2014年
「Human~立ち止まる前にあの曲がり角までいこう~」
青山 草月ホール
キャスト35名
動員数 1501名
兄の残した言葉、振付、詩、楽曲を使ったファイナル公演
分かるお客様には 松本ケージの話と分かる
分からなくても成立するように考えました
前回の記事→第 36話 なにがなんでも伝えたいこと!
私は菜穂という妹役であり↓
兄の感情であり菜穂の感情でもあるという
ナホという2役↓
朝から全員の撮影をし、
夜中の2時からやっっっと最後にこの写真を撮ったのが印象的
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作家の池田真一さんに紹介いただき
ちびまる子ちゃんの声のTARAKOさんに出演いただくことが出来ました。
(次回作1幕の脚本/演出をしていただけることに。)
DVD発売してます.
精神的に苦しい公演でした。
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兄のことになると
めちゃくちゃキリキリしてしまい
寝れない程の咳
咳が出過ぎて吐く
電車を降りてトイレで吐く
稽古場で吐く
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そんな生活をしていたので
目の前の信号まで走れない
立っているだけでもやっとで
本番はタクシーで会場まで往復して
レッドブルを一日に3本くらい飲んで乗り切っていました。
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かなり大量の松本ケージの資料を
作家の池田真一さんが目を通して下さり
毎日毎日やり取り。
ケージさんの役を生半可な気持ちでは出来ないと
幸村さんが毎日トレーニングとして走りはじめ
皆の熱が本当に凄く
愛を頂きました。
ラストシーンで泣いてしまい
池田さんに
「菜穂さんは絶対に泣いたらダメ
泣いたら前に進めないじゃん」
必ず前に進める
それを示す役目なんだから
泣いたらだめでした。
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メッセージはタイトル通り
兄の歌のタイトルなんですが
立ち止まる前に
あの曲がり角までいこう
生きていたら辛いことがあるけれど
休む時は休み
そして
少し先の曲がり角までで良いから行ってみよう
そんな
メッセージの公演です。
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寿命が縮まってもいい
そう本気で思っていました。
生きる意味を見付け
皆がいたから
だから生きる力に変えれました。
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どんなに辛くても
必ず光りが差す
何にも変えられない
Giftが待ってるんですよね。
すべてはそのためにあった
そう思えるように生きたいと思います。
Gift to Naho
これからどんな人生の舞台が待っているんだろうか
きっと暫くは苦しいかったり
何かを諦めたりするのかもしれない
これから何を選んで行くんだろうか
何度も立ち止まりながらでいいから
何度も
少し前の曲がり角までいってみよう
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兄、松本ケージと共に生きているから
頑張れていると思います。
松本ケージストーリー
聞いて下さりありがとうございました。
また時が来たらお話したいと思います。
次回は、SHOCK卒業へのエピソード
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いつもいいね押してくれてありがとう
人生ストーリー50話まで書いてます。
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