こんにちは。

行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

■お問い合わせ → 047-356-4707

■かかる料金は → 健康保険証が使えます

 

 

脳出血を発症したSさん(50代男性)は、右片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。

 

 

先日訪問した時に、奥様が笑いながら話してくれました。

 

「久々に転んでしまいました…」

 

笑いながら話してくれたということで、大きなケガがなかったことはわかります。

 

状況が気になるので、じっくりお話を聞きました。

 

 

事件が起こったのは、近所のCDショップでした。

 

この店は2階にありますが、エレベーターやエスカレーターがありません。

 

ですので、店に入る手段は階段のみです。

 

以前から何度も利用していたので、Sさんは階段を上ることは慣れていました。

 

 

ところがその日は、一段目を上ろうとして踏み外し、転んでしまったようなのです。

 

Sさんご本人も「スローモーションだった」と笑っていました。

 

実際にバタッと転んだのではなく、ズルズルという感じでゆっくりした転び方だったそうです。

 

この転び方で、Sさんも奥様も気付いたことがありました。

 

 

以前のSさんは、バタッと転ぶことが多かったようです。

 

自分で自分の体を支える力がなく、為す術がなかったと言います。

 

 

私が訪問して体を動かしたり、一緒に運動するようになってから、あまり転ばなくなりました。

 

今回も転倒事故には違いありません。

 

しかし階段を踏み外した瞬間に、体勢を立て直そうとすることができたと言うのです。

 

その結果、バタッとではなくズルズルとなったようです。

 

その転び方によって、「体に力が付いた」と感じられたそうです。

 

 

私としては、少々複雑な思いで聞いていました。

 

しかしこの一件は、脳卒中のリハビリをよく表していると思います。

 

 

脳卒中のリハビリは、目に見えて「良くなっている」という実感が乏しいものです。

 

それが何かのきっかけで、「いつの間にかできるようになった」と感じられることが多いものです。

 

それは転んだときに多いようですね。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

◆訪問マッサージの効果を知りたい方◆

実際に、こうした効果が出ています。


◆利用する患者さんの声を知りたい方◆

患者さんの感想がこちらです。

 

市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院

訪問マッサージ みなと治療院

 

■診療時間 9:00~19:00

■定休日 日曜日

■お問い合わせ 047-356-4707

(電話に出られないことが多いため、留守電にお名前とご用件をお願いします)

 

市川市内を始め、船橋・浦安・新浦安・幕張などへ、訪問治療いたします。