こんにちは。

行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

■お問い合わせ → 047-356-4707

■かかる料金は → 健康保険証が使えます

 

 

脳梗塞を発症したYさん(50代男性)は、右片麻痺(かたまひ)の後遺症がある患者さんです。

 

 

先日、Yさん宅へ訪問した時のことです。

 

ベッドに座るYさんが、リハビリを始めるために横になりました。

 

横になった瞬間、すぐにまた飛び起きました。

 

右足のふくらはぎを押さえて、苦悶の表情をしています。

 

 

実はYさんは脳梗塞の後遺症で、言葉を発することができません。

 

しかしその身振りと表情で、何が起こったかは想像がつきます。

 

 

「足がつりましたか?」と聞くと、Yさんがうなずいています。

 

すぐにYさんを寝かせて、ふくらはぎの筋肉を伸ばしました。

 

数十秒後、YさんからOKのサインが出ました。

 

 

その様子を見ていた奥様から聞かれました。

 

「寒くなると主人の足がよくつるんだけど、足がつるって夏に多いものじゃないの?」

 


足がつる原因は、以下のことが考えられます。

 

①筋肉の疲労
②運動不足による血行不良

③冷えによる血行不良
④水分不足または電解質の異常

 

 

④の『電解質』とは人の体の成分であり、筋肉が動くためには欠かせません。

 

この電解質は、発汗や排尿・排便で体外に排泄されます。

 

夏によく『熱中症』と報道されているのは、暑さで汗をかき、電解質を多量に失った結果ですね。


ですので”足がつる”という現象は、夏に多発する印象があるかもしれません。

 


Yさんに限らず、脳梗塞や脳出血の患者さんは、②の運動不足になってしまうことは明白です。

 

また、冬の気象状況にも原因があります。

 

 

足がつるという現象は、筋肉が縮む方向に作用しています。

 

冬は冷えることから、筋肉が縮みがちになっています。

 

加えて日本の多くの地域ではこの時期、空気が乾燥します。

 

乾燥する気候の影響で、私たちが思っている以上に、体から水分を奪われているのです。

 

 

夏は暑くて喉が渇くので、自然と水分を摂る機会が多くなります。


冬は寒さの影響か、体があまり水分を求めませんよね。

 

知らず知らずのうちに水分を奪われながら、あまり補給しないまま過ごしているのです。

 

 

つまり冬は、上記の4つの原因のうち3つも該当するのです。

 

むしろ夏よりも足がつりやすくなると言えるかもしれません。

 

冬こそ、水分補給を心掛けたいものです。

 

 

乾燥する気候が原因とは、冬ならではの理由ですね。

 

「冬ならでは」というものは、他にもあります。

 

暖房器具にも、少しだけ注意してください。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

◆訪問マッサージの効果を知りたい方◆

実際に、こうした効果が出ています。


◆利用する患者さんの声を知りたい方◆

患者さんの感想がこちらです。

 

市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院

訪問マッサージ みなと治療院

 

■診療時間 9:00~19:00

■定休日 日曜日

■お問い合わせ 047-356-4707

(電話に出られないことが多いため、留守電にお名前とご用件をお願いします)

 

市川市内を始め、船橋・浦安・新浦安・幕張などへ、訪問治療いたします。