アマヤドリ -317ページ目

疲れた象電車

今日は私用でバイトを休ませてもらっていたのだけれど、予定が変わったので急遽友達の家へ行くことに。

駅で電車を待ってたら、逆方向に来た電車に驚き!
先頭車両の頭に連結のアコーディオンみたいなのがついてるの!
普通一番前の車両は他の車両とは違うものだと思っていたんだけれど…だって小さい時持っていたおもちゃだってそうだったよね…。一両目って特別だった。一両目がなければ走らないし←動力がここにあるから。
ああやって途中の車両を先頭にもってくることもあるんだ…ということに気付くのにちょっとかかった。壊れちゃっているのかと一瞬驚いたから。
でもそういえば途中の車両にも運転席らしきモノがついてるところあるよなぁ。たまに終電近くになるとあの通路に入り込んでタバコすったりしてる大胆な人がいる。あれは実際に運転席になるのかぁ。そりゃあそうだよな…。
だけど先頭にあんな連結部分、しかも真ん中で切られて畳まれているのがくっついていたら、正面衝突した象みたいに見えて少し不吉だよ。あまり綺麗な電車じゃなくて顔部分が黒ずんでいるから本当に事故でもあったのかと思った。一瞬で神戸のことが頭にイメージされたもの。

その前に見かけた、すごく幸せそうにひとりでおしゃべりしながらホームの端ぎりぎりを歩いていた男の人のことが、頭から吹き飛んでしまった。

アマイミツ

ばかだね

欲張って
つい
手に入れたくなっちゃって

どんどん
どんどん

ただ
あたしは欲深になる



恐かったのはこれかぁ


ただの
透明な空を

ひとりぼっちで埋もれた
頬にあたる
草のにおいたちを

洞窟にひそむのは

コワイから近付けないなんてそんなもったいないことしたくないんだ。もしかしたら鈍感かもしれない私の痛覚がどんなに悲鳴をあげても。きちんとそれを感じたい。傷ついたり泣いたり苦しくてもそこから逃げ出せなくていい。逃げたいと願うかもしれないけれど、おわらせてと願うかもしれないけれど、どうか、そこで私を甘えさせないで。
だってたぶんその痛みや祈りが私を動かしているんだもの。笑ったり楽しかったり能天気でいることだけじゃなくて、切れるくらいの痛み。溺れてしまうくらいの夜明けの重さ。
知ってる。


目の前の風景は飛ぶように過ぎていく。それが大事なものなのか何を感じているのか確認する暇もないくらいに。だけど遠くに見えているあの景色はずっと変わらない。ついてくるお月さまみたいに、私が見つめるといつも、そこにいる。ちょっとずつ角度を変えてそれは、私に新しいことを教えてくれる。頷きながら、ただ、胸が苦しくなる。絞られるみたいに。


何がよかったのか、何が悪いのか、やっぱりわからない。
たぶんおなじ。
なんにも、決まりなんか多分ないんだ。
ゆらゆら揺れたり、波間に隠れたり、決意したり、許したり、油断したり、追い掛けてみたりして。



大丈夫かなわたし。
変わっちゃわないだろうか。


なにがいるのかな。

このゆくすえを、大事にだいじに歩いてゆくには……

帰りを待つ夕暮れ

長嶋茂さんが帰ってきた。
思ったより元気そうで本当によかった。
こんな風にみんなに心待ちにされ、そして復活でみんなに明るい気持ちをくれる。やっぱり、人気者だなぁ。よかった。どんどん回復してまた私たちを笑わせてほしい。

「いま、会いにゆきます」が今日からドラマになる。
映画も見ていないしドラマも見る気はなかったんだけど…ちょっと見たい気持ちになった。なんでだろ。優しいものに触れたいのかも。

つい自分のこだわるものにばかり目を向けてしまう。もちろんこだわりがあるのはいいことだけれど、それだけにかたまりがちで、私は柔らかでない気がする。
もっとふわふわと。
色んなものを見たらもっと色んなものを好きになれるかもしれない。


でも連続ドラマは、連続で見る自信がないんだよなぁ。




TRACKBACK

madrid-japanさん が何度見ても泣いてしまう「いま、会いにゆきます」。

 やっぱり録ればよかったかも…。

 “ひまわり”って、これのことかあ!!madrid-japanさん♪

東宝
いま、会いにゆきます DVD-BOX 〈初回限定生産〉

きまぐれ

どうしてかな。
いつも、不思議な感じの温度の風景になる。ぎゅっと凝縮されたような微妙に音が、引き潮みたいに引いているような。そしていつも、私は昔の私みたいだ。実際は経験のない昔の私。
必死に走ってみたりはらはら横顔を覗いてみたり涙を堪えてみたり。
それからとてもまともだ。まともでいながらにして、その破天荒な鮮やかさについつい吹き出す。
この子の瞳にもっと重いものがすとんと降りてきた時を見たい。そんな風に甘く見ているといつも足元を掬われるのだけれど。でもいつも願っていた。母みたいに。その時までそばにいれますように。
手に余る、甘えん坊。
ひらりと身を躱していつかどこかへ行ってしまう。おひさまの匂いのしっぽの残像だけ残して。

その金色のしっぽは私の胸に痛いくらい残ってしまった。いつのまにこんなに心を預けてしまったんだろうな?ことんと膝にちいさな頭を乗せてくれるからここは、今でもあなただけの指定席なんだ。自分でも知らなかった。こんなに辛抱強い自分を。こんなに前向きで、だけど大きな心の揺れを。

捕まえたくて、だけど捕まえさせてくれない。
でも振り返ってくれたね。そしてしっぽの先をくねらせてくれた。

ここにきて。
あなたが眠ってもやわらかなおなかをいつまでも撫でてあげる。

夏への扉みたいに。
夏が来たらあなたに会えるような気が、今年はしている。


そうしたら今度は横に並んで、一緒に色んなものをみよう。