箱根は観光施設も多いし、泉質が異なる温泉地が幾つもあるから何度行っても飽きませんよねラブ

 

老舗旅館、モダンな温泉旅館、多くの人で賑わう大型ホテル、部屋数の少ない隠れ家的な宿など、色々なタイプがあってお宿も選びも楽しいです。

 

旅のブログでありながらネタがないので、今まで泊まった箱根の宿泊記を順次UPしていきたいと思います。ニコニコ40軒分くらいあるのですが、よかったらお付き合いください。

 

箱根湯本温泉にあるお宿からUPしていきたいと思います。

 

ホテル南風荘
箱根パークス吉野
・箱根湯本ホテル
あうら橘
吉池旅館
・きんとうえん
・喜仙荘
・花紋
玉庭

・遊心亭
・伊東園ホテル箱根湯本
木もれびの宿 ふるさと
箱根の森おかだ
・豊栄荘(休業中)
・界はこね

 

 

アクセス 

 

 

2017年に全館リニューアルされた半年後の平日に大人2名、二食付きで宿泊しました。現在の宿泊料金は1名あたり2万円~3万円くらいのようです。(アメニティ、温泉、お食事などは訪問当時の状況なので最新情報をご確認くださいね)

箱根湯本駅から温泉宿で共同運航しているシャトルバスで向かいました。乗車時間は約5分ですが、徒歩で向かうには坂道が続く厳しい立地なのでバスを利用した方がよいと思います。

 

シャトルバスは箱根湯本駅から30分ごとに出発します。発車前から乗車できますので、早めにバス停に行かれると安心です。箱根は平日であっても混雑します。

 

「きんとうえん」行きのバスは「Bコース 早雲通り」です。駅から近い方なので車内の奥まで進まず、ドア付近にいる方が降車しやすいです。

 

 

チェックイン 

 


バスは宿の目の前で停車します。待機していた男性スタッフさんがすぐに荷物を預かってくださり、館内へと案内してくださいました。暖簾をくぐり中へ入ると落ち着いた和モダンの空間が広がります。

 

 

高級感はありますが、靴は自分で玄関脇の鍵付きロッカーにしまい、チェックインはフロントで立ったまま、館内図と荷物を手に持ってお部屋へと向かいます。お部屋係りがつかないことをあらかじめ承知していないと、素っ気なく感じるかもしれません。お布団も自分で敷きます。(公式HPによると今もお部屋係はつかず、お布団敷もセルフのようです)

 

フロントの脇にあるラウンジ「くつろぎ処」では滞在中、自由にコーヒー、紅茶、煎茶が頂けました。丸いデザイナーズチェアや囲炉裏風のテーブルが配された、お洒落で眺望の良いラウンジでした。

 

 

広縁付き和室8畳 

 


お部屋は広縁付き和室8畳を予約しました。ご用意いただいたのは4階です。山頂から湯本温泉郷に広がる紅葉を一望できるとても眺めの良いお部屋でした。道路からは気付きませんでしたが、建物は傾斜地に建っているため山側は視界が開けています。ただ客室タイプによっては道路側のお部屋もあり”眺望無し”のお部屋として設定されています。

 

 

アメニティ 


ヘアブラシ、クシ、カミソリ、女性用のセット(コットン、綿棒、ヘアゴム)はフロントに置いてあり自由に頂けます。室内にセーフティボックスがないことに気付き問い合わせたところ、フロント脇に設置されているロッカー式のセーフティボックスに預けて下さいとの事でした。


 

 

貸切風呂 

 

貸切風呂は45分間、2160円で利用できます(現在は2200円のようです)最上階の5階に二カ所あり、どちらになるかはお任せで、予約時間の5分前にフロントに声をかけて鍵を貸して頂きました。エレベーターは4階までなので、その先は階段を利用します。

 

貸切風呂は新設されたばかりで何処を見ても真新しく、気持ち良く利用できました。屋根付きテラスに壺風呂を備えた造りは、天候に左右される事なく温泉と景色を満喫できそうです。使い勝手も良く、シャワーブースの二つの扉はそれぞれ脱衣所とテラスに繋がっていました。シャンプーなどはありましたが、基礎化粧品や綿棒などのアメニティは備わっていませんでした。


 

大浴場 


大浴場は男女入れ替え制ではありません。1階ですが眺望が良く明るい浴室でした。山々を一望できる露天風呂は、他からの視線を気にすることなく、のびのびと入浴できます。こちらには基礎化粧品や綿棒などが備えてありました。

 

夕食 


お食事は二食共に食事処「かまど庵」で頂きます。テーブル席は腰高の板で区切られ、さり気なくプライベートが守れています。夕食はほぼセッティング済で一時間ほどで食べ終わりました。いずれも美味しく頂きましたが、ミントを練り込んだうどんやオードブルのように盛り付けられたビーフシチュー、みかんの上に黒糖アイスがのったデザートなど意外なお料理もありました。

 

朝食 

 

朝食は一般的な和定食です。白米は各テーブルのIHで炊き上げた熱々が頂けますが、美味しさをあまり実感できませんでした。食後のコーヒーはセルフサービスです。コーヒーマシンを使用する際、親切に手伝ってくださいましたが、それならばタイミングを見計らって持ってきてくださった方が良いのにと、つい思ってしまいました。食事中のおしぼり交換もなく、接客については全てが簡素化されているようにみえました。


 

感想 


スタッフの皆さんは終始笑顔で接してくださり、慌ただしさを感じる場面はありませんでした。滞在中の困り事にもすぐに対処してくださいましたし、予約時に質問した事柄についても即日、電話で回答して頂けました。ですが接客は最小限のようで、ゲストの様子を見守っている感じです。そのため至れり尽くせりの接客を求める方や、記念日等の特別な旅行には少しそぐわない気がしました。干渉されずにご自分のペースで過ごしたい方におススメしたいお宿です。

 

 

 

次はこちらのお宿と、ほぼ背中合わせに建っている「喜仙荘」さんをUPしたいと思いますニコニコ