映画:「50回目のファースト・キス」

50回目のファースト・キス [50 FIRST DATES]
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監督: ピーター・シーガル Peter Segal
出演: アダム・サンドラー Adam Sandler
ドリュー・バリモア Drew Barrymore 他
【解説】
常夏の島ハワイ。水族館で獣医として働くプレイボーイのヘンリーは、ある日カフェでルーシーという女性と出会い、一目惚れ。意気投合した2人だったが、翌日また同じカフェで再会すると、彼女は冷たく他人行儀になっていた。実はルーシーは1年前に交通事故に遭い、その後遺症から一晩で前日の記憶を全てなくしてしまう短期記憶喪失障害を抱えていたのだった。家族や周囲の努力で、ルーシーはそうとは知らず同じ一日を繰り返していた。それでもヘンリーは毎日、初対面から始め、愛を告白する。こうして徐々に2人の関係は進展していくかに思われたが…。
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最近乱発気味(?)の記憶障害をテーマにしたロマンティック・コメディ。
ヘンリーが一目惚れした相手のルーシーは事故による記憶障害のために事故後の記憶が一日しか持たない。だから、彼女は目覚める度に毎日父親の誕生日を祝い、ヘンリーのことを忘れてしまう。彼女の家族や馴染みのダイナーの人々はそんな彼女を気遣い、ショックを与えないように同じ一日を繰り返している。諦めきれないヘンリーは毎日あの手この手で彼女を口説き落とし、関係を続けようとするが・・・というお話。
コメディにするにはかなり深刻な設定にも関わらず、ちゃんとコメディになっているのがスゴい。記憶障害をただ能天気にジョークのタネにする訳じゃなく、笑いの奥にある悲哀を感じさせるストーリー。
毎日恋に落ちる喜びや、何度も味わうファースト・キスの味の裏にあるのは、どんなにルーシーに愛を伝えても、どんなにヘンリーの愛に応えても、翌日には白紙に戻ってしまう切なさ、毎朝ビデオを見て自分の状況にショックを受け続けるルーシーの辛さ(「シックス・センス」のくだりは笑ってしまったけれど)。ルーシーがヘンリーに逢った日にだけ口ずさむビーチ・ボーイズの曲にしても、嬉しい場面もあれば切ない場面もある。
クライマックスでのちょっとした奇跡や安直でない締めにも好感が持てる。現実的に考えれば不幸に違いないルーシーの身の上がちょっと羨ましくなるような、そんなラスト・シーン。
アダム・サンドラーもドリュー・バリモアも決して美男美女とは言えないけれども、彼らの幸せそうな顔が出てくると、画面がパァッと明るくなる。思わず観ているこちらも嬉しくなってしまうような。水族館の動物たちも、ちょっとやりすぎな感はあるけれど微笑ましい。
舞台となるハワイの力強く暖かな風景がストーリーの雰囲気に良く合っていて、ラストとの対比も効いていて良い。
【超個人的評価】
映画:「オペラ座の怪人」
オペラ座の怪人 [The Phantom of the Opera]
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監督: ジョエル・シューマカー Joel Schumacher
出演: ジェラルド・バトラー Gerard Butler
エミー・ロッサム Emmy Rossum 他
【解説】
1919年のパリ。今や廃墟と化したオペラ座で、かつて栄華を極めた品々がオークションにかけられていた。そして、謎の惨劇に関わったといういわく付きのシャンデリアが紹介された瞬間、時代はその悲劇をもたらした1870年代へと舞い戻る――。当時、華やかな舞台でにぎわうオペラ座は、一方で、仮面をかぶった謎の怪人“ファントム”の仕業とみられる奇怪な事件の頻発に揺れていた。そのファントムを、亡き父が授けてくれた“音楽の天使”と信じ、彼の指導で歌の才能を伸ばしてきた若きコーラスガール、クリスティーヌ。彼女はある時、代役として新作オペラの主演に大抜擢され、喝采を浴びる。幼馴染みの青年貴族ラウルも祝福に訪れ、2人は再会を喜び合う。だがその直後、ファントムが現われ、クリスティーヌをオペラ座の地下深くへと誘い出すのだった…。
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シャンデリアが上がると同時に廃墟のオペラ座が復活していく冒頭のシーンは圧巻。でも残念なことにそれ以降はどんどん盛り下がってしまう。
ミニー・ドライヴァー以外の主要キャストが実際に歌っているというのは確かに凄いし、歌も上手いんだけど、胸に迫ってくるという程でもなく中途半端。せっかく役者を使うのなら、もっと台詞のパートを増やすとか、歌以外の場面を多く観たかったし、歌を中心にするなら、吹き替えにするなり本業の歌手を使うなりした方が良かった気がする。
台詞で語られる部分が少ないために、クリスティーヌがファントムとラウルのどちらに惹かれているのかが曖昧で、苦悩が伝わって来ない。ファントムにしても、クリスティーヌを愛しているのか、オペラ座を支配したいのかが分かりにくい。
肝心の歌パートも必要以上にロック調でクラシカルな作品の雰囲気とズレてしまった感あり。ただし、ラストの三人の掛け合いのパートやエンドロールの”Learn To Be Lonely” は良かった。
ファントム役のジェラルド・バトラーは色気はたっぷりなんだけど、ファントムにしてはちょっとゴツいような。クリスティーヌ役のエミー・ロッサムは所々輝く場面あり。
【超個人的評価】
第79回アカデミー賞ノミネーション所感
アカデミー賞のノミネーションが発表されましたね。
先日の予想結果と合わせてどうぞ。
【作品賞 -Best Motion Picture-】 My Predictions : 4/5
バベル Babel
ディパーテッド The Departed
硫黄島からの手紙 Letters from Iwo Jima
リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine
クィーン The Queen
ドリームガールズ Dreamgirls
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作品賞・監督賞から「ドリームガールズ」がOUT。
ここのところのアカデミー賞でのミュージカル作品の受けの悪さが如実に表れた感じ。
個人的には「リトル・ミス・サンシャイン」に頑張ってもらいたいところ。
【監督賞 -Best Director-】 My Predictions : 4/5
クリント・イーストウッド Clint Eastwood (硫黄島からの手紙)
スティーヴン・フリアーズ Stephen Frears (クィーン)
ポール・グリーングラス Paul Greengrass (ユナイテッド93)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ Alejandro Gonzalez Inarritu (バベル)
マーティン・スコセッシ Martin Scorsese (ディパーテッド)
ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス Jonathan Dayton, Valerie Faris (リトル・ミス・サンシャイン)
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作品賞・監督賞に硫黄島からの手紙/クリント・イーストウッドがノミネート。
「父親たちの星条旗」との票割れでノミネートを逃すのではないかと思ってたけど、予想以上にイーストウッド・ブランドは強力っぽい。
本戦では「父親たちの星条旗」の支持票も流れそうなので、俄かにビッグ・コンテンダーに。
マーティン・スコセッシはまたイーストウッドに敗れる?
【主演男優賞 -Best Leading Actor-】 My Predictions : 4/5
レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio (ブラッド・ダイヤモンド)
ライアン・ゴズリング Ryan Gosling (Half Nelson)
ピーター・オトゥール Peter O'Toole (Venus)
ウィル・スミス Will Smith (幸せのちから)
フォレスト・ウィテカー Forest Whitaker (The Last King of Scotland)
レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio (ディパーテッド)
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レオナルド・ディカプリオは「ディパーテッド」ではなく「ブラッド・ダイヤモンド」でのノミネート。
前哨戦では「ディパーテッド」での評価の方が高かったけど、主演か助演かで票割れが出てノミネートを逃した様子。
しかし、本戦で「ディパーテッド」の支持票を取り込むことが出来れば、もしかしたらもしかする?
【主演女優賞 -Best Leading Actress-】 My Predictions : 5/5
ペネロペ・クルス Penelope Cruz (ボルベール<帰郷>)
ジュディ・デンチ Judi Dench (Notes on a Scandal)
ヘレン・ミレン Helen Mirren (クィーン)
メリル・ストリープ Meryl Streep (プラダを着た悪魔)
ケイト・ウィンスレット Kate Winslet (Little Children)
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この部門は、随分前からこの5人で決まってたようなもの。
受賞もおそらくヘレン・ミレン姐さんで決まりでしょう・・・。
【助演男優賞 -Best Supporting Actor-】 My Predictions : 4/5
アラン・アーキン Alan Arkin (リトル・ミス・サンシャイン)
ジャッキー・アール・ヘイリー Jackie Earle Haley (Little Children)
ジャイモン・ハンスゥ Djimon Honsou (ブラッド・ダイヤモンド)
エディ・マーフィ Eddie Murphy (ドリームガールズ)
マーク・ウォルバーグ Mark Wahlberg (ディパーテッド)
ジャック・ニコルソン Jack Nicholson (ディパーテッド)
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「ディパーテッド」からはジャック・ニコルソンではなくマーク・ウォルバーグがノミネート。
ジャック・ニコルソンもディカプリオ同様、主演か助演かで票割れが出た?
この部門は誰が受賞してもおかしくない混沌とした展開で面白そう。
【助演女優賞 -Best Supporting Actress-】 My Predictions : 5/5
エイドリアナ・バラッザ Adriana Barraza (バベル)
ケイト・ブランシェット Cate Blanchett (Notes on a Scandal)
アビゲイル・ブレスリン Abigail Breslin (リトル・ミス・サンシャイン)
ジェニファー・ハドソン Jennifer Hudson (ドリームガールズ)
菊地凛子 Rinko Kikuchi (バベル)
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菊地凛子が無事ノミネート。
ただ、同部門に同作品からエイドリアナ・バラッザもノミネートされているため、票割れが起こりそう。
本命のジェニファー・ハドソンの対象作「ドリームガールズ」が作品賞・監督賞から外れたのがプラスとなるかマイナスとなるかに掛かっている?
【アニメーション映画賞 -Best Animated Feature Film-】 My Predictions : 3/3
カーズ Cars
ハッピー フィート Happy Feet
モンスター・ハウス Monster House
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事実上「カーズ」と「ハッピー フィート」の一騎打ち。
「ハッピー フィート」がピクサーの牙城を崩せるか?
受賞者予想はまた今度。
第79回アカデミー賞ノミネーション予想
明日はいよいよアカデミー賞のノミネート発表ということで、主要部門のノミネーション予想でも。
【作品賞 -Best Motion Picture-】
ディパーテッド The Departed
ドリームガールズ Dreamgirls
バベル Babel
クィーン The Queen
リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine
Runner-Up
ユナイテッド93 United 93
【監督賞 -Best Director-】
マーティン・スコセッシ Martin Scorsese (ディパーテッド)
スティーヴン・フリアーズ Stephen Frears (クィーン)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ Alejandro Gonzalez Inarritu (バベル)
ポール・グリーングラス Paul Greengrass (ユナイテッド93)
ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス Jonathan Dayton, Valerie Faris (リトル・ミス・サンシャイン)
Runner-Up
ビル・コンドン Bill Condon (ドリームガールズ)
【主演男優賞 -Best Leading Actor-】
フォレスト・ウィテカー Forest Whitaker (The Last King of Scotland)
ピーター・オトゥール Peter O'Toole (Venus)
ライアン・ゴズリング Ryan Gosling (Half Nelson)
レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio (ディパーテッド)
ウィル・スミス Will Smith (幸せのちから)
Runner-Up
サシャ・バロン・コーエン Sacha Baron Cohen (Borat)
【主演女優賞 -Best Leading Actress-】
ヘレン・ミレン Helen Mirren (クィーン)
ジュディ・デンチ Judi Dench (Notes on a Scandal)
メリル・ストリープ Meryl Streep (プラダを着た悪魔)
ペネロペ・クルス Penelope Cruz (ボルベール<帰郷>)
ケイト・ウィンスレット Kate Winslet (Little Children)
Runner-Up
マギー・ギレンホール Maggie Gyllenhaal (Sherrybaby)
【助演男優賞 -Best Supporting Actor-】
ジャック・ニコルソン Jack Nicholson (ディパーテッド)
エディ・マーフィ Eddie Murphy (ドリームガールズ)
ジャイモン・ハンスゥ Djimon Honsou (ブラッド・ダイヤモンド)
ジャッキー・アール・ヘイリー Jackie Earle Haley (Little Children)
アラン・アーキン Alan Arkin (リトル・ミス・サンシャイン)
Runner-Up
ベン・アフレック Ben Affleck (ハリウッドランド)
【助演女優賞 -Best Supporting Actress-】
ジェニファー・ハドソン Jennifer Hudson (ドリームガールズ)
菊地凛子 Rinko Kikuchi (バベル)
ケイト・ブランシェット Cate Blanchett (Notes on a Scandal)
エイドリアナ・バラッザ Adriana Barraza (バベル)
アビゲイル・ブレスリン Abigail Breslin (リトル・ミス・サンシャイン)
Runner-Up
エミリー・ブラント Emily Blunt (プラダを着た悪魔)
【アニメーション映画賞 -Best Animated Feature Film-】
カーズ Cars
ハッピー フィート Happy Feet
モンスター・ハウス Monster House
Runner-Up
マウス・タウン ロディとリタの大冒険 Flushed Away
鶴亀算が得意
どうも。今更ながら明けましておめでとうございます。
早速ですが、マクドナルドのCMの
♪さよなら三角、また来て四角、四角は紅茶、紅茶は赤い、赤いはリンゴ、リンゴは甘い、甘いは三角マロンパイとティーセレクト♪
っていう歌の「四角は紅茶」の所がどうしても納得できない。
初めはてっきりアップルパイと紅茶のセットだから無理矢理「紅茶」と「リンゴ」を入れたかったのかな?と思ってたけど、よく見たらマロンパイじゃん!! どういうこと? せめて「四角は紅茶のティーバッグのパッケージの形」くらいじゃないのか。
ああ、けしからん、けしからん。そうやってマクドナルドの罠にまんまと嵌っている自分がけしからん。
という訳で、今年もやっぱりどうでもいいことに突っ掛かっていく所存ですので宜しくお願い致します。
