こんにちは、philosophiaです
今日は、名著復刊の一冊をご紹介したいと思います。
東京大森の古本屋「山王書房」の店主関口良雄氏が
昭和53年、『昔日の客』随筆集として三茶書房より刊行されたものが、
夏葉社より復刻復刊されたものです。
裏表紙も忠実に再現されています。
使用されている「山高登氏」の版画は、当時のものと同じだそうです。
ありしの昭和の古書店の雰囲気が今みるととてもレトロ調で懐かしい感じがして、
この本に趣を与えています。
副題に「古本と文学を愛するすべての人へ」とあるように
当時、山王書房には、尾崎一雄、上林暁、野呂邦暢、
そして三島由紀夫などに愛用された古書店だったようです。
この本の中で、この店主の言葉が響きました。
「古本屋というのは、確かに古本という物の売買を
生業としているんですが、私は常々こう思っているんです。
古本屋という職業は、一冊の本に込められた作家、
詩人の魂を扱う仕事なんだって。
ですから、私が敬愛する作家の本達は、たとえ何年も売れなかろうが、
棚にいつまでも置いておきたいと思うんですよ。」
いち古本屋の作家との親交や日常の風景がよくわかる本です。
本が好きな方、とくに古書が好きな方には、堪えられない名著です。
- 昔日の客/夏葉社
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
先日、長男夫婦が遊びに来てくれ、初孫の成長にビックリ
離乳食をパクパクと食欲旺盛(笑)
父の日のプレゼントに、大好きなバームクーヘンを頂きました。
生バームクーヘンは、上品な味でした。
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