HIROのホリスティックヘルス探究記 -28ページ目

HIROのホリスティックヘルス探究記

人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

お盆前に少し暑さが和らいだなと思っていましたが、最近またとっても暑さがぶり返してきていますね。体調崩したりしていませんか?
今日の埼玉県富士見市は真っ青な空に、真っ白な入道雲 で、夏ーっっって感じでした。

お盆が終わり、不規則になりがちだった食生活も、また元に戻さなくては、と、思ったりしている方もいらっっしゃるのではないでしょうか?
何かをやろうと、決めた時、まず初日は張り切って実行しますよね。
でもそこで最初に訪れる危険日が3日目だと思います。
3日坊主という言葉はあまりに有名ですが、ことわざを始めとし、昔から言われている言葉や事柄って特に「エビデンス」(←西洋医学界ではよーく言われる言葉で、証拠とか実証とかが直訳です。私はこの言葉が好きではありません。)がないにも関わらず、本当にその通りである事が沢山あるなあと思いませんか?
これって想像も出来ないくらいながーい時間をかけて、多くの人々の実体験を通して、つまり、かなり精密に統計処理された上で、その通りである確率が高いものが現代にも言葉なりことわざなりという形で残ってきているからなのではないかと思います。

それに対して現代医学の「エビデンス」は・・・学会発表や論文発表では色々な実験や、統計をおこない、8割位に効果があれば「この方法は、この薬は、とても効果があるというエビデンスが得られた」という事になるわけですが・・・得られたはずのエビデンスも、短いものでは数年で「もうその方法は古い方法です」という事になったりするので・・・余計に昔からずーっと言い伝えられているものの素晴らしさを感じます。

さて、3日坊主。
2日続いたけど3日目には出来ない人もいれば、3日続いたけど4日目には出来なくなる人もいるでしょう。
どちらにしても第1の山が3日ですね。

3日続いたら、次が3週間。
3週間続いたら大したもんですが、3週間では何を続けているにしても変化は現れにくいと思います。でも、続けている本人としてはかなり頑張っているつもりでいるから、ここで変化が出ないことが挫折に繋がってしまうんですよね。
負けちゃダメ もう一息頑張ってみましょう。

次が3か月。
明治生まれのおばあちゃんが、まだまだ小さかった私に言った言葉を今でも覚えています。
「人のうわさも七十五日。
嫌なことがあっても、大体3か月すれば誰もその事を言わなくなるから、3か月は我慢しなさい。」
その後、今に至るまで、本当にそうだなぁと思うことが何度もありました。
3週間では変わらないものも、3か月すれば何か変化が起きてきます。

今までに紹介している「ぷちぷちマクロ」では、まだまだ入門編でしかないので、身体の変化を感じるのは難しいですが、私の実体験としては、マクロを始めて3か月ほど経った時には、確実に変化を感じました。
パワーが充満している感じで、とにかく疲れにくいんです。
身体が疲れないから、気持ちにも余裕があるんですよね。
3か月と言えばワンシーズンですから、続けるのはなかなか難しいでしょうけれど、頑張ってみる価値はありますよ

そして3年。
「石の上にも三年」です。
~がまん強く続けていれば必ず成功する事のたとえ(大辞泉より引用)~です。
3年続けば、多くはもう生活習慣として毎日の生活に組み込まれていくものと思います。
無理していることは、3年も続かないでしょうし、無理するということ自体、どんなに「良い」と言われている事であっても、自分にとっては無理のかかる逆効果のものでしかないという事になりますから、続かないことがかえって良かったりしますね。


同じ事であっても、その時の自分には「無理しないと出来ない」ことだったとしても、数年後の自分には無理なくすんなり出来ることに変わっていることもあります。
自分側に受け入れ態勢が整っている事は、無理なくすんなりいくものです。
逆に「自分」が出来ていない場合は、無理して何かをやってみても、いつかどこかで限界が来ます。

受け入れ態勢を整えるためには、小さなことから少しずつ、日々の生活の中で成長していかなくてはなりません。
分からないことがあったら、人に聞かずに自分で調べてみても良いでしょう。
嫌なことが起こった時、人のせいにして自分を防御するのではなく、まず自分自身を振り返ってみるのでも良いでしょう。
毎日腹筋を20回するなんて言うのでも良いですし、自分の部屋を毎日掃除するなんてことでも良いかもしれません。

まずは3日。そして3週間・・・
何をやってもうまくいかないと嘆かずに、何か始めてみましょう。

3か月・3年・・・
続けてみましょう。


3日・3週間・3か月・3年に「エビデンス」はありません。
私自身の経験の中で、確かに意味のある期間だな、と、私が感じた期間でしかありません。


それも一緒に体験してみてください。
何かを続けてみないと体験は出来ませんが、ああ本当にその通りだなと思うか、いや、私にはもっと短い期間で変化が現れたと思うか、それも一つの楽しみにしてやってみてください。

自分自身を変えていく、第一歩です。

「ホリスティックヘルスケアルームHIRO」という看板を付けてから、「ホリスティックって何ですか?」
とか、「”なんとか”っていうのは何ですか?」と、言う声をよく聞きます。


看板はつけたけど、実際に何をやろうと思っているのかは、何も書いてないから、一体何なの?という反応があっただけでもありがたいです。なーんも反応なかったらさみしかっただろうな・・・。
地元、鶴瀬駅東口に設置された小さな道案内みたいな看板には、一応「teateセラピー®・ヨガ・マクロビオティック・アロマテラピー」と入れてあるのだけれど、看板が小さくて、気付いて頂けていないようで、こちらについての反応は残念ながら「ゼロ」


ヨガやアロマをやるのがホリスティックではなくて、ホリスティック(holistic)とは「全体的な」という意味を持つ言葉で、語源は「ホロス(holos)」というギリシャ語。
調べたところによりますと、そこから派生した言葉にはwhole(全体)、heal(癒し)、heaith(健康)、holly(聖なる)などがあるそうです。
派生語だけ見ても、今の時代になんだか忘れられている事のように思えます。


ホリスティックって何?と聞く人は、お医者さんに多いです。
西洋医学って「○○科」「△△科」って細分化されていて、確かに西洋医学の分野ではかなり難しい事まで研究されているし、遺伝子のような小さな事を研究する事によって凄い事が発見されたりするのだけれど・・・専門分野以外の事を聞くと、「専門じゃないから分からない」という答えが返ってきたりして・・・。
かく言う私だって「口」という部分の医者だから、医者の立場から言えば「分からない」というより、詳しくないことをいい加減にお応えする事は出来ませんよ、ということなんですけどね。


この「ホリスティック」は、部分重視の西洋医学に対して、全体重視の東洋医学や東洋の思想、哲学分野の方はよく使ったり聞いたりする言葉なんです。
歯科関係の知り合いは「ホリスティック」を全く知りませんが、teateやヨガなど、東洋ベースの事をやっている知り合いは逆に「ホリスティック」を知らない者はいないです。


どっちが良いとか悪いとか、そういう事ではなくて、両方を知っているのが良いと、私は思います。
歯科の講習会に行ったりすると「東洋医学なんてウソだ。効かないから騙されてはいけない」というような事を言われたりします。
それは・・・・・効かないわけではなくて、効かせることができるかどうかは「人による」んですよ。
東洋医学は「ホリスティック」ですから、使う道具とか方法とか、目に見えているところではなく、もっと深いところが関係してくるんです。
とかく西洋医学に染まってしまうと、この大事な深いところが欠けてきてしまうんですね。だから「効かない」わけなんです。
「人による」って言いましたけど、同じ人だって、その日の状態で効かせることが出来ない日だってあります。そういう所が、「誰がやっても同じ結果」になることを目的としている西洋医学とのギャップで、多くのお医者さんには理解できないところなのだろうなと思います。


「ホリスティック・・・全体」
目に見えない物も全部。
心も精神も含めて、です。


多くの場合、何かしら自分に変化があるから身体のどこかに症状が出てきます。
何をやってしまったからなのか、変化が劇的でなければ分からないこともあると思います。


例えば口臭。
口が臭いのが気になります、と言って歯科医院を訪ねると、まずお口の中の汚れをチェックされます。
「磨き残しがあると口臭に変わりますよ。
ベロの表面には舌苔(ぜったい)というコケのようなものがあるので、ここにも汚れと臭いが残ることが多いので、ベロも歯ブラシで磨くと良いですね。
あと、胃が悪くはないですか?胃が悪い方は胃の方からも臭いがしてきますからね。」


と、言われることでしょう。
はい、ごもっともです。


でも、それでもまだ口臭が気になるんです、と、言って再来院したら・・・
「気のせいですよ」とか「気にしすぎですよ」と言われてしまうかもしれません。


このタイプの方は気にしすぎの傾向はあるかもしれませんが、もう一つ、ホリスティックに見るとしたら・・・肩がこってはいないでしょうか?
重たい頭を支えている筋肉が、首の後ろから肩にかけて沢山あります。
ここが硬く凝っているとしたら、筋肉と一緒に走っている血管の流れだって悪くなっています。血液の流れが悪くなったら、自然治癒は起こりにくくなりますから、口の中の細菌たちの活動の方が勝ってしまいますよね。臭いもしてくるし、口内炎も出来やすく、治りにくいという事になります。
循環が悪くなれば、唾液も出にくくなり、さらに臭いはしやすくなります。
頸と頭は繋がっていますから、頭もギューっと硬くなります。常に頭を使って考えて考えてさらに凝ってきてしまうこともあるでしょう。
じゃあ、肩こりの原因は・・・?

この原因は難しいですね。
多くの場合は社会生活によるものですから、原因除去は困難です。


心も姿勢も関係してきます。


私が全てをホリスティックに見られて、なんでもアドバイス出来るなんてとても言えません。
私は私に出来ることを精いっぱいやらせて頂く事しか出来ません。
でも単に「ちょっと様子を見てみましょう」とだけ言う前に、もう少しその方が持つ「自然に身体が治ろうとする力」を助けられることがあるかもしれないと思い、始めてみようと思ったのが「ホリスティックヘルスケアルーム」なんです。
イチからの出発ですから、不安でいっぱいですけど、「人を本当の健康に導きたい」という人生目標に向かって、不安を吹っ飛ばして、頑張ってみたいと思っています


おさらい

ホリスティック  =  全体的な     















昨夜は12時ごろ眠りに落ちましたー。
その前の日が2日続けて朝5時、明るくなってから寝たので昨日はもう起きていれませんでした

院内のポスターとリーフレット、アンケート用紙や説明書は全部手作り。
出来たのを見ればどーってことないんでしょうけど、作るのはそんなに簡単じゃあないデスヨ。


そのままぐっすり朝まで寝て、起きてメールをチェックしたら5件の携帯メール。
今日の天気とか、地震情報とかかな?5件は多いな、と、思いながら開いてみると・・・


「あなたのメールに読者がつきました」って。
まだまだ読者になってくださっている方は少なくて、今回3人目の読者さん。
先の2人はお友達。でも今回は誰なのか想像がつかず、知らない人なのかな?と、思ってました。

その後PCを開いてみたら・・・そこには一言メッセージが。


「階段上のレリーフは重かったですよ」って。


今回はこらえて泣かなかったけど、朝から感動。


診療室と自宅を作ってくれている大工さんです。1番最初のブログに登場してる大工さんよ(多分)
まさかブログを読んでいてくれていたとは
まさか読者登録と、お気に入り登録なんてしてくれるなんて


ガラじゃないよ~(笑)(大笑)


でも、涙出そうなほど嬉しかったです。
大感謝


階段上のレリーフってコレ。

凄く脆い石でできていて、インドネシアから運ばれてきたモノ。
当初は購入先の内装もやっているインテリアショップさんがつけてくれる予定だったのに、「出来ません」って・・・。
足元が階段だから・・・が理由みたいだけど。


だから、こんなの付けるの始めてなのに、大工さんたちがつけてくれました。

診療室の受付につけたレリーフは20cm×20cm×4cmで1枚3キロ弱の重さでした。

この階段部分のレリーフは100cm×150cm×7cm。
重さなんて計ってないけど、単純に計算しても200キロ弱。しかも脆いから力持ちの大工さんでも力任せでは割れてしまう危険があり・・・。
わざわざ階段に2階と同じ高さの、ピアノと大人の男性4人が乗っても壊れない足場を組んでから、これをたった4人で持ち上げるだけでなく、2枚を1枚の図柄に合わせて取り付ける作業までしてくれました。
しかもそれを全然大変そうには話さずに、笑って「そうだったんだよ」って、後から話してくれて・・・。
インテリアショップに断られたことも、足場をわざわざ組むことも、何も言わずにやってくれたんです。


かっこよすぎだよ



今から書く内容は、いつか書こうと思っていたことだけど、人生「タイミングと勘が大事」と思っている私的には、今日のタイミングが一番だろうと思うので、つらつらと綴ります。


今から5年以上前、私は咬合で有名な丸茂先生の研修に参加していました。
丸茂先生はもう神様の領域。パッと人を見ただけで色んな事を読み取ってしまうし、咬合や顎関節の事にかけては権威です。
当然私もそうなりたくて研修に参加していました。(私はいまだに神にはほど遠く勉強中ですが)
そんな時、ある先生が言いました。
「おれたちは所詮歯大工(はだいく)だから、あんな風にまで(丸茂先生のようにまで)なる必要はない」って。
それから今までずっとこの言葉は私の中に残っていました。
そうなのかな?口の中の工事。それだけで良いのかな?まあ、工事と言えば工事だけど、そんな風に考えて良いのかな?ってずっと思っていました。


でもね、今回、今のチームの大工さんたちに出逢って、仕事を見ていて、その凄さにただただ感心するばかり。
大工さんって私達よりもっと大きな物や範囲を扱っているけれど、その感覚の繊細さには驚きです。

これはまた別の玄関につくレリーフです。

写真では分かりづらいけど、レリーフの枠が曲がってるとかまっすぐじゃないとか、思いつかないようなところもちゃんとチェックしているし、

見えないところにビス止めしてくれていたり、一番最初の階段部分のレリーフだってそんなに重いのに全然テキトーにつけてないんですよ。インドネシアの職人さんがチョイテキトーだから、2枚を合わせた真ん中が隙間になっているけれど、自分達の仕事じゃないにもかかわらず、そこも埋めなきゃねって。
しかも仕事はめちゃめちゃ早い


昨日今日は読者登録とお気に入り登録をしてくれた大工さんがいなかったから現場は「シーン」と静まり返ってました。

雰囲気も大事。
いつも良い雰囲気を作っているし、カリカリしたりは絶対にない。身体も大きいけど気持ちも大きいんだよね。


そしてふと気付けば、それって全部見習わなければならない事だなって、仕事を見ながら痛感するばかりの毎日。
「歯の大工さん」という響が良いか悪いかは別として、こんな風に細かいことまで瞬時に気づいて判断して、それこそ神の領域行けてるし、そして職場はいつも楽しくて、チームワークも最高で、相手には安心を与えられて・・・。私、そんな風になっていかなきゃいけないなって本当に思ってました。だから工事が終わったらブログに書こうって決めていたけれど、今日書いてしまいました。


しかも、表に出るのは「三井リフォーム」の名前。

この素晴らしい大工さんたちを選んだ三井さんも素晴らしいかもしれないけど、本当にすごいのは「ファーストライフ」の大工さん
私も竹内歯科医院の裏方だけど、裏が頑張ってるから表が胸を張れるんです


でもね、人生って面白い。
あの時あの先生が「歯大工」という言葉を言わなかったら、もしかしたらこんなに大工さんの仕事に関心を持たなかったのかもしれないし、そもそも別の大工さんが担当していたかもしれない。

何年も前のことだけど、今回ファーストライフの大工さんたちに出逢って、「歯大工」という言葉にずっと引っかかっていた意味が分かったし、今後の人生においてプラスになる大きな物を大工さんからはいっぱいいっぱいもらえました


「人生に無駄な事なんてない」
いつもそう思っているけど、まさに数年がかりで得られた人生のカテを、今後ずっと忘れないで、いやぁ、忘れようにもあんなにでっかいレリーフがあるから忘れられないけど、大工さんたちに追いつけるように私も頑張っていきますからね。


本当にありがとうございました。大感謝です。