こんにちは、行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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人は脳卒中を発症すると、多くの場合に後遺症が現れます。
脳卒中はそれ自体が病名を表すものではなく、『脳梗塞』・『脳出血』・『くも膜下出血』の総称です。
後遺症の中でも、体の右(or左)半身が麻痺してしまう『片麻痺』(かたまひ)は、脳卒中患者さんの大多数に見られる症状です。
そのため、日常生活の動作が不便になります。
改善のためには、リハビリを行うことが大切です。
脳梗塞を発症したTさん(70代男性)は、右片麻痺の後遺症が残り、指先は軽く手を握った状態で動かなくなってしまいました。
右手はTさんの利き手なので、何をするにも不便です。
初期の段階で病院から指示されたリハビリは、”右手で積み木を持って、右から左へ移動させること”でした。
移動と言っても、机の上を数十センチ動かすだけです。
それを聞いたTさんは、「そんなことやってられるか!」と怒ってしまいました。
このときの心の内としては、
・積み木という幼児が使う器具
・数十センチと大した距離ではない
ことから、「馬鹿にしてるのか」と思ったそうです。
怒るポイントも、なんとなく理解できます。
Tさんは気を取り直してやってみましたが、最初は右手で積み木を持つことすらできません。
何度か失敗した後、止めてしまいました。
人は自分ができないことは、やりたくありませんからね。
しかし後で考えると、「そんなこと」と馬鹿にしたことすらできない自分自身に、段々腹が立ってきました。
基本的なことすらできなければ何もできないと思うと、謙虚になれたのです。
心を入れ替えてからリハビリに取り組むと、すごいスピードで上達しました。
大きな積み木を持てなかった人が、数ヵ月後には小さな碁石をつまんで移動させていたのです。
そしてスプーンを使って食事ができるようになり、箸を使えるようになろうと努力しています。
手指を動かし続けたことで、体が徐々に反応してきたことは間違いありません。
ただそれ以上に、Tさん自身の気の持ちようが変わったことが大きいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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