こんにちは、行徳の訪問マッサージ師 田口です。
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4月から訪問マッサージを利用し始めたUさん(80代女性)は、実は脳卒中の患者さんではありません。
訪問マッサージを利用する直接のきっかけは、肺炎でした。
肺炎の中でも厄介な症状だったらしく、入院が長引いたのです。 そのため約1ヵ月間、Uさんはほぼ寝たきり状態となりました。
高齢者が1ヵ月もの間寝たきりを強いられれば、全身の筋力が極端に衰えてしまいます。
特に足の筋肉は、それが顕著です。
Uさんもやはり、そのようになってしまいました。
そして歩行困難となったため、リハビリが必要となったのです。
しかし別の見方をすれば、脳卒中を発症した訳でない分、良かった面もありました。
脳卒中の後遺症にありがちな、体の麻痺がないことです。
麻痺があると、神経の連絡がうまく伝わらないため、「動かしたくても動かない」ことが起きたりします。
Uさんの場合は筋力が落ちただけなので、神経が伝わらないということはありません。
動き方のコツさえつかめば、自力で動くことが可能なはずです。
ですのでリハビリは、筋力の回復と共に、ちょっとした動きのコツをつかむことを徹底したのです。
Uさんの悩みの一つは、夜中にトイレで起きることです。
別の持病で利尿剤を飲んでいる影響でトイレが近くなり、夜中も必ず2~3回は起きてしまいます。
その際、ベッドから一人で起きられないので、毎回隣のご主人を起こして、起き上がらせてもらっていたのでした。
それが先週訪問した際、「昨日、初めて一人で起きられたわ」と話していたのです。
この1ヵ月間、筋力回復のトレーニングなどをしてきて、筋力が戻ってきたと感じていたようです。
ベッドに起き上がる動作も、何度も練習しました。
そこで、動く方向などのコツをつかんだ感覚もあったようです。
そこで試しに、自分の力だけで起きてみようと思ったのです。
実際にやってみたら、意外と楽に起きられたとのことでした。
こういう声を聞くことは、私も嬉しいですね。
ベッドから起き上がるなど、健常者には他愛もないことですね。
当たり前過ぎて、一つ一つの動きを確認する人はいません。
すると、いざ起きられなくなったとき、意外と戸惑うのです。
Uさんも最初は、そんな感じでした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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市川市 行徳 脳卒中のリハビリ専門治療院
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