こんにちは。

行徳の訪問マッサージ師 田口です。

 

■お問い合わせ → 047-356-4707

■かかる料金は → 健康保険証が使えます。

 

 

脳卒中と並ぶ脳の病気に、『パーキンソン病』があります。

 

パーキンソン病は簡単に言うと、体がスムーズに動かなくなってしまう病気です。 

 

 

例えが悪いのですが、具体的にはこんなニュアンスの動きです。


インターネットで見たいページをクリックすれば、画面が切り替わって表示されます。

しかし何らかの不具合があり、ページが切り替わらず”フリーズ”することがありますよね。

これが体に起こってしまうのが、パーキンソン病なのです。

 

 

その一環で、歩行時に特徴的な症状が出ます。


歩き始める際に、一歩目が前に出ない『すくみ足』です。

 

本人は足を前へ出そうとするのですが、体がうまく動いてくれないため、この現象が起こります。

 

 

そして足が出ると同時に、3~4歩タタタタッと、小刻みに前へ進む動作も見られます。

 

これは『突進歩行』とか『猪突歩行』などと言われます。

 

ただこの3~4歩で治まるので、そのままの勢いで、前に転倒することはほとんどありません。

 

 

このパーキンソン病を患っているTさん(70代男性)には、目立った症状は見られません。

 

日常生活は、何でも自分でできる人です。


本人によると、ごくたまに、すくみ足になることがあるそうです。

 

 

先日。こんな話をしていました。

 

「こないだ近所のスーパーへ行った帰りに、足が出ないことがあって焦った」

 

Tさんは一人暮らしなので、それは焦るでしょう。

 

またこんなときは、焦れば焦るほどうまくできないものですよね。

 

 

「今度そういう機会があったときのために、覚えておいてください」

 

私はこう前置きして、Tさんに対処法をお話ししました。

 

 

その対処法とは、足を踏み出す位置の、具体的な目標物を決めることです。

 

マンホールでも落ちている石でもよいので、「ここへ行く」と思える物なら何でもOKです。

 

 

これは人が指示した方が、よりうまく足が出ます。

 

患者さんの足より、少し前の部分を指します。

 

そして「ここに足を出しましょう」と指示すると、案外スムーズに足が出ます。

 

 

そして驚くことに、目標物に多少の段差があった場合でも、難なくまたいでしまうのです。

 

歩行に難がある人の前には、障害物や段差を置きたくないものですよね。

 

ところがパーキンソン病では、逆に有効な手段なのです。

 


目標物に対して足が出てくる理由は、よくわかっていません。

 

パーキンソン病の症状自体、一般的には理解しづらいことも多いものです。

 

こうしたことも、理解しづらいことの一つです。

 

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

◆訪問マッサージの効果を知りたい方◆

実際に、こうした効果が出ています。


◆利用する患者さんの声を知りたい方◆

患者さんの感想がこちらです。

 

市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院

訪問マッサージ みなと治療院

 

■診療時間 9:00~19:00

■定休日 日曜日

■お問い合わせ 047-356-4707

(電話に出られないことが多いため、留守電にお名前とご用件をお願いします)

 

市川市内を始め、船橋・浦安・新浦安・幕張などへ、訪問治療いたします。