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映画:「シムソンズ」


シムソンズ

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監督: 佐藤祐市
出演: 加藤ローサ
    藤井美菜     他
【解説】
 北海道の小さな町、常呂町。地元の高校に通う平凡な女子高生・伊藤和子は、夢ややりたいことも見つからず退屈な毎日を過ごしながらも、漠然とした不安や焦りを感じていた。そんなある日、和子は長野オリンピックに出場した憧れのカーリング選手、加賀真人に触発されてカーリング・チーム結成を決意する。集まったのは親友の史江、家業の牧場の手伝いに励む菜摘、そして真人に紹介された唯一の経験者、美希の4人。こうして揃った即席チームは、真人に無理やり頼まれたという大宮平太コーチの指導の下、北海道大会に向けてどうにかスタートを切るのだったが…。
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「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」と同系統の青春スポ根映画。2002年のソルトレイク冬季五輪に女子日本代表として挑んだチーム“シムソンズ”の4人の実話をモデルにした作品。
不純な動機、仲間の勧誘、孤高の天才キャラ、内輪もめ、再結集、試合での健闘・・・と展開はあまりにもベタなんだけど、どこか引き付けられるものがある。北海道の美しい景色やJUDY AND MARYの音楽がその一端を担っているのは間違いないけれど、“シムソンズ”を演じた4人のその年代にしか出せない瑞々しさ(決して演技が上手いとは言えないけれど)が大きいと思う。
特に良かったエピソードは、ある人物の嘘で崩壊したチームが、同じ人物の嘘で再度団結するところ。読める展開なんだけど思わず涙。他にも、仲間に背を向けたメンバーに「私を見つけてくれてありがとう」と言う場面や、コーチの息子がスケッチブックに書いていた言葉など、要所要所でツボを押さえてあってテンポよく話が進むので心地よい。
再結集後は、ピンチになっても必ず誰かが笑顔を見せてチームの雰囲気を変え、「ストーンは一人で投げるんじゃない、みんなで投げるんだ」という言葉を体現していて、観ているほうも一緒になって応援してしまう。
2006年のトリノ冬季五輪で注目を集めたカーリング(この時は“シムソンズ”解散後でメンバー2人が出場)だけど、そのブーム以前にカーリングに目を付けてこの作品を作っていたっていうのも先見の明があったってことかねぇ。

【超個人的評価】
★9

うなぎパイの春華堂の電話番号:0120-210481(ニホンイチオイシイパイ)

テレビ見てて思ったんだけど、シンクロナイズドスイミングのソロって矛盾してないかね?

同調性を競うのがシンクロの醍醐味でしょう?

ソロじゃあ、シンクロしようがないがな。


イクラちゃんの復讐

友達がいないので、NintendoDSLiteをついに購入。なかなか楽しい。

最近ムカついたこと。

【其の壱】
改札口の真ん前でおもむろに定期を探り出すオヤジ。
前もって出しとけ。んで、見つからんのなら、改札口の脇に避けてから探せ。
思わず舌打ちしたら聞こえたみたいで「えっ!?」って感じで見てきたから、とりあえずガン飛ばしといた。

【其の弐】
横断歩道の上に止まって客待ちしているタクシー。
ありえない。警察に電話しようかと思った。
ま、こっそり傘の先でギーーーーッと傷を付けてあげたけどね。いや、不可抗力ですよ、勿論。

【其の参】
レジで割り込みしてきたババア。
レジ打ちの人が「並んでますので後ろへ…」って言ってるのに、「ワタシ急いでるから!」って訳分からん。
で、結局付き合いきれなくなったレジの姉ちゃん(ちょっとヤンキーっぽい)が「次の方どうぞ~」って、そのババア完全無視。
店としてはNGな対応かも知れんが、思わず「Good Job!」って言ってやりたくなったよ。

第79回アカデミー賞

授賞式の感想。
司会のエレン・デジェネレスの進行は悪くなかったけど、ちょっと毒が中途半端だったような。どうせやるなら徹底的に毒を吐いたほうが面白かったのに。
プレゼンターで好印象だったのは、やっぱり作品賞プレゼンターのフランシス・フォード・コッポラ&ジョージ・ルーカス&スティーヴン・スピルバーグの大物監督3人組。コントのようなやりとりが楽しかったし、その3人からスコセッシへオスカーが渡った時には会場も大歓声で感動的。スコセッシは相変わらずの早口で「Thank you!」を繰り返して本当に嬉しそうで、観ている方も幸せな気持ちになりました。(その後の作品賞発表を舞台袖から見守っていたのも可愛らしかった)
あとは、アビゲイル・ブレスリン&ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスのチビっ子コンビ。ジェイデンが進行を間違ったり、言葉が詰まったりした時にさっとフォローするアビゲイルが姉弟のようで微笑ましかった。それを客席から見守るウィル・スミス夫妻も良い家族っぷりが伺えて好印象。
ウィル・フェレル&ジャック・ブラック&ジョン・C・ライリーのミュージカル風コントもなかなか良かった。ジャック・ブラックは友達にすると面白いタイプかも(でも段々ウザくなるかも)。
受賞スピーチでの好印象は、ヘレン・ミレン。最後にオスカー像を掲げて「クイーンへ」と締めた姿は格好良すぎ。逆にイマイチだったのはジェニファー・ハドソン。世間的には感動的なスピーチとの評判らしいけど、どうもねえ…。去年のジェイミー・フォックス(「ドリームガールズ」で共演)と内容は被ってるし、彼女は何となく底意地の悪そうな感じがする。あの仏頂面のブサイクさ加減がダメなのかしら。個人的にいけ好かないだけかも。フォレスト・ウィテカーも結局何が言いたいのよ、って感じだったけど。
あとは、受賞スピーチではないけど、アル・ゴア元副大統領&レオナルド・ディカプリオのどうでもいい話は論外。しょうもないジョークを話す時間があるなら、こんな所じゃなくてもっと意味のある所でお得意の環境問題の講演でもやってろよ、って感じ。
他に気になったのは、ブレイク前に「ピロボラス」っていう影絵集団のパフォーマンスがちょこちょこ入ってたけど、これが何気にすごかった。
ドレスが素敵だったのは、ニコール・キッドマン、ヘレン・ミレン、ケイト・ウィンスレット、リース・ウィザースプーン。


続いて授賞結果の感想。
まず驚いたのは、作品賞を「ディパーテッド」が獲ったこと。確かに興行的に一番成功した作品ではあったけれども、娯楽色が強くてしかもリメイク作なので、芸術性という意味で敬遠されるかと思ったけど、やっぱり今年はスコセッシの年だったってことかな。去年の「クラッシュ」の流れから行けば、「バベル」や「リトル・ミス・サンシャイン」が獲っておかしくないはずだけど、アカデミーも従来のいかにもハリウッド的な作品を良しとするか、いかにも芸術性・ストーリー性重視の作品を良しとするか、色々方向性を探っている段階なのかな。「ドリームガールズ」が作品賞ノミネートを逃した時には後者が重視されたように思えたけど、受賞結果を見ると、結局前者を重視しているようで迷走している感じ。
「パンズ・ラビリンス」は、ハリウッド作品相手に撮影賞・美術賞・メイキャップ賞を獲っていながら、外国語映画賞を逃すという結果に。外国語映画賞はヨーロッパ勢が強い、という壁は破れなかった模様。
主題歌賞はノミネート5作のうち3作までが「ドリームガールズ」からだったのに、受賞したのは「不都合な真実」。単に票割れしただけかもしれないけど、「不都合な真実」を評価することで政治的な態度を表そうとするアカデミー会員の態度が透けて見えるようで何となく気に入らない結果。



以下、受賞結果一覧

!!は予想外の結果だった部門。



◆作品賞
!! ディパーテッド The Departed


◆監督賞
   マーティン・スコセッシ Martin Scorsese (ディパーテッド)


◆主演男優賞
   フォレスト・ウィテカー Forest Whitaker (ラストキング・オブ・スコットランド)


◆主演女優賞
   ヘレン・ミレン Helen Mirren (クィーン)


◆助演男優賞
   アラン・アーキン Alan Arkin (リトル・ミス・サンシャイン)


◆助演女優賞
   ジェニファー・ハドソン Jennifer Hudson (ドリームガールズ)


◆脚本賞
   マイケル・アーント Michael Arndt (リトル・ミス・サンシャイン)


◆脚色賞
   ウィリアム・モナハン William Monahan (ディパーテッド)


◆撮影賞
!! ギレルモ・ナヴァロ Guillermo Navarro (パンズ・ラビリンス)


◆編集賞
!! セルマ・スクーンメイカー Thelma Schoonmaker (ディパーテッド)


◆作曲賞
   グスタヴォ・サンタオラヤ Gustavo Santaolalla (バベル)


◆録音賞
   ドリームガールズ Dreamgirls


◆音響効果賞
   硫黄島からの手紙 Letters From Iwo Jima


◆主題歌賞
!! 「I Need to Wake Up」  (不都合な真実)


◆美術賞
   ユージェニオ・カバレロ Eugenio Caballero (パンズ・ラビリンス)


◆衣装デザイン賞
   ミレーナ・キャノネロ Milena Canonero (マリー・アントワネット)


◆メイキャップ賞
   パンズ・ラビリンス Pan's Labyrinth


◆視覚効果賞
   パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest


◆アニメーション映画賞
!! ハッピー フィート Happy Feet


◆外国語映画賞
!! 善き人のためのソナタ The Lives Of Others (ドイツ)


◆ドキュメンタリー映画賞(長編)
   不都合な真実 An Inconvenient Truth


◆ドキュメンタリー映画賞(短編)
   The Blood of Yingzhou District


◆短編賞(実写)
   West Bank Story


◆短編賞(アニメーション)
   Tha Danish Poet


第79回アカデミー賞受賞予想

さて、そろそろアカデミー賞の受賞予想でも。

★が本命、☆が対抗です。


【作品賞 -Best Motion Picture-】
★バベル Babel
  ディパーテッド The Departed
  硫黄島からの手紙 Letters from Iwo Jima
☆リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine
  クィーン The Queen

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アンサンブル演技で評価の高い「バベル」「ディパーテッド」「リトル・ミス・サンシャイン」の三つ巴。
「ディパーテッド」はスコセッシの監督賞に票を取られ、この部門では敬遠されそう。アメリカでの知名度は低いものの「インファナル・アフェア」のリメイク作であることもマイナス。
「バベル」と「リトル・ミス・サンシャイン」を比較すると、後者は作品賞に直結することの多い監督賞、編集賞で候補落ちしており、「バベル」がやや有利か。
「硫黄島からの手紙」は「父親たちの星条旗」の支持票が取り込めるとはいえ、外国語(日本語)映画のため不利。
「クィーン」の票はヘレン・ミレンに持っていかれる。


【監督賞 -Best Director-】
☆クリント・イーストウッド Clint Eastwood (硫黄島からの手紙)
  スティーヴン・フリアーズ Stephen Frears (クィーン)
  ポール・グリーングラス Paul Greengrass (ユナイテッド93)
  アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ Alejandro Gonzalez Inarritu (バベル)
★マーティン・スコセッシ Martin Scorsese (ディパーテッド)

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6度目のノミネートながら、未だ受賞していないマーティン・スコセッシに功労賞的な意味も込めて票が集まりそう。
ただ、作品はエンターテイメント性が強いリメイク作のため、この作品でスコセッシに賞をあげていいのか疑問に思う会員は少なくないはず。
ポール・グリーングラスの演出力は高く評価されているが、テーマがテロなだけに敬遠されそう。
スティーヴン・フリアーズの「クィーン」の票はヘレン・ミレンに集中してここでは票を得られそうにない。
熱狂的なファンを持つアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥも可能性がなくはないが、アンサンブル演技と合わせて作品賞で評価されると見て、ここでは外しておく。
クリント・イーストウッドは「硫黄島からの手紙」だけでなく、「父親たちの星条旗」の分の票も見込める。スコセッシに対抗できるとすればイーストウッドか?


【主演男優賞 -Best Leading Actor-】
  レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio (ブラッド・ダイヤモンド)
  ライアン・ゴズリング Ryan Gosling (Half Nelson)
☆ピーター・オトゥール Peter O'Toole (Venus)
  ウィル・スミス Will Smith (幸せのちから)
★フォレスト・ウィテカー Forest Whitaker (ラストキング・オブ・スコットランド)

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ライアン・ゴズリングはキャリアが浅いうえ、作品の公開時期が早く印象が弱まっている感があり。
レオナルド・ディカプリオは「ディパーテッド」での評価の方が高く、「ブラッド・ダイヤモンド」での受賞というのは敬遠されるかもしれない。
実在の人物役が強いアカデミー賞。この部門ではウィル・スミスとフォレスト・ウィテカーが該当。前哨戦で強さを発揮したフォレスト・ウィテカーは、黒人票も取り込めそうなので本命。
ピーター・オトゥールは名誉賞を受賞済みだが演技賞は未受賞。大ベテランの奮起に同情票が集まりそう。


【主演女優賞 -Best Leading Actress-】
  ペネロペ・クルス Penelope Cruz (ボルベール<帰郷>)
  ジュディ・デンチ Judi Dench (あるスキャンダルの覚え書き)
★ヘレン・ミレン Helen Mirren (クィーン)
☆メリル・ストリープ Meryl Streep (プラダを着た悪魔)
  ケイト・ウィンスレット Kate Winslet (Little Children)

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前哨戦圧勝でアカデミー賞受賞経験のないヘレン・ミレンでほぼ確定。
いかにメリル・ストリープといえど、今年のヘレン・ミレンの勢いにはかなわないだろう。
ペネロペ・クルスはノミネートされたこと自体が勲章。ケイト・ウィンスレットはいつか必ず受賞する人。でもこの作品ではない。


【助演男優賞 -Best Supporting Actor-】
★アラン・アーキン Alan Arkin (リトル・ミス・サンシャイン)
  ジャッキー・アール・ヘイリー Jackie Earle Haley (Little Children)
  ジャイモン・ハンスゥ Djimon Honsou (ブラッド・ダイヤモンド)
☆エディ・マーフィ Eddie Murphy (ドリームガールズ)
  マーク・ウォルバーグ Mark Wahlberg (ディパーテッド)

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混戦模様のこの部門。前哨戦で評価の高かったのはエディ・マーフィ。しかし、以前にも本命視されていたポール・ジアマッティが受賞を逃すなど、アカデミー会員はコメディアンに冷たい。
逆にブランクのある俳優のカムバックを歓迎する傾向があるので、アラン・アーキンやジャッキー・アール・ヘイリーが有利。
作品自体の評価も高いアラン・アーキンを本命に。エディ・マーフィが前哨戦の勢いのまま受賞できるか?


【助演女優賞 -Best Supporting Actress-】
  エイドリアナ・バラッザ Adriana Barraza (バベル)
  ケイト・ブランシェット Cate Blanchett (あるスキャンダルの覚え書き)
☆アビゲイル・ブレスリン Abigail Breslin (リトル・ミス・サンシャイン)
★ジェニファー・ハドソン Jennifer Hudson (ドリームガールズ)
  菊地凛子 Rinko Kikuchi (バベル)

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新人に優しいこの部門。とは言え、ケイト・ブランシェット以外の候補者は全員が初ノミネーションのため決め手にならず。
ケイト・ブランシェットは「アビエイター」での受賞が記憶に新しく、今回は敬遠されそう。
菊地凛子、エイドリアナ・バラッザは同作品からのノミネートのため、票割れで望み薄。
前哨戦で評価が高かったジェニファー・ハドソンが本命。しかし、対象作は作品賞・監督賞から候補落ちしていて不安が残る。
そこに対抗できるのは、評価の高い作品で肝となる役柄を演じたアビゲイル・ブレスリン。


【アニメーション映画賞 -Best Animated Feature Film-】
★カーズ Cars
☆ハッピー フィート Happy Feet
  モンスター・ハウス Monster House

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これまでアカデミーアニメーション映画賞とアニー賞の受賞作はまったく同じ。
そのアニー賞を受賞した「カーズ」が本命。
ただ「ハッピー フィート」の評価も高いだけに、逆転もありうるかも?



発表は、日本時間の2月26日。

どんなサプライズがあるのかな?

個人的には「リトル・ミス・サンシャイン」が健闘してくれると嬉しい。