年が明けてからこれまで、実は3回の出前授業をしている。
なかなか文章にする心の余裕が持てなかったけど。
せっかくなんでドババっとまとめてみよう。
まず。
出前授業とは、『協力隊を終えた人が小中学校などで生徒を対象におこなう単発の授業』のことである。
出前授業をするのは希望者のみ。
JICAのコーディネイトのもと、依頼のあった学校へ派遣される。
授業内容は派遣国の状況や活動報告などで、学校側の希望もあるが、ほぼ一任されている。
では最初に、その3回の自己採点を述べよう。
これは完璧に主観であり、単なる自己満足の評価である。
第1回(1月) 55点
第2回(2月) 70点
第3回(2月) 80点
(すべて小学5年生くらいで、1クラス30人ほど)
ざっくり言うと、最初は上手くいかなかったけど、ちょっとずつ改良されているということだ。
1回目。
その敗因は伝えたいことをモリモリにし過ぎたことにある。
ありがちなミス。
『活動の話をしたい自分』と『そもそもイメージを持ててない生徒』の間の温度差というか。
2回目。
他の同期隊員のアドバイスを受け、『活動の話よりも単純に外国での経験談』という視点で内容を組み立てた。
たとえば、道に信号がない。こんなものを食べる。こんな服を着る。こんな字を書く。
現地で生活していた人間には当たり前のことでも、外国に馴染みのない子どもには興味深いらしい。
3回目。
生徒たちの発言を促すという意味で、授業の導入に、エジプトでのこんな経験談をすこし話した。
「僕は言葉がわからなかったけど、間違えることを恐れずにたくさん話しました。
間違いを恐れずチャレンジしたことで、いろいろなことが上手くいきました。」
だからみんなも、正解か不正解かを気にしなくていいから、もっと授業で発言しましょう。
みたいな感じ。
で、実際に授業の空気が良くなった気がした。
次回の出前授業では、もっと内容を削ぎ落して、生徒が自分で授業を作っていけるような仕掛けを考えたい。
最後に。
僕が出前授業でやっていることをすこし紹介する。
まず、アラビア語のワークシート。
これは同期のラオス隊員がやっていたので、許可を得て丸パクリした。
だって楽しそうだったから。
と、自作の教材紹介。
これは、ただの教材紹介ではなく、プチワークショップの形式にしている。
まず生徒を3つのグループに分け、グループ毎に別々の教材を手渡す。
3分くらいかけてその教材を観察してもらった後、『教材の使い方やねらいなどの気づいたこと』を子ども達自身で全体に発表してもらう。
そんな感じ。
出前授業も、回を重ねるごとに学びがあっておもしろい。
