アマヤドリ -287ページ目

只者と非只者のオーラ

だんだん日付や曜日が分からなくなってきている。え、もう9月?と今更ながら驚いたり…。
でも暑いなぁ。

今朝はエレベータホールに人がいてものすごく驚いた。うちのエレベータはうちと隣の2件(の縦列)からしか乗れなくて隣はほぼ空き家。だから途中で乗ってくる人はいてもエレベータホールで人と会うことはない。
玄関を開けたらお爺ちゃんがいて「わぁ!」と声をあげてしまった。
汗だくだしなんだか作業着みたいなぺらぺらしたものを着ていたから業者さんかな、と思ったら隣の家の持ち主だった。留守にしていたらベランダに鳩が卵を生んでしまって対策を練りにきたらしい。
お隣さんは少し小さな建設会社の社長さんらしいから…そうか、あのもんぺみたいな格好のひとが。
なんだかいいな。


私はいったいなにに見えるんだろう。
昼間からでかい荷物をもって出掛ける赤い髪。…やっぱり劇団の人とかに見えるのかな。旅行に行くくらいにしか思わないかも。人のことなんて、意外と誰も見ていないよね。


電車でとっても素敵な人を見た。
男の人なんだけどちょっとイタリア人モデルみたいな風貌で(でも日本人だと思う)、ラガーシャツにお花と蔦の模様のネクタイ。白ラインが2本入ったジャージにエナメルの白い靴(運動靴風)。それにでっかい薄褐色のサングラス。
おしゃれなのか、それは?
でも有無を言わさない感じ。
いいね。
私もそのくらいの存在感を纏いたい。

錆びたベンチで

ばかみたいに反芻して
ぎゅっと目を瞑る
息を止めてはそれが濃縮されるばかりで
破裂するみたいに吐き出す

でもやっとこの段階まできたよ
うん、すごく緩やかに…
…たぶん無理はなかったよね?
歪めちゃいはしなかった
それはちゃんと知ってる

よかった。
やさしく大事に。



だけどここからももうないの
そのことも痛いくらい


いろんなものと比べてしまう
あまりにもこの頭は堅くて直結しないから
感じたそのままを
たぶんちゃんと理解できる理由に翻訳してしまいたいだけなのだ




もうすこしだけ

この終点にいよう

友達っていいな。

ずっと閉じこもっていた時期があった。といっても本当に何にもできなかったわけじゃなくてわかっていながら怠けていただけなんだけれど。
友達とも最低限しか連絡を取らず毎日何も吸収せず、バイトから家へ直行する、それだけの生活。

家へ着くとベランダに出てただ空を眺めた。
得たものといえばこの空の色をたくさん見れたことかもしれない。いろんな気持ちで空を見上げた。雲が通り過ぎ鳥が帰っていった。

毎日ただ淋しかった。
大きな理由はなかった。
ただ、どうして、と考えるとその終点には自分が霞みたいに見えた。
努力しない自分。色褪せてゆく自分。小さなわけだけれど、それは根深かった。

どうしてあんなにそれを見つめてしまったのかな。
淋しいと思い込んで自分で空気をその色に塗りこめてしまったんだろう、多分。

太陽がおちてまっくらになって星が輝いても、私は電気も付けずに冷たい部屋の中にいた。
誰も私を知らない。友達も親も、私が今淋しがっていることをしらない。誰も私のことを待っていない。世界から取り残されたみたいな気がしていた。

そうして静かに涙を流すことが増えていった。


誰のせいでもないことが…原因はすべて自分のなかにあることこそがつらかった。
自分から逃げ出すわけにはいかないから。
自分の根本のもうどうしようもかわらないなにかに、私は絶望しかけていたから。


誰とも本当には話さず、ただ、
…うん、
ただ、彼の帰りを待った。

きりきりするこころでいつも。



友達から離れ世界から自分を切り離したことはもう戻らない時間であり縁であるかと思っていた。

でも…助けを求めた時、友達は何の変わりもなくそこにいてくれた。

考えてみれば私だって。私だって友達に対してそんなに大きく気持ちがかわったりするわけじゃないのだ。
私が怯えてしまったのはきっと自分のかちこちの劣等感の中が世界のすべてだと思ってしまったからだ。毎日空を見ていたのに柔らかな想像力を失っていたのだ。


10月に結婚する友達のためにみんなで踊る。
今日はその振付けをしてきた。

わたしのこころを灯し、潤してくれたともだち。

泥のように

昨夜はヨガの後にAちゃんとご飯を食べてしょうもないことをいっぱいしゃべってこようと楽しみにしていたのに、思わぬ疲れに襲われて帰らせてもらった。
そうして、ご飯も食べずに寝た。すごくすごく珍しいことに。

疲れていたんだな。子供のようにこんこんと、寝た。


夜中に蚊がうるさくて目がさめた。ずいぶん長く寝たような気がしたけれど目覚めたのは2時半だった。電気をつけてお香を焚く。いい香り。

…と、振り返ったら枕の近くに犯人がいた。お香のせいか、急に電気をつけられたことに驚いたのかへろへろしていてすぐに捕まえることが出来た。

ちょっと元気になっていたからそんな時間にもかかわらずいもけんぴを食べる。もりもり、ひたすら。そうして、さらに元気になったから取れかけていたマニキュアをとって塗り替えた。

それだけで、ちょっとその日の最後のだらけが帳消しになったような気持ちになれた。


そうして電気を消して色んなことを考えた。

夕方Aちゃんと話したこと。



あれからどうなったのだろう。
話はできたかな。孤独じゃないだろうか。
いっそ孤独を味わったほうがいいのかな。

変わってくれたらいいけれど。


変えてあげられる、と私はきっと傲慢にも思っていたのだ。
我慢すればいつかは分かってくれると。



衝突しないで解決しようなんて、きっと無理だったのだ。




台無しにしないで。

台無しにしないであげてください。

プロ意識、ふたたび。

ヨガに行ってきた。
今日のはちょっとインド式のきついやつ。時間も前回のものが60分だったのに比べ90分と長い。
のぼせはしないかと少し心配しつつ。
初心者の元同僚Aちゃんをつれてゆく。

外国人が多い。男の人もいる。なるほど、こっちはこんなふうに普通の小さいダンススタジオ風なのね、と思う。

受付で色々記入をしていたら爪を真オレンジに塗った眼光の鋭い感じのインドのおじさんがやってきて、このひとが先生かぁ!と緊張しつつ楽しみ。本モノじゃん!って。

でも、そうしたら違う普通の日本人の女の先生だった。
ちょっぴり残念。

そう、それからなぜだか入り口に「緑色の服は禁止」と書いてあって、私はまさに緑のものを身につけていたので大丈夫か訊くと、体験レッスンだから大丈夫ですよと言ってくれた。
何故だめなんだろう?気を乱すとか、何かあるのかなぁ。実際次のクラスにきていた女の子はダメをだされていた。


内容は…
ハードだけど普通のストレッチ。普通の運動。
“ヨガだから”という特別な説明が何もない。ただポーズをやらされるだけ。呼吸のことも特にはいわないし何を感じろとかイメージしてください、という補足はない。
はい、寝てください。
はい、かかとを持って反ってください。
難しいラジオ体操。
しかも先生はそれをやらない。

これなら、わざわざヨガを受けにこなくてもレッスンで事足りる。
ストレッチの時も、私は体はやわらかいし苦もなく何でもできるけれど、私が教わりたいことはヨガのことなのだ。先生が私の柔らかさにびびってどうするんだ、と少しがっかりした。私はストレッチをやりにきたんじゃなくて先生の持っている何か、私にはない何かを得たくて来たんです、って。

たぶん先生になってから日が浅いんだろうなぁ。
最後に質問したけれど「私より先生(あのインドのひと)にきいたほうがいいと思います」とか言っていた。
ダメだよ~!プロでしょ?
はったりでもいいからちゃんと答えないと。
あたしはわかりません、ていうひとに私はレッスン代を払ったのかい?って思っちゃうよ。

お客さんは厳しい。
そしてがっかりしたらもう二度とこないだけ。
シビアだな。

若くて初々しい先生だったけれど、いまひとつ。
頑張ってほしいな、という感じ。



これは…!
とはっとするようなレッスンを受けたいな。
ぜーったい奥深いはずだから。
やはり渋谷とかのファッション化してるヨガじゃだめか。
そして…私を雇ってくれようとしている人もたぶんこれくらいのことしか求めていないんだろうな…。

でも私は少なくとも表面にでないたくさんのことを引き出しイッパイにしないといやだな。
表面はもちろん経営者の望みどおりを忠実にやるけれど…膨らみは持っていたい。

もう少しだけ勉強しよう。