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行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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人の体は、その3分の2が水分ということは有名な話です。
その水分は、日常生活の中でかなりの量が失われます。
排尿だけでも、1日に1,000~1,500mlくらいが体外へ放出されます。
その他の活動でも、1,000mlくらい失っています。
つまり合計で、1日に約2,000~2,500mlの水分を排出していることになります。
失った水分は補わなければ、体に支障が出てしまいます。
その水分補給について、特に大切とされる習慣があります。
それは、「寝る前にコップ1杯の水を飲む」ことです。
人は睡眠中に、意外と汗をかいているものです。
その量は、300mlとも500mlとも言われています。
汗をかくということは、その分血液が濃くなるとも言えます。
血液が濃くなることで、その粘度を増します。
粘度が増した血液は動きが遅いため、血液の流れが悪くなる原因となります。
そこへ動脈硬化があって血管が細くなっていたとしたら、血管が詰まってしまうこともあります。
これが脳の血管に起こると、脳梗塞を発症してしまいます。
脳梗塞には統計上、発症しやすい時間帯が存在します。
脳梗塞は朝方に発症しやすく、特に午前5時~7時は”魔の時間帯”とも呼ばれます。
朝目覚めて起きると、人の体は休息モードから活動モードへと切り替わります。
体内では血圧が上昇し、心拍数も増えます。
こうした切り替え時の変化は急激です。
そのため心臓の負担は大きく、不整脈が発生しやすくなります。
不整脈があると、血の塊である『血栓』ができやすくなります。
その一方で、血液を固まりにくくする能力は最も低下します。
こうした変化が、体内で急激に起こっています。
そこへ動脈硬化が進んでいると、脳梗塞が起きやすくなるのです。
ここで「寝る前のコップ1杯の水」が重要となってきます。
寝る前に水分補給をすることで、寝ている間に汗として出て行く水分が失われずに済みます。
そのため、血液の濃さは保たれます。
濃さが保たれていれば、血液の粘度が増した状態の時間が後にズレます。
後にズレた時間は、体がすっかり目覚めている頃です。
こうしてコップ1杯の水で、”魔の時間帯”に体が渇くことを回避できるのです。
水分補給が必要なのは、暑い季節ばかりではありません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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