アマヤドリ -379ページ目

共棲

あきらめて
冷めた目で
見ていくことになるのかしら

一歩引いて
でもこの爆弾みたいな
もどかしさをひきずって

全部とらなきゃいやと
全部くれなきゃいやと


…あれはもう
すぎたことなのかな

振り返って
笑うんだろうか
髪を振りほどくみたいに

それとも

また




心は
いつもいつも残酷な秘密をもつ

微睡む夕闇

久しぶりに一日丸々だらけた。随分たっぷり眠ったし元気がたまってよかった。

夕方クリーニングを取りに行くついでに軽い夕食のものを買い、本屋さんへ。
もうすぐ今読んでいる『今はもうない』がおわるので『数奇にして模型』と『有限と微小のパン』を買ってきた。これでS&Mシリーズは終わり…なのかな?
これを読み終えたら友達に薦められている他の作家のものも読んでみよう。

今日は満月だろうか。
低いところにぽっかり大きなクリーム色の月が浮かんでいた。
夜の月は暗やみに特別な存在として輝いているけれどまだ夕方の、家並みの色もはっきりとしている時間の月はとても不安定に見える。
私が歩くとついてくるのは、不安だからなのかな…と思わせるような。

淡い紫と紺と金色の入り混じる空の中空から私を呼び止める。

3つのプレゼント

昨日嬉しかったこと。

バイト先から帰ろうとしたら上司(男性)に「帰る前に手伝え」と呼び止められた。急ぐのでちょっと焦っていたらどたんばたんロッカーから包みを取出し「女の子たちにクリスマスプレゼントだ」とぶっきらぼうに渡された。
もうすごく照れちゃってるらしくお礼を言っても聞いてくれなかった。

ふたつめ。
その後の教えで。
クリスマスプレゼントを用意(キャンディをネックレスのように繋げたものと折り紙でツリーを折ったもの)して渡して写真を撮った。みんな喜んでくれて記念撮影をした。
帰りに、お父さんに「先生にありがとういいなさい」って言われたらしく私のところにアリガトを言いにくる子供たち。
そしたら「先生には何にもあげるものないけどごめんね」って言う。
何て可愛いんだろう…思わず胸がいっぱいになってコトバに詰まっちゃった。
いつのまにそんな大きくなったの?

最後。
東京ミレナリオからの帰り、電車の座席が一つ空いていたので彼が「座れば?」と言ってくれた。
私が座ろうとしたら隣の男の子が「どうぞ」と彼に席を譲ってくれた。「クリスマスプレゼント?」と彼が聞くと男の子は照れながら遠くに行っちゃった。


幸せがみんなのうえにも降り掛かりますように…と、ちょっとやさしい気持ちになった。

東京ミレナリオ

昨日は夜待ち合わせをして東京ミレナリオを見にいく。東京駅はなかなかメールが繋がらない程の人、人…。
私はミレナリオは東京駅の目の前に光の門がただおいてあるだけかと思っていたが放送で「ミレナリオは入り口まで35分の待ち時間となっております」とか「トイレは設置しておりません」とか言っている。
…何か会場のようなものの中にあるのだろうか?全く知識がなかった。大体“ミレナリオ”ってどういう意味なんだろうか…。

繋がりにくい電波をかいくぐって何とか待ち合わせ成功。
もうすでに駅の前から並んでいる。一体この列はどこに向かうのか…

こんなに並んでいるのはどうやら赤信号を待つためらしい。東京駅に向かう正面の道路は閉鎖していないのでそれをつっきる形で進む列を何人もの警備員がコントロールしているのだ。
すごい人で通勤電車みたい。でも楽しい。
彼の持ってきたケーキが潰れないように進む。
時々ナイトクルーズのヘリコプターが空を横切る。

人の頭の向こうに光の門が見えると自然と列の足が早まる。
綺麗…。
遠くから見るとちょっとイスラムの寺院のよう。ディズニーランドのパレードが近づいてくるわくわくに似た気持ちになる。
門のふもとではみんな携帯やカメラで写真を撮っている。そんな立ち止まりが積もってこの35分もの渋滞をつくるのだ。私も何回も携帯で写真を撮る。

くぐってしまうとちょっと拍子抜けな感じに照明がまばらなんだけれど、振り返って撮ったり道に並ぶお店を見て楽しんだり。

でもかなり途中から、あんなに並ばなくても見れたのだということに気付く。入り口を正面からくぐりたければ並ばなきゃ駄目だけれど横道からでも十分楽しむことはできる。アーケードの中は脇道へ出られるようになっているから途中からならメインの通りに入れるし。

アーチが終わり有楽町側から振り向いた時の景色もかなり綺麗だった。
ちらっと見たいのならこちらから見るのもお薦め。

イベントには並んだりするのが面倒で今までなかなか出掛けなかったが、行ってみたらやっぱり楽しい。素敵な思い出になった。

東京ミレナリオはこの後1/1まで。21時まで点灯しているのでよかったら行ってみてね☆

飛べない夢

仕事帰りにビルの屋上にヘリコプターが停まるところを見た。大きな躯であんな狭いところに。風もあるのに斜めに緩く降りてきてぴたっと停まるから見事だ。

私はあまり飛行機に乗ったことがない。小さい時に2回、東京と福岡を行き来したことがあるだけ。一回目のフライトが揺れたのか恐かった印象があって、そのおかげで2回目はとても構えて乗ってしまった。両方ともにあまり良い印象がない。
空を飛ぶのは昔から夢だから楽しめなかったのは残念だ。
飛行機で雲の上を飛んで、それはもう素晴らしかった、という感想を聞く度に次こそは、と思う。


今でも空を飛びたい願望はあるらしく(すごくある)、たまに飛行機を操縦する夢を見る。
場所は普通の市街の道路だ。
道路を滑走し飛び立たなきゃいけないのになかなか飛んでくれず、翼で電信柱や民家を薙ぎ倒してしまう。しかしあまり深刻ではない。やっちゃった~という感じ。
操縦席の前のガラスは開いていて私はそこから「ぶつかるから、どいて!」と叫んでいる。犬や人がうわぁ、と飛び退く。

大抵飛び立とうとうんうん言って操縦桿を引いている間に目が覚めてしまう。


きっと夢占いは“身に余る高望みは叶わない”…だ。