予想したとおり猛暑🥵で東京五輪が大変なことになっているらしい。熱中症警戒アラートが連日のように出され、熱中症で亡くなる方も出る時期だ。そういう酷暑の時期に欧州などの涼しい地域から日本へ来たアスリートたちが、炎天地獄の五輪で戦う悲惨な状況になっているらしい。
一流選手も「厳しい暑さ」に悲鳴
世界中のさまざまな場所でプレーしてきた一流選手も、東京五輪の過酷な環境はこたえているようです。
☞ 酷暑五輪に海外選手ら悲鳴 「今までで最悪」の訴えに対策は?
>なぜ午後の遅い時間に試合をしないのか理解できない。欧米のテレビ局にとっては、試合時間が遅くなるほど(自国の)タイムゾーンに合わせることができて好都合だろう」と、皮肉とも受け取れる言葉を交えながら語った
いや〜、まったくそのとおりでござる。気温も湿度も高い状態が日本の夏の特徴です。 湿度が高いため夜でも蒸し暑く不快な状態が続くのです。 このように日本の夏の”高温多湿”環境は湿度が不快に働く世界でもかなり珍しい気候らしいです。
外国の人にとっては過酷な日本の夏
日本人は高温多湿環境に慣れていても、外国から来た人の多くは日本の夏は過ごしにくいと感じるようです。
>外国出身者の8割が 『日本の夏は母国より過ごしにくい』
>熱帯地域出身者でも6割が 『日本の夏は母国より過ごしにくい』
>日本の夏の過ごしにくさは 『高温多湿』 な気候が原因
まあ、梅雨明けに南の海でたっぷり湿った高温の空気で日本列島が覆われる訳ですから高地でもない限りそう逃げ場はありません。毎年梅雨明けにやってくる日本の夏、長く日本人やっていても用がなければ真夏の日中に出歩きたくないですよ。
高温多湿環境慣れていないアスリートはプレーに集中できなくなる事態もあるようです。気候のせいで実力が出せず、メダルを逃したら悔やんでも悔やみきれないでしょうね。
☞ 「間違いなくきつい」スケボーの“世界王者”が酷暑開催に苦言! 思い出される「アスリートファースト
>間違いなくきつかった。足が焼けるようなクレイジーな感覚って言うべきかな
大会組織委は万全の対策なのか?
アスリートたちの訴えに、大会組織委は「十分な水や氷があるよ」とか「頑張ります」みたいな事を言っているようですが、そんなんで十分なんですかね?どうも気休め程度の対策で根本的な解決になっているとは思えません。
そういえば、1年延期になる前は「打ち水」「アサガオ」「うちわ」などで暑さ対策します、などと冗談のような対策を真剣に考えていたというから相変わらずのアホさに呆れ果てます。アスリートたちは観光で日本を訪れるのではなく、極限まで肉体を酷使する競技に参加するためなんですがね。
☞ 東京五輪が目前に 暑さ対策の「アサガオ」「打ち水」は本気か
>東京2020大会公式サイトに2021年5月26日付で掲載されている「第45回理事会資料」に運営中の適切な休憩の促進や、観客へのうちわの配布などのほか、暑さ対策として「朝顔(アサガオ)」の記述もある
オリムピック大会組織委は「心頭滅却すれば火もまた涼し」のような根性論で地獄のような暑さを乗り切るつもりじゃないですか(笑)
主催者側に認識の甘さ
世界的な一流アスリートからも不満の声が聞かれ、オリムピック組織委員会や国際オリムピック委員会(IOC)も対応に追われているようです。
☞ 「アメリカの中継時間でアスリートが健康の危険に」 東京五輪の“酷暑・湿度問題”に伊集院光が警鐘
>マラソンだとかは、北海道でやろうとか夜やろうとか、あれは何だったのか
>アメリカの中継時間で、アスリートが健康の危険にさらされていますというのをどう思いますか?ってことを問わなきゃいけない
>そもそも日本が誘致した時に『この季節はスポーツがやりやすい』と言っちゃった責任とか。忘れずにきちんとしないといけない
マラソンを北海道開催に変更したということは、東京五輪は気候的な問題があることを主催者側が認識していたことに他ありません。それにもかかわらず、IOCも組織委員会もそれで十分だとタカをくくっていたわけです。この時期、北海道は東京と変わらない猛暑になることがありますが、マラソンは大丈夫ですかね。
炎天地獄の五輪開催は主催者側の責任問題に
☞ 「日本のオリンピック組織は嘘をついた」海外コラムニストが猛暑の東京五輪を酷評
>招致の段階では、この時期について「温暖で理想的な気候」とアピールしていたが、海外メディアからは「ひどい嘘をついた」と厳しい批判もあがりはじめた。
>「穏やか? 理想的? 7月のこの東京が?」と強烈に皮肉った上で、「日本はそれが嘘だと知っていた。東京に住んでいる人間なら、真夏の気候が『穏やか』でも『理想的』でもないことは誰でも知っている」
>「十分な氷と水を用意している」(組織委員会の小谷実可子)
外国の人ならともかく、日本人ならこの時期の開催は過酷な大会になることは予想されていたはずです。アスリートたちの訴えでマトモではない五輪だったことが鮮明になりましたが、その事態にやっと外国の人が気づき始めたがときすでに遅し。多くの日本人は「それ見た事か」と思ったのではないでしょうか。
世界中のアスリートたちが揃う五輪では暑さに強い国や弱い国もあります。日本の気候によって、有利不利が生じては金メダルを取ったアスリートも素直には喜べないでしょう。2013年に招致してから8年間もあったのに、効果的な酷暑対策を取らなかったIOCと組織委員会の責任問題が持ち上がることになるかもしれません。
虚偽説明で招致した責任も問われるべき
日本が五輪を招致した際に招致委員会は立候補ファイルにこう書いていました。
| この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。 |
前から言われたことですが、これが真っ赤な嘘である事は一目瞭然です。招致委員会が虚偽説明で五輪を招致したことは明らかで、日本国の信用を失墜させた責任を看過すべきではありません。

招致委員会の責任者出てこい
と吠えてみても、森喜朗、猪瀬直樹、竹田恒和、安倍晋三ら当時の責任者は現在誰も残っていないのです。「ふ・ざ・け・る・な」です。こんな嘘つきでさもしい無責任者らに決定権を与えたのが間違いですが、せめて安倍晋三ぐらいは議員辞職を求めたいところです。今のIOCもJOCもこの虚偽について知らないはずがなく、問題を解決せず開催させた責任があるのは言うまでもないことです。
気を取り直して考え直せば、米国メディアの都合での開催時期が固定される商業五輪の問題点だと世界中が気がつき始めたならば、炎天地獄の東京五輪が無意味な大会ではなかったと言えます。五輪放映権利権にメスが入ればいいのですが、米国メディアの都合に合う開催時期に気候的な問題がある国は五輪開催対象国から除外されることも否定できません。そうなれば、将来日本が開催する目は消滅します。まぁ、別に困ることではありませんが。
戦時中の日本軍のインパール作戦の様な無責任・無計画なイベントが日本流の「お・も・て・な・し」の裏にあると、多くの国がすでに気づいたのではないでしょうか。
今ごろ気づいても…
筆者は10月10日開催がよいと主張していたが、橋本五輪相はムリと承知で強行しておいて何を今さらですけどね。
☞ 「真夏の五輪は無理」 冬への競技分散化で私見も 組織委・橋本会長
>7~8月の真夏に行われた五輪について「この時期にしかやれないのは無理だと、会長をやってつくづく思った
この記事の発表された10月7日は、暑くも寒くもなくスポーツにはちょうど良い季候、しかもコロナの新規感染は激減し、五輪開催に相応しい時期である。10月延期論ボールをIOCに投げて延期か中止か決定させれよかったのに。そういう戦略も戦術もなく、根性論で強行しておいて今さら嘆くのは令和のインパール作戦そのものじゃないですかね。旧日本軍のDNAを引き継いでどうするよ。























