上総層群 -2ページ目

上総層群

上総海盆・古東京湾海底谷の生物たち

深紅の色合いが特徴でもあるこの貝は、実は最初に記載されたのは化石種である。種名のzushiensisは三浦半島の逗子に由来する。神奈川県を代表する化石種ミウラニシキと共産するもので、基底礫岩より産することからも、現生種の棲息場所も岩礫底である。そのため、砂、泥の多い環境下の下総層群からはほとんど姿がみられないが、ここ上総層群からは比較的産出数が多い。ただし、かなりの個体変異があり、基準である二十数本の放射肋の数はあてにはならない。しかも、いわゆる白化(アルビノ)も含まれる。小さなもので3㎝程度だが、ものによっては8cmを超える個体まで存在する。残念なのは合弁で産しないことだろう。内靭帯のためか、死後容易に離弁してしまうのだろう。ただ、シルト質より産する同じミノガイ科のオオハネガイは合弁で産することが多く、特に豊房層より産した個体は、20cmちかくある大型老成個体で、凄いボリュームたっぷりの個体であり、厚手の殻の表面に無数に開いた多毛類の孔は、まるで老人の手のように重みがあるものであった。

汚染水汚染水て、肝心の凍土壁はどうなった?これこそ何百憶円もつぎ込んだ結果が、結局は垂れ流しということか。東電も金の使い方を間違えたか。というか、周りに地質出が誰もいなかったということだろうね。あれだけ国民に迷惑をかけておきながら、挙句の果てには値上げに、海上放出。ま、黙ってやっちまえばわからないんだろうけど、後からビッグモーターのように内部告発が絶対あるだろうしね。結局はバレるだろうが、な~に、謝罪すればことは済む。人を殺したって、人を騙したって、簡単に出所できるからね、今の日本は。おおおおおおおおお・・・・・・おそらく、この個体が化石種として確認されたのは初めてだろう。一見どこにでもあるようなユウビエゾボラだが、この画像を見てどこか変だ、と思った方は大したものだ。縫合がややくびれている点と水管が長い点で、ユウビとは明らかに異なる。そう、こいつはマドカエゾボラである。そもそもこの産地は、比較的ユウビエゾボラの産出が多い。そのため何十個体と集めているうちに、はて?と思う個体と出くわしたのである。もっとも、こいつの模式産地は千葉県の銚子沖であることからも、化石種が見つかっても矛盾しない。和名のマドカとは、確か櫻井先生のご親族の方の名前だったと思う。また種名のennaeは吉良先生のご夫人の、えん夫人に由来する。

原爆投下の日か、毎年この日が来ると、被爆した親戚の方々を思い出す。確かに原爆は悲惨だ、犠牲になった方々は、本当に気の毒で可哀そうに思う、がしかし、少し考えよう。落とした相手より、なんで落とされたのかと言うことを・・・クッソ~台風め、北に行っちまえ。おおお!とまた違う記事が。これを見ても分かる人はいないだろうな~。ま、画像がへたっぴなのもありますが、この貝の特徴がイマイチ出ていない。そう、大珍品のキヌジサメザンショウである。深海種でしかも得難い標本の一つでもある。正直、オキナエビスなどは金さえあればいくらでも購入できるが、こいつは金があっても、品が無い。私はバブル期にこいつの現生種を二個体所有していたものの、勤め先の地質会社の遅配に悩まされ、泣きの涙で投げ出した。数字の始まりが一ならば、国の始まりは大和の国、島の始まりは淡路島、並んだ数字が二つ、兄さん寄ってらっしゃいみてらっしゃい(寅さんふうに)ただ、バブル期だったため、相当の高値で売りさばくことが出来、車検に自動車税と無事に国に収めることが出来たが、これだけ苦労してかき集めた税金も、議員たちの海外視察などいう、遊興費に使われるかと思うと、原爆より悲惨だ。話がどうも脱線する。この棲息深度800m以上という驚異的な深海種が、泥ではなく、なぜか粗粒砂層から産出したのか。この画像を見た方は、違う種じゃないの~、とか、キヌジサメザンショウに見えない。と言われるかもしれないが、球状の殻の体層にわずかに残る布目状の刻印は、たしかにキヌジサメザンショウの特徴を示す。ただ、かなりドライブされていることから、浅海域まで、もしかするとヤドカリが移動させた可能性も考えられる。ワニカワザンショウじゃないの?と気の利いた方がいるかもしれないが、サイズからしてこの個体は2cmほどあり、角張もなく、ワニカワザンショウは1cmを超える個体はほぼいないので、その線は消える。

現生種のサザエやアワビなど、さほど珍しい物でもなんでもなく、とにかく日本沿岸の浜に行けば、ほぼどこにでも殻が打ち揚げられている。ところがこれが化石種となるとどうだろう。本当に少ないのだ。現に、日本の名だたる自然史系の博物館で、いったいアワビの化石が、どれだけ展示されているところがあるだろう。長野県の柵層などからは、比較的多産するものの、はやり綺麗に採集できるという点では、いささか問題がある。それは硬質の砂岩に含まれるためと、殻の構造上どうしても綺麗に分離してくれないからでもある。化石で有名な瑞浪からも比較的大きな個体が知られているものの、保存状態の完成度からすれば、やはりイマイチである。茂庭の個体は綺麗だが、サイズがちょっと小さい。その点、ここチバニアン期の上総層群からは、比較的良質のアワビが採集できる。ただし、とんでもなく脆いのである。たとえるなら、風が吹いただけで殻に穴が開くほどの脆さである。現生種の殻が厚手で堅固なのに対し、こうも化石種が脆いとは思わなかった。チバニアン期も中期から末期にかけては、浅海域の内湾や奥内湾、沖合の砂地、泥地の棲息種が幅を利かせ、このような岩礁棲のものは数を減らす。私はチバニアン期の産物中で、最も得難いものの一つと考えている。正直みんなが欲しがるホホジロザメなどのほうが、採集ははるかに楽である。もしこの完全個体で穴ナシの完品(10cm超え)がヤフオクで出品されれば、10万は出してもいいと思うのだが、今のところそのような気の利いた出品者は現れていない。

なんの変哲もないキンチャクに見えた人は、もうこの先は読まなくて結構です。どうかお引き取りください。何か変だと感じた方は、どうか続きをお読みください。プテラノドンの骨格が、オークションでたったの5億円だそうだ。それに比べ、ジャクサが失敗を重ねたロケットの損失は、おそらく100億は超えるだろう。ま、役人にとっちゃ金額は関係ない、所詮は税金だからね。失われた古生物よりも、現在の技術進歩の方が大切なのだろう。兵器だってそうだしね。宇宙計画、宇宙軍、アニメじゃあるまいしバカバカしい。チャンコロが月は自分たち物のように言っているが、どうぞどうぞ、煮るなり焼くなり好きにしなはれ・・・・おおおおお、また脱線だ。本題に入ろう。これは上総層群産のものだが、時代は更新世中期、おそらく70万年程度であろう。本来ならこの種はすでに絶滅したと言われている時代だ。しかし、わずかならがこの時期までこの種は生き延びていたのである。答えはコシバニシキ、太い放射肋などから、一見エゾキンチャクに見えなくもないが、殻はとても薄く、後耳が非常に小さいのが特徴でもある。おそらくエゾキンチャク同様に、ナナオニシキから分岐したものと思われるが、こいつには幾つかの亜種があり、変異も多い。コシバとは無論、神奈川県横浜市の小柴が模式地でもあるが、小柴層の年代は更新世前期のおよそ160万年前、それよりも約90万年ほど経過した時代の産物だ。しかし、下総層群からの報告は今のところなく、おそらくコシバニシキの絶滅期は、チバニアン期の初期あたりなのだろう。

どこもかしこも恐竜展、恐竜展で子供を釣ろうとしているが、入場料が高すぎる。ま、払うのは親だけどね。その点、千葉県立中央博のチバニアン期の古生物は、なかなか見ごたえがあって興味深かった。幸い科博のような混み混みごちゃごちゃと違い、比較的ゆったり見られるのが嬉しかった。恐竜だけが化石じゃあないんだけどね。チバニアン期に限定しているわけではないが、当時棲息した海棲、陸棲の脊椎動物に無脊椎、ライトも明るく見やすかった。ただ・・・貝が少ない。まあチバニアン期なので、当然瀬又は入るものの、チバニアン期が始まる肝心の上総層群の貝化石の展示は、ほぼ皆無であった。なので、私がチバニアン期展の付録ということで、皆様にここでとっておきをご紹介しよう。手始めはわが収蔵庫の逸品、僕宝に指定されているコシタカサルアワビである。実は、この学名は最初に化石種から付いたのである。模式地は瀬又層である。その後現生種がトロール船越高丸によって発見されたことにより、コシタカと和名が着いたのである。同属のサルアワビは浅瀬に棲み、比較的多く採取されるのに対し、このコシタカサルアワビはかなり深場の岩礁に棲息するため、採取も難しく、また個体数もはるかに少ない。大富豪で貝の大コレクター河村氏の標本でさえ6cmに対し、この上総層群産の化石種は7cmを超える。もっともこの個体は前端がやや欠けていることから、実際は8cmを超えていたと思う。櫻井先生や鹿間先生、この河村氏も、もし御存命であれば、この標本を見て、さぞかし驚かれることであろう。

 子供全員特殊学級、社会人になったら生活保護、挙句の果てには子供の虐待死、もう絵にかいたような馬鹿家族である。子供は簡単につくれても、育てられんとは獣以下、カラスだって大事に子育てはするぜ。恐ろしいね~。こん連中には北の豚ミサイルもかなわない、隣に座るデコッパチ冷酷女より、冷酷だ。まして極真の師範や、マイクタイソン(ふる~)より最強だ。でもこんな家族、今の日本にはうじゃうじゃいるんだろうな~。事実、いつまでたってもこういったニュースが無くならないものね。ああいやだいやだ、しかし、大国の元大統領が、長崎や広島のように原爆を使えばいいなんて発言、今は21世紀だよ。馬鹿だよね露スケは、まあ先の大戦で、もしナチスや日本が、米帝より先に原爆開発に成功していればどうだったろ。フューラーは真っ先にV2でモスクワに、東条英機は躊躇なく中国でバンバン使っただろう。そう考えると、露助の言い分も分からんではないが、今はとにかく21世紀だ。あ、露助って、ヘイトになるのかな?チャンコロも原発の海洋汚染とぬかすが、おめえんとこ、冷凍毒餃子作ってたじゃねえか。あ、チャンコロもヘイトかな?でも中曽根首相も、黒人は知能指数が低いと、はっきり言ってたしね。まあ当時でも叩かれたけど、今ほどじゃあない。海軍出だしね。でも美輪明宏先生が、中曽根を論破した話は面白いな~。なぜ負けた。と聞かれ、何も言い返せなかったんだからね。どうでもいいが(よくねえよ、しんぱちふうに)ジャクサのロケットエンジン燃焼実験に失敗・・・・いくら損したの?ティラノが何頭分買える?おつりがくるよ。ジャクサに払う金があれば、古生物にもう少し予算だせよ。ジャクサの予算の半分でもいいよ。そうすりゃ、本物のティラノが何頭も買える。そのほうが役に立つよ、ジャクサなんて天下りの巣窟だろうが、ロケットのロの字も知らない、副理事や副会長なんかがわんさといるんじゃない・・・・・おおおおおおっと、まだ脱線してしまった。外したぞ~硬い岩から、完璧・・・・ではなく、ちょっと殻口にガタつきだあるんだけどな~。でもきれいだよ~チバニアン展に展示しても恥ずかしくないよ~あ、ここはチバニアン期より古いからダメか。10万円でも売らないよ~。

まだまだ続くウク・ソ戦、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるの戦法で、囚人まで動員したものの、ここにきて兵站も底をついて来たか。計画性の無い戦闘は、大戦時の日本軍の戦線と全く同じだ。定期的に西側からの援助が届くウクライナと比べると、大国の割には中身は漸弱だ。イギリスが、かつて我々が協力した国は負けたことが無い。と言ったが、その通りかもしれない。精神力や忍耐力で、そもそも戦闘が継続できるわけがない。やはり物資があっての戦闘だ。腹が減っては戦はできぬ。昔の人はよく言ったものだ。しかし、北海道オリンピック・・・そりゃあ関係者の連中はしたいよね~。お茶くみの職員で20万ももらえるんだし、きつい汚いの3Kはボランティア連中にまかせて、ショボいグッズでも渡せば金はかからないで済むからね。アーチャリー・・・どの面下げて出て来れる。被害者の方たちに賠償はちゃんと済んだのか?それならいいが、どうもこういった輩を支援する馬鹿が大勢いる。重信なんかもそうだが、どうかしてるぜ日本は。そうだ、赤軍のスパイ、ロタンのうじ虫の宗男や森よ、これでもロシアが勝つと思うか?おおおおおお~記事書くの忘れた~。思った以上に水管部が保存されていた。良くなったでしょう。なんか体層の膨らみ具合はボインのアラスカっぽいんだけどな~。どうでしょう10万で・・・も売りたくない。

連休中、どこも大渋滞だったので、近場のケチケチ採集旅行、ETC未使用、ガソリン代3リットルあまり、昼食はOKのおにぎり。それでも普段より到着に30分も余計にかかった。最初は粉砕粉砕、また粉砕のオンパレードだったが、午後からポチポチ収穫が出た。一撃の割にはかなり綺麗に分離した。とは言え、かなり殻にヒビが目立つ。殻口部と水管の一部が表層に露出していたため、風化を強く受けていたためだが、そのせいで殻と岩との分離はすこぶる良い。サイズは普通の8cm程度、やっぱり殻があってのエゾボラだよね~。

子供は大切だよ、大事だよ。でもね、やれ、給食費無料だとか高校無償化とか、3万、五万の給付金だとか、子育て支援策のオンパレードだけど、結局は貧乏家族やシングルマザーの選挙票目当てなんだよね。考えてみれば昔の両親は、貧乏ながらにも、4人も5人も育て上げ、大学まで通わせてくれた。ところが、こんなのんきな世の中なのに、一人でも育てるのが大変とは、いやはや国の失策だ。統一党や池田党も、貧乏人救済策ばかりがなり立てるが、いくら小銭を一時的に給付したところで、結局は社会保険料の値上げや、所得税の値上げ、年金カットなど、眼に見えにくいところで、帳尻をつけるようにできてるわけさ。それにこれだけ子供たちに支援したところで、これが将来成長して、特殊詐欺グループや、自分の子供を餓死させたり、虐待死させたりしたら、それこそ何の政策だったのか。子供家庭省・・・・これも結局はてめえ達の天下りグループを造りたかっただけでしょう。しかし、高市てのも画像で見ると凄いね、顔の表面はティーガのセメントコーティングなみだ。まるで鉄仮面、磁気地雷には強いかもしれないが、成形炸薬弾なら貫通するか?ン、なんの話をしようとしていたのだ。おおおお~と、またしても記事を書き忘れるところだった。だいぶ薄皮が剥がれたものの、まあこんなもんだろうか。ちょっと気になるのは、この特徴でもある結節列はないものの、周縁に疣が並ぶのだが?まあこの仲間は変異も多いし、時代も鮮新だしね。