「何もしない」ことに全力を注ぐ!?
おはようございます。
今日も機嫌よく過ごせますように!
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相手との一体感の中に自分がいる!?
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(参考)
河合先生は
京大を定年退職される最終講義で、
「何もしないことに全力を注ぐ」
とおっしゃいました。
これは
相手との一体感の中に自分がいる
という意味で、
ものすごい言葉だと思うんです。
我われはともすると、
誰かを何とかしようとして
心をいたずらに傷つけてしまったり、
分かってもらえない気持ちを
増幅させてしまったり、
患者さんのためにならないことを
多くやってしまうことがあります。
そうではなく、患者さんの弱いところ、
傷ついているところ、辛いところに
共に寄り添う存在になることこそが
大事だと思います。
その時、もし自我みたいなものが表に
出てくると、患者さんはとても嫌います。
私は患者さんたちの
命に寄り添うことによって、
人間の愛おしさ、尊さというものを
すごく学んだと思っています。
命懸けで人の話を聴く
臨床心理士 皆藤 章
『1日1話、読めば心が熱くなる
365人の仕事の教科書』 藤尾秀昭 監
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心の悩みを抱える人を前にして、
「何もしない」というのは、
はとても難しいことでしょう。
ただ素直に向き合い、
相手の苦しみや悲しみに寄り添って、
相手との一体感のなかに自分を置く
ことができるというのは、
いろんな「道の世界」の免許皆伝
のような境地でしょうか。
私たちには、それはなかなかできません。
相手の心を「理解」する前に、
「同苦、同悲」の世界に入る前に、
「他人事」のまま、
ついつい余計なことを言ってしまう
ことが多いようです。
「相手は、こちらの自我を嫌う」
ということはわかっていても、
なかなか自我がじっとしていません。
黙って向き合い、まず「じっと聴く」
という
鍛錬がまだまだ足りないようです。
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<今日の「智&慧」>
相手との一体感のなかに自分を置く。
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真に寄り添ってくれる人はいますか?!