こんにちは。
行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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人は脳卒中を発症すると、多くの場合に後遺症が現れます。
中でも、体の右(or左)半身が麻痺する『片麻痺』(かたまひ)は、大多数に見られる症状です。
そのため、どうしても体を動かしづらくなります。
その状態を改善するために、リハビリを行うことは大切です。
片麻痺では多くの場合、『関節の拘縮』(こうしゅく)を伴います。
関節の拘縮とは、関節の動きが制限された状態を表します。
この制限は、方向がだいたい決まっています。
上半身の場合は、筋肉が曲がる方向へ制限されて硬くなります。
ですのでリハビリとしては、肘や指先を伸ばす方向へ動かす動作が多くなってきます。
具体的には、患者さん自身が動かすところへ、私がその動きを補助するように動かすことが多くなります。
傍から見ると、単調な動きの繰り返しに見えるかもしれません。
しかしリハビリにおいては、数をこなすことに勝るものはありません。
脳卒中のリハビリで有名な、鹿児島大学大学院リハビリテーション医学でも、以前このように案内文で書かれていました。
「1つの治療部位に関して100回を目標に、そのパターンを数分間程度で集中反復する事にあります。」
こうしたことは、人の生活で何にでも当てはまると思います。
料理が上手になるには、繰り返し作ることが必要です。
サッカーが上達するには、何百回もボールを蹴ることになります。
何事も上達するためには、同じ動作の反復練習は必要なのです。
ただし脳卒中のリハビリでは、他と大きく異なる面があります。
それは、「既にその動作を知っている」ということです。
料理を作るには、手順や食材などを覚えることが必要です。
”肉じゃが”という料理を知っていても、何をどのタイミングで入れて調理するのか、知らない人も多いと思います。
しかし、”体の動かし方”を知らない人はいないでしょう。
頭の中に「こうする」とイメージできるのとできないのとでは、成果も大きく異なってきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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