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行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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脳出血を発症したAさん(60代男性)は、左片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。
先月、Aさんの義理の弟さんが脳出血を発症してしまいました。
幸い発見が早く、治療開始も早かったおかげで、後遺症はほとんど残らなかったようです。
ただし、何やら別の問題が出てきたようです。
Aさんが言います。
「入院中よりも退院した後の方が、体の動きが悪いようなのです」
こうした話は、結構な頻度で聞きます。
一般的には、誰もが入院などしたくはありませんよね。
ですので、入院自体がマイナスのイメージを持ちます。
反対に退院して自宅へ戻ることは、プラスのイメージがあります。
上記のAさんの言葉の背景には、こうしたニュアンスがあります。
「プラスのことが起こったのに、なぜ体の動きが悪くなるのか?」
Aさんだけでなく、誰もが思うことでしょう。
その原因は、リハビリを行う機会が、入院中と退院後で差が出ることにあります。
入院中は毎日、「リハビリの時間」が存在します。
その人に応じたメニューで、半強制的に行うことでしょう。
入院中なら、たっぷり1時間以上あると思います。
Aさんの弟さんも、入院した翌日からリハビリが始まったそうです。
つまり、毎日体を動かす時間があったのです。
ところが退院すると、決まった「リハビリの時間」はありません。
自分の意志で動かない限り、体を動かす機会はないのです。
体を動かすか否かは、本人の自由意志に任されます。
こうした状況で、毎日体を動かそうと思う人は少数です。
例え動かしたとしても、自分に甘くなることは避けられません。
「後でいいや」
「これくらいにしよう」
こんな感じで、入院中の半強制的なリハビリよりも体を動かす機会が減ります。
その結果、入院中より退院後の方が、体の動きが悪くなるという状況になりやすいのです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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