弁護士時代にテレビ出演で人気を博した
こともあり、年収3億円を得ていたという
橋下 徹氏。
絶叫演説で大阪府知事選に勝ち抜き、大
阪都構想を実現するために知事の任期を
投げ打って大阪市長選に立候補。
これも“人気の利息”で勝ち得たものの、
今度は大阪都構想なるものについて政党
の支持が得られないからと市長の職を辞し
て大阪市長選で改めて民意を問うとか。
私は橋下氏が知事として労使馴れ合いの
風潮打破や税金のムダ無駄遣い、教育改
革に取り組んだ実績は尊重するけれども、
都構想を実現するために知事の座を投げ
出し、今度はまた市長の座も途中で降りて
民意を問うなんて常軌を逸していると言わ
ざるを得ません。
「皆さんが政治家橋下をいらないというなら
退場する」とか豪語していますが、そもそも
自治体の首長なら、その団体の住民のため
に汗水たらすのが本職であって、都構想の
ような自治体の枠組みを大きく変えるような
ことは国政の場、つまり代議士になって取り
組むべきことです。
大阪でいくら吠えていたって実現するもので
はありません!
大阪市長選が実施されるとなると5~6億円
の経費がかかるそうです。橋下氏ご本人は
まだ人気の利息で当選できると踏んでいる
のでしょうが、税金の無駄遣いはやめて欲し
いものです。
“駄々っ子”のような振る舞いは、子だくさん
の橋下氏が大事にしている“子どもの教育”
のためにもよくないんじゃありませんかね?
民間会社で「オレの言うことを聞けないなら
辞めてやる」と豪語する社長がいたら「どう
ぞご自由に」となりますよ!
