飛べない夢 | アマヤドリ

飛べない夢

仕事帰りにビルの屋上にヘリコプターが停まるところを見た。大きな躯であんな狭いところに。風もあるのに斜めに緩く降りてきてぴたっと停まるから見事だ。

私はあまり飛行機に乗ったことがない。小さい時に2回、東京と福岡を行き来したことがあるだけ。一回目のフライトが揺れたのか恐かった印象があって、そのおかげで2回目はとても構えて乗ってしまった。両方ともにあまり良い印象がない。
空を飛ぶのは昔から夢だから楽しめなかったのは残念だ。
飛行機で雲の上を飛んで、それはもう素晴らしかった、という感想を聞く度に次こそは、と思う。


今でも空を飛びたい願望はあるらしく(すごくある)、たまに飛行機を操縦する夢を見る。
場所は普通の市街の道路だ。
道路を滑走し飛び立たなきゃいけないのになかなか飛んでくれず、翼で電信柱や民家を薙ぎ倒してしまう。しかしあまり深刻ではない。やっちゃった~という感じ。
操縦席の前のガラスは開いていて私はそこから「ぶつかるから、どいて!」と叫んでいる。犬や人がうわぁ、と飛び退く。

大抵飛び立とうとうんうん言って操縦桿を引いている間に目が覚めてしまう。


きっと夢占いは“身に余る高望みは叶わない”…だ。