箱根は観光施設も多いし、泉質が異なる温泉地が幾つもあるから何度行っても飽きませんよねラブ

 

老舗旅館、モダンな温泉旅館、多くの人で賑わう大型ホテル、部屋数の少ない隠れ家的な宿など、色々なタイプがあってお宿も選びも楽しいです。

 

旅のブログでありながらネタがないので、今まで泊まった箱根の宿泊記を順次UPしていきたいと思います。ニコニコ40軒分くらいあるのですが、よかったらお付き合いください。

 

箱根湯本温泉にあるお宿からUPしていきたいと思います。

 

ホテル南風荘
・箱根パークス吉野
・箱根湯本ホテル
・あうら橘
・吉池旅館
・きんとうえん
・喜仙荘
・花紋
玉庭

・遊心亭
・伊東園ホテル箱根湯本
木もれびの宿 ふるさと
箱根の森おかだ
・豊栄荘(休業中)
・界はこね

  アクセス

 

 

箱根湯本駅から温泉宿で共同運行しているシャトルバスで向かいました。歩いても15分程だと思いますが、平坦ではないので徒歩は避けた方が無難だと思います。

 

 

 

  チェックイン

 

 


 

 

チェックインが始まる14時前でしたがロビーにはすでに3組のゲストが待っていました。外観は普通ですがロビーは金色に輝く円柱の照明とその光を受けて揺らめく水盤が目を惹き華やかです。

 

お土産コーナーもモダンな雰囲気ですニコニコ

 

 

入館と同時に声をかけて下さりソファに案内して頂きました。スタッフさんは男女ともにスーツ姿で温泉旅館ですがホテルのような印象をもちました。ソファでチェックインの手続きをしたあと、お部屋の用意が整うまで待たせて頂きました。

 

 

その間に煎茶のサービスがありましたが真夏でも熱い煎茶だったので、冷たい飲み物も選択できると良かったです。こちらは温泉旅館ですが和装の女性が登場したのはこの時だけでした。



 

 

 

  本館「森の館」和室12.5畳


2018年8月の平日に大人2名で宿泊しました。母との旅行だったので「女性に人気のお部屋 全室禁煙プラン」を予約して、一泊二食付きで一人あたり18684円(税・サ込)でした。お部屋のタイプは「森の舘」和室12.5畳です。楽天トラベルで調べたところ現在、同じ客室は23000円くらいから宿泊できるようです。

 

 


 

 

 

 

こちらの旅館は一般的な温泉旅館といった趣の本館「森の舘」客室露天風呂付の和モダンな別館「風の舘」というコンセプトの異なる客室があるので、客室選びも楽しいですニコニコ

 

ちなみに「風の舘」の客室はこんな感じです。(画像は公式HPからお借りしました)




お部屋までは女性スタッフさんが案内して下さいました。荷物を持ってくださる配慮はなく、室内の説明をする時も所作が雑だったのが気になりましたが、笑顔で親切に接して下さいました。入室後に不備が見つかり再度来て頂いた際も、要領を得ていないようだったので新人さんだったのかもしれません。ああ、辛口でごめんなさい(;O;)

 

  眺望

 

 

お部屋によっては裏口や厨房などが見えて眺望があまり良くないそうですが、今回の504号室は「森の舘」の最上階で見晴らしが良く、旧街道や遠くの山々が望めました。

 

 

 

 

各階の部屋番号が大きいほど、隣接する別館「風の舘」に近いため裏方が見えてしまうのではないかと思います。多分…。



 

  設備とアメニティー



室内は目立つ傷みもなく綺麗で、パウダールームも広かったです。

 

 

 

 

 

12.5畳の和室には床の間と広縁が付いているので、実際は17~18畳分くらいのスペースがあります。

 

 

埋め込み型のエアコンは弱、中、強の3段階で温度設定もタイマー機能もありませんでしたが、とても効きが良かったので不便はありませんでした。お布団はダイニングで夕食をとっている間に敷いてくださいます。

 

 

寝具は身体に優しいムアツ布団でした。明るさを調整できる室内照明は就寝時に便利でした。

 

 

 


タオル類は一人一枚で、大浴場に備えはなく持参します。浴用タオルが入った色付きのビニール袋がありましたが、バスタオルや着替えまでは収まらないので、何か持参されると便利かもしれません。(いずれも訪問当時の状況です)

 

 

基礎化粧品は客室にも大浴場にも備えがありました。冷蔵庫は空ですが、館内に自販機が設置されています。また就寝前には冷水ポットが追加され、大浴場の脱衣所にウォーターサーバーが設置されていました。


 

  大浴場


 

大浴場には、打たせ湯やジャクジーを備えた3つの内湯とサウナ、

 

 

 

 

 

 

屋外には屋根の付いた樽型の露天風呂がありました。

 

 

バス通りでもある旧街道と、交通量の多い箱根新道に挟まれているため、露天に浸かっていると車の騒音が聞こえますが、目の前の木々を眺めていると、ゆったりとした気分になれました。

 

 

内湯の大きな窓からは山々が一望できます。すぐそばには民家や宿泊施設も迫っていますが、上手く工夫された造りで外からの視線を気にすることなく、伸び伸びと入浴できましたおねがい

 

 

大浴場は「風の舘」にあります。「森の舘」に泊まった場合は4階の連絡通路を利用するので、何度も大浴場を利用したい方は、4階の客室がおススメです。

 

 

 



 

  スカイテラス


 

「風の舘」の屋上には、テラスと有料の貸切露天風呂があります。

 

 

 

広々としたテラスは眺めがとても良かったのですが、夕方でも日差しが強くて撮影だけして帰りました。

 

 

 

う~ん、もう少しゆっくりしたかったですショボーンでも今は暑さ対策されているかもしれないですね。

 

 

貸切露天風呂も同様だと思いますので、予約される場合は時間帯を考慮されたほうが良いかもしれません。

(画像は公式HPからお借りしました)


 

  カフェバー「グローブ」



「森の舘」の2階にあるカフェバー「グローブ」には夕食後に寄ってみました。

 

 

やや照明をおとした館内も、

 

 

屋外のテラス席も、ゆっくりお酒を頂けそうなロマンティックな雰囲気でしたニコニコ

 

 

  森の舘ダイニング



「森の舘ダイニング」はお洒落な街にあるレストランやカフェを連想させる、明るくカジュアルなダイニングです。夕食の開始時間は18時からの一択でしたが、食事が終りかけた19時半頃から残りの席が埋まったので、チェックインの時間に応じて決めているのかもしれません(あくまで想像です)

 


朝食は7時半、8時、8時半から選択できました。スタッフのお話によると平日は外国人ゲストが多いそうで、滞在中のダイニングは満席でしたが、日本人は私たちを含め2組だけでした。テーブルではスタッフが韓国語や英語で談笑する姿も見られ、和やかで楽しい空気が流れています。一人のスタッフが一組を担当しているので、目の行き届いたサービスを提供して下さり、どの方も食事を楽しんでいらっしゃるようでした。

 

  創作料理がならぶ夕食

 

 

夕食は創作料理です。

 

 

お造りが海鮮サラダとしても頂けるように盛り付けされていたり、

 

 

オリジナル料理があったり、焼き物が選択できたりと、メニュー構成に工夫を感じました。

 

 

 

印象に残ったのはオリジナル料理の胡桃と松の実の蒸し蒲鉾ですが、お出汁が美味しかったので、特に御椀と鰻のハリハリ鍋が美味しかったです。






 

  朝食

 

テーブルいっぱいに並んだお皿を見て食べきれないかと思いましたが、野菜が中心のヘルシーなメニューだったので母も私も完食できました。美味しいだけでなく、朝から沢山の食材を採ることができて元気をもらった気がします。どれから頂こうかと迷うほど充実した内容だったので大満足でした飛び出すハート

 

 



 

  感想



スタッフさんの人数は多いようで、笑顔と所作から気持ちの余裕を感じました。接する時にはちょっとした一言を掛けて下さるので、雑談や質問もしやすかったです。


外観や周辺の様子から想像したよりも、非日常感のあるお宿でした。箱根湯本駅から更に足を延ばさなくても、HPにある「リゾート旅館」の言葉通り、テラスやカフェバーではちょっとしたリゾート気分を楽しめます。今回の「森の舘」は純和風のお部屋だったため共用スペースとギャップがありましたが、それもまた面白かったです。滞在した日は外国人ゲストが圧倒的に多く、まるで海外の旅先のようでしたが、静かで落ち着いた雰囲気だったので、記念日の滞在にもおススメできると思いました。週末は日本人が多くなるそうです。(訪問当時の状況です)