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行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

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小脳出血を発症したOさん(60代男性)は、一見すると重病を患った人には見えません。

 

 

一般的に「脳○○」の病気では『大脳』を指しています。

 

この大脳の下に存在するのが、その重さの10分の1程である『小脳』です。

 

小脳の役割は、平衡感覚の調節や、運動の強さや力の入れ具合の調節などがあります。

 

 

例えば、片足立ちをするとします。

 

立ってすぐ”無意識に”バランスを取ろうとしますよね。

 

こうした調節をするのが小脳なのです。

 

 

ですので小脳がダメージを受けると、ふらつく・めまい・体のバランスがうまく取れないなどの症状が表れます。

 

逆に、大脳がダメージを受けたときによく見られる体の麻痺は、ほとんど起こりません。

 

 

そんなOさんが先日、こんな話をしてくれました。

 

「先生に言われたことを意識したら、前に進むことを実感できました」

 

 

患者さんがご自身で実感できると、動きが格段に良くなります。

 

こう言われると、私も嬉しいですね。

 

 

”私が言ったこと”は、歩行に関することです。

 

以前にOさんから言われたことがきっかけでした。

 

「横断歩道で信号が変わって人と一斉に歩き始めても、気付けば私だけ遅れているんですよね」

 

歩いていても体が前に進まないと感じていたようです。

 

 

そこで私は、こうアドバイスしました。

 

「足を前に出そうとするよりも、後ろへ蹴ることを意識してください」

 

 

人が歩くときには足を前に出すと同時に、逆の足を後ろへ蹴っています。

 

後ろへ蹴る動作は無意識に行っているので、あまり意識されません。

 

今まで意識しなかった動作を意識するので、劇的に感覚が変わる訳です。

 

 

これは健常者でも同じです。

 

みなさんも歩行時に後ろへ蹴る動作を意識すれば、より前に進む感覚がわかると思います。

 

 

普段、何気なく行っている動きは多いものです。

 

その何気ない動作(=無意識の動作)が補うことで、成り立っている動きも多いのです。

 

こちらもその典型例ですね。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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