きの10畳と1.5畳の小上がりです。10畳にはベットが2台、1.5畳の小上がりには座卓と座椅子が置かれていました。イスはありませんが小上がりが腰掛けるのに丁度良い高さです。ですが、上がり降りするには高すぎて、これもまた母には負担になってしまいました。和室よりもベットの方が楽かと洋室を選びましたが、この小上がりが食事のスペースになったため和室と洋室、どちらを選択しても高齢者には辛いかもしれません。母が正座が辛いことを予約時に伝えていましたが、それに対する回答は頂けず座椅子で食事をしました。

 

 

アメニティ 



バスタオルは一枚で入浴時は持参しますが、湯カゴや巾着袋の用意がなかったので、何か持参されると便利だと思います。洗面台には洗顔と手洗いを兼ねたボトルソープがありましたが、基礎化粧品や綿棒、クシなどはなく、大浴場と貸切風呂にそれぞれ備えてありました。今回のお部屋に内風呂は付いていませんが、ドライヤーはあったので身支度に不便はありませんでした。浴衣は一枚用意されています(いずれも訪問時の状況です)

 

 

夕食 

 

夕食は30分前に準備に入ります。小さな座卓でどのように食事をするのかと思っていたら、足付のお膳が2つ並びました。天ぷらは揚げたてを後からもってきてくださいますが、その他はお膳にセットされ鍋は固形燃料で加熱します。お品書きはなく、お料理について詳しい説明もありませんでしたが、酢の物やお造りといった一般的な内容だったので不明な点はなかったです。お吸い物やお鍋のお汁が美味しく、どれも好みの味付けで美味しかったです。1時間ほどで食べ終わり就寝時間までゆっくりと過ごしました。


 

朝食 



朝食もお膳にすべてのお料理がセットされます。焼き魚や玉子焼き、湯豆腐といった家庭的な内容でした。30分で食べ終わったので、チェックアウトが10時でも急ぐことなく出発の用意ができました。

 

訪問当時はお部屋食でしたが、公式HPによると1年半くらい前から新設された「お食事処」でのお食事になったようで、従来通りの「お部屋食」を希望の場合は組数限定、有料で提供して頂けるようです。


 

離れの貸切露天風呂「離泉」 



貸切露天風呂は専用のドアから屋外に出て、石の階段を下り、あらためて建物に入ります。石の階段は傾斜があり足元が不安定な上、屋根が無いので雨天時には傘が必要になります。わずか数段の距離ですが足腰の悪い方や高齢者には歩き辛いです。

 

貸切露天風呂は客室を改造しています。網代天井や天然石を配した立派な造りに客室の頃の面影が見えました。壁紙や床はリフォームされていますが年季を感じます。

 

岩の露天風呂は5~6人は入れそうな大きさです。道路に面しているので外の景色は眺められませんが、岩や植栽を使った風情ある造りでした。湯量が豊富で絶えず温泉が注がれているので贅沢な気分を味わえました照れ

 

内風呂 



内風呂は男女入れ替え制ではありません。女性用は四角い浴槽に3つのカランが並ぶ普通の造りでしたが、大きなガラス窓がある明るい浴室でした。貸切露天風呂と同様に湯量が豊富で洗い場まで温泉が溢れています。こちらの宿では41~42度の源泉を加水加温せず源泉のまま楽しめます。ぬる湯にゆっくり浸かるのが好きなので心地よかったです。

 

 

感想 



お部屋への案内、説明、配膳などの接客は専任でして頂きました。担当の女性スタッフさんは丁寧な言葉遣いでしたが、気さくな方で雑談にも楽しく応じて下さいました。親しみやすいアットホームな接客です。

聞いたお話によると海外旅行客の利用も多く賑やかな日もあるそうです。滞在した日はゲストが少なかったのか静かでしたが、隣室の話し声やTVの音がかすかに聞こえました。レトロな趣の旧館もあるのでお部屋によって雰囲気が違うと思いますが、今回のお部屋については滞在を楽しむというよりも、観光の拠点としての利用が適しているように感じました。

 

 

 

 

次は先日宿泊してきた「リッツカールトン東京」についてUPしたいと思います。

マリオットボンヴォイのポイントを利用し、クラブフロアに宿泊してきたので

ラウンジの様子などをUPしていきたいと思います。また遊びに来てくださると嬉しいですニコニコ