鉄道廃線跡などの鉄道文化遺産を北海道
の観光資源として大いに活用していこうと
する北海道鉄道観光資源研究会について
何度か触れさせていただいています。
発起人の永山 茂さんからお聞きした話で
すが、昨年末の会の立ち上げ後、全道各地
の鉄道マニア?から、“知られていなかった
情報”も続々寄せられているようです。
その中で驚くべき情報は、定山渓鉄道(札幌
市の中心部~定山渓温泉)と夕張鉄道(夕張
~江別市野幌)は、もともと一本に結ばれる
計画であったというもの。
永山さんも初耳であったようです。
「それがどうした?もうお互い廃線になってし
まったんだから夢を追っても仕方ないだろ」
という声が聞こえてきそうですが、鉄道オタク
にとっては、そういう情報は見過ごすことがで
きないのです。
早速、古地図を開いて確認しながら、「ふむ
ふむ、なるほど」となるわけです。
まぁ、一種の“病気”なんですが・・・(笑)
蛇足ながら、弊社の運転手の中に廃車バス
の部品を集めている者がいて、中でも降車ボ
タンはマニアの間で価値が高いのだそうです。
鉄道病の私でさえ「そんなもの集めて何が楽
しいんだ?」と言いたくなりますが、どっちも
どっちなんでしょう!
【中 村 敬 臣】

