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ファビアンプリオヴィユ&バレエノア

ピナ・バウシュのヴッパダール舞踊団のメンバーだったファヴィアンプリオヴィユの作品に、去年バレエ協会で一緒に踊った友人が出演しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/ballet_n_mail/3605885.html

ぜひぜひ。


■ファビアンプリオヴィユ(Fabien Prioville)
 2006年にピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団を退団後
 ソロとして世界で活躍中。
 今回はこの公演のために来日中
 バレエノアの若いダンサーのたまごたちと作品を創作中

ダンサーのプランにファビアンプリオヴィユ氏がアドバイスして
作品は進化を続けています。

・ファビアンプリオヴィユ&バレエノア
 4/16(水)~17(木) 両日19:00開演
 @彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
 前売り\3,000 当日\3,500
 全席自由
 
 主催:NPO法人BalletNoah(バレエノア) http://www.ballet-noah.com
チケットのお問い合わせ 
tel.027-321-5221 
e-mail:fopika@ballet-noah.com

鳥と少年



鳥のことに詳しい少年に出会った。

彼のまぶたには涼しい水平線がはしっていて、そういう温度のひとみを見ると私はあるひとを思い出してしまう。
あるひと、ではなくてもしかしたらある描写なのかもしれないけれど。

まがもが一番きれいだ、と彼は言った。
あの緑のがまがもだよ。
ほおじろがもも、彼のおかげでおぼえることができた。

「ひよどりと暮らしているんだよ。」
と言うと、
「え、野鳥じゃん。飼っちゃいけないんだよ。」
とさすがによく知っている。
いつかかえすの、と訊くから、もう外に放したらご飯がとれないんじゃないかと思うからずっと大事にすることに決めたの、と話した。
彼は何か音を発したけれどそんなに納得がいったようではなかった。

あとからお父さんとお母さんと一緒にいたところを見たけれど、私たちに気づくとちょっとにやりとした。
家族と一緒にいるところを見られて気恥ずかしそうにするそのようすはまるで、もう少し大きな男の子のようだった。


それから何時間か経って、名残惜しく門をくぐろうとしたとき、また彼に遇った。
その邂逅に驚きつつも、疲れてぼおっと門に腰掛けていたのを見られて恥ずかしかったのか、苦笑いしていた。

翼、うぶ毛、みずかき


保護されていた小さなふくろう。
怪我をしているのか、まだ子供なのかわからないけれどしきりに翼をひろげてふぁさふぁさとゆすっていた。
怖いから威嚇しているのか、飛ぶ練習がしたいのか、なんなのかはわからない。

ちゅんのことをふと、おもいだす。



かるがもの子供をみかけた。
細かいうぶ毛に覆われていていかにもあったかくて軽くてとくとくしそうだ。
お母さんの近くで水に浮いてみたりもしてみた。
そりゃあ、浮くさ、と思う。
ありんこがビルからおちても死なないような感じがするのとおなじで。

おかあさんと羽根の色は違うのに、くちばしはおんなじカーブ。
手前の子は真剣に自分のみずかきを見ている。

ハーメルンのワラビー使い、孔雀


ワラビーの広場の前に外ワラビーがいた。
あたまじゃないところを撫でてね、と飼育係のおじさんが子供たちに教えている。
私もしゃがみこんでワラビーに触る。
おおきな、キウイみたいな毛並みだ。
目がくりくりしていて手がたえず中途半場なところに飛び出していて可愛い。
なにかの拍子にびょん、とつかみかかってくる。
痛くないみたいだけど。

かわいいかわいい、とはしゃいでいる小さな子たちもかわいくて、そこに埋もれてぎこちなく笑っていたおじさんもかわいかった。



ワラビーは臆病なんだって。
このこは珍しく、ひとに触られても大丈夫なんだそう。
大人なのかな。子供なのかな。ちょっと分からない。顔は子供みたいだったけれどどうだろう。



多摩動物園には野良くじゃくが何羽かいてときどき雄たけびをあげているのだけれど、やぎの小屋にも降り立っていた。
ぐるりと取り囲んだ子供たち全員にちゃんとエメラルドのひとみを見せようと力んでいるのか、足踏みをしながらびりびり震えてパラボナアンテナのように受信送信を繰り返していた。

memo/光の様態・版画・宮沢賢治・荒木経惟

・光の様態 勝井三雄展
4/4~6/24 @池田20世紀美術館(SHIZUOKA)
グラフィックデザインという領域から、新たな領界「ZONE」を拓いてきた勝井三雄さんの50年におよぶ軌跡。創造の原点と到達した地平を解き明かす。
→池田20世紀美術館
http://www.nichireki.co.jp/ikeda/

・いとも美しき西洋版画の世界 ─紙片の小宇宙を彷徨う
4/5~5/18 @ 埼玉県立近代美術館(SAITAMA)
15世紀に登場したドイツのデューラーをはじめ、16世紀フランドルのブリューゲル、17世紀オランダのレンブラント、フランスのカロ、18世紀スペインのゴヤ、19世紀のルドンやビアズリー、20世紀のルオー、ピカソ、エッシャーまで、各時代の代表的版画家・画家の作品を一堂に。
→埼玉県立近代美術館
http://www.momas.jp/

・ 絵で読む宮沢賢治展
4/5~5/25 @静岡アートギャラリー(SHIZUOKA)
直筆の原稿や数少ない水彩画、病床で綴られた雨ニモマケズ手帳などにより賢治の人となりやその生涯の紹介と、賢治童話に触発され描かれた約50名の絵本作家による絵本原画の紹介。
→静岡アートギャラリー
http://www.art.shizuoka-city.or.jp/

・荒木経惟写真展 『YAMI NO HANA(ARAKI’s jewelry and flower)』
4/11~20 @表参道ヒルズ スペース[O:](TOKYO)
荒木経惟による「宝石」と「花」をテーマとした写真展『YAMI NO HANA(ARAKI’s jewelry and flower)』。
→表参道ヒルズ
http://www.omotesandohills.com/event/