HIROのホリスティックヘルス探究記 -13ページ目

HIROのホリスティックヘルス探究記

人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

6年ぶりくらいにブログを書いています。

コロナウイルスで世界中が揺れ動き、恐怖に陥っています。

ヨガの世界でよく使われる言葉・・・「目に見えないものの方が大きな力を持つ」

通常これは人間の持つ「クンダリーニ」と言われている底力みたいなものに対して言われることですが、

今回は見えないウイルスに対して「本当だなぁ」と、思っています。

 

最初にお断わりしておきますが、私もこの状態において、収入も減っておりますし、恐れを抱いていないわけではありません。

世界で起こっている凄まじい現状に胸も痛みますし、今後日本で起ころうとしていることにもヤバさを感じます。

ワクチンが出来、感染に対して一安心したとしても、その後の経済状況は目も当てられないだろうなとも思います。

私はヨガインストラクターでもありますが、本業は歯科医師です。

自慢にもなりませんが、歯科医師は「コロナに感染しやすい職業ナンバー1」です。

コロナに感染している患者さんのためにお仕事なさっているドクターやナースより感染しやすいと言われています。

すぐ目の前に口がある、血が出る、咳き込む、唾液がある、空中にエアーを散布する機械類と共に常に仕事をしている・・・。

もちろん数々の対策はとっているけれど(もし、あなたが通っている歯医者さんの設備や対応に、なにも以前と変化がないのだとしたら、ちょっとそこに通うべきか考えた方がいいかもですよ)、それは患者さんが院内で感染を起こさないようにするための対策であって、私たちスタッフは防ぎようがない部分もあります。

感染に気付いていない無症状の患者さんが受診なさったとしたら、私たちスタッフへの感染危険度はかなり高いです。

危険なのは歯科医院に患者さんとして行くあなた、ではなく、私たち歯科医やアシスタントですので、決してそこを間違えないでください。

と、こんな風に、皆さんと同様、ネガティブな感情も持っています。

 

が、しかし・・・

どうしても私は「地球」の気持ちになってしまいます。

わたしは、今のこの状態を、必要に迫られて引き起こしたのは地球だと思っています。

 

中国がコロナを作ったとか、中国が悪いとか言われていますが、悪いのは「人間」です。

そもそもウイルスなんて撲滅できないんです。人類が完全に撲滅出来たウイルスは天然痘のみ、と言われています。

ウイルスの特徴は変異。どんどん「態」を変えていくものだから、撲滅なんてできないの。

なのに人間は薬に頼り、薬を飲み過ぎ、また新たな、既存の薬が効かない新種のウイルスを生みだすことになっていくわけです。

結局これは繰り返されるし、繰り返せば繰り返すほど、複雑なウイルスになっていく・・・。

新コロナはその一例。

色んな噂はあるし、誰かのせいにしたくなるのは人間の性分かもしれないけど、中国のせいにするのを聞いていて、良い気分にはならないなって思いました。

 

話がちょっと変わりますが、earth(2007年公開みたいです)という映画を見た時に(見たのは半年前くらいです)、ホッキョクグマが地球温暖化のために、氷が薄くなり割れてしまうため、獲物を捕獲できずやせ細り、それでも必死に生き・・・最後に力尽きて死にゆく様を見た時には、そんなことが起こっているとは、知らなかった・・・と、すごく罪悪感でいっぱいになったのを覚えています。覚えています、というか、その時から一日たりとも、そのシーンを忘れることはないんです。

「みんなに見てほしい。私たちは便利になるようにと色んなものを開発し、使っているけれど・・・ホッキョクグマなんてほんの数頭しかいないかもしれないから、どんなに苦しくても何も訴えることは出来ないし・・・少数派として多数決に負けるかのように泣き寝入りして絶滅していくかもしれないけど・・・でも、みんながこの映画を見たら、何かが変わるかもしれないのに。私一人がそう思ったって何もできないーーー!!!」と、思いました。

 

地球温暖化。

私たちはそれについても、「以前と気温が違う」とか、「桜の開花が早い」とか、「台風の威力がどうだ」とか、自分たちのメリットデメリット目線でしかとらえていないです。

大気汚染も、水質の変化も、何もかも。

人口増加も。

世界の人口は増え続ける一方でいまや、「地球が丁度いい」、と思える人口の3倍も4倍もの人類がこの地球上に存在しているとも言われています。「子供が足りないから、子供を産みなさい。年寄りは高水準の医療で長生きさせます。」これも、人間に都合のよい考え方なんじゃないかな、て思います。

 

だから、私にはどうしても、今回のこの状態は 、「とうとう地球が自己調整を始めたんだな」 としか思えないんです。

だって、もし私が地球だったら、この状態はつらいもん。

これがさらに悪くなるとしたら、自らなんとか改善しようって思うもん。

暑すぎず、空気も水もきれいなのがいいし、自分の為に誰かが争ったり辛かったりしない方が良いし、面倒見てあげたいのに面倒見きれないような沢山のものがあったら、減らして面倒見てあげたいと思うもん。

蓄えてきた資源を、せっかく使わせてあげたのに、それで喧嘩したりするなら、値段下げて価値下げて、喧嘩辞めさせたいと思うもん。

 

私はそんな気持ちになって仕方ないです。

コロナで世界中が大騒ぎになっていて、ここ埼玉だって日に日に感染者が増えているのは本当に恐怖だけど

 

でも、地球の気持ちがわかるような気がします。

 

例えば、アリの巣を、故意にではないけど、壊しっちゃったことが何度も過去にあります。

壊しちゃうと、中から沢山のアリが出てきて大騒ぎです。

言葉は無いけれど、きっとありの世界では大惨事に違いなかったはずなのに、私はあ~あ、壊しっちゃったな、で終わっていました。

 

地球から見たら私たち人間はアリよりきっと小さいです。

もしかしたら何か小さなものが騒いでるな、と、今地球も思っているかもしれません。

でも、地球が自己調整をしているんだとしたら

 

大都市や先進国が電力消費を減らし

外出や渡航を減らすことで大気汚染を

工場が停止することで水質汚濁を

船では感染が蔓延しやすいから、船の使用をひかえ、海の生物を守り

世界人口がもう少し減り

それら全てが最終的に地球温暖化を多少なりとも抑制するまでは

 

この事態は続くに違いないと思うのです。

 

地球上のどこか偏った地域だけでなく、地球という大きな単位で全体を調整するためには

こうするしかなかったんだな、とさえ思います。

 

私は、自分のことを親身になって思ってくれる人がいたら、嬉しいです。

地球も同じかもしれないなって思います。

今この非常時に、恨んだり怖がったりするだけでなく、少しでも地球の気持ちになれたら、なにかが変わるのかもしれないなって思います。

 

こんな事態が引き起こされてから、さらに毎日のようにホッキョクグマが頭から離れません。

私は困っている。

早くこの状態が終わってほしいと思っている。

終息したとしても、その後に待つ世界の経済状態を考えると、恐ろしくて考えるのをやめてしまう。

 

でも、ふと、ホッキョクグマは笑顔になれているかもしれないなと、心から少し安心している私もいるのです。

 

この話に終わりも結論もありません。

earthを見た後には、何もできなかった私でしたが、もしかしたらこの文は、何人かの人が見てくれるかもしれません。

 

だれかを怒らせたり気分を損ねたりするために書いたのでは無いことを心底お伝えします。

なにも役に立たないまま終わるかもしれないけど、もし何か共感していただける部分がどなたかあれば、幸いです。

ただ、それだけでなんです。

す~ごく久しぶりのブログです~。
笑いヨガを、とうとう始めようと決心したのでブログも久々に書く事にしました。

私が初めて「笑いヨガ」というものを知ったのは、2007年の年末、NHKで放送されたヨガの特番を見た時でした。菅野美穂さんがインドを訪れ、公園で数人の人が集まって、ただ笑っていました。インドではこんなヨガもあるんですね、と、紹介されていました。

たった数分のこの場面が、頭から離れませんでした。

すぐにネットで笑いヨガを検索しましたが、その時には何も出てきませんでした。

それから数年後、あまりテレビを見ない私ですが、ふと目にした番組で、笑いヨガが紹介されていました。もちろんすぐに検索しました。するとなんと、数年の間に日本でも笑いヨガが広まっているではありませんか! 私はすぐに「笑いヨガリーダー」の講習会に参加しました。

 

さて、笑いヨガ。

正直言って、バカらしいです。だっておかしくもないのに、笑うんです。面白い事もないのに笑うんです。しかも思いっきり。身振り手振りを交えて。

どうです?

 

こうして文で読むと、「なにそれ?」じゃあないですか?

ちょっと、やるには勇気がいりますよね!

でもね、終わった時には身体がぽかぽか熱くて、お腹も笑い転げた時のように痛いんです。

こんなに笑ったら顔がシワだらけでは、と、思っても、翌日はむしろ張りが出ていてびっくりでした

 

生きていると、色んな事がありますよね。

楽しい事より、悩んだり、恐れたり、苦しかったり、悲しかったりする事の方が多いかも知れまでんね。

なんで自分だけ・・・

そう思ったりしてませんか?

それは間違いです!! そう思う人はきっとみんなそう思ってます。

そう思う人は、小さなことでも「なんで、なんで」と思うのではないでしょうか?

物事には必ず長所と短所があります。悪いだけ、良いだけの事や物はないんです。あなたがどの方面からそれを見るか、だけの違いではないでしょうか?

どん底に陥った時、このまま死んでしまいたい、と思う人あれば、「堕ちるとこまで堕ちたら上がるしかない」と思う人もあるでしょう。

カタカナで言えば、ポジティブか、ネガティブか。プラス思考か、マイナス思考か。

 

何かに悩んでいるあなた、最近笑っていますか? 病気で気分が滅入っているあなた、笑う気になんてなれませんよね。

そりゃそうだよ、面白い事なんてないもん、と、思いますよね。

そんなあなたは、悩みが出来る前には思い切り笑えていましたか? 病気になる前には笑えていましたか?

作り笑いや愛想笑いではなく、お腹の底から笑っていましたか?

お顔にシワひとつなく、うらやましがられるあなた、笑いの表情を作るのは苦手ではないですか?

物忘れがひどくなりつつある方も、余り笑う事のない方ではなかったでしょうか?

笑いの効果については、今では多くの医師はじめ多方面の方から言われていますが、日本に初めて「ヨガ」をもたらした、私の心の師匠「中村天風師」が既に何十年も前から唱えていらっしゃいます。

今のように、笑うとこのホルモンがどうのとか、この細胞がどうのとかいう詳しいものではありませんが、そんなホルモンや細胞の名前を聞いたところで忘れるでしょうし、覚えていたって実際に笑わなきゃ何の効果ももたらさないですよね。

 

思い切り笑う=腹筋を使って笑う

これが重要なんです。腹筋の振動はお腹のみにとどまらず、背中から脳の反射にも影響を及ぼし、全身の神経系統にも作用します。

しかも笑いヨガは、大きく顔の表情筋や、手、肩も動かしますので、笑っているだけで全身運動にもなっています。

本当におかしくて笑っている時と、笑いヨガのように作り笑いで笑っている時の区別が、脳は出来ないんですね。だから笑いヨガで笑っている時にも、「気持ちいい、楽しい」という感覚を起こす快楽ホルモンと、ストレスを抑えるホルモンが分泌されます。

血行も良くなり、自己免疫力も向上します。

この血行促進は、とっても大きい事ですよね。体を治すものは血液の中に入っているのですから、その血液が身体の隅々まで行き渡るって、本当にすごい事です。

もちろん脳の血流も増加しますし、ただ笑うだけですから、お子さんからお年寄りまで誰にでも出来ます。

「ヨガ」と言っても、いわゆるヨガのポーズなんて1つもありません。

 

笑うと、考え方も変わってきます。

悪い方面からしか物事を見れなかった自分がウソのように思えるかもしれません。

まさに、「人生が変わる」と、私は思います。

 

身体を動かし、ポーズをとり、柔軟になりたい。それもヨガですし、可動域を増やしてけがや病気を予防する事や、自分の身体について知ることは大切ですが、それはうわべだけのヨガだと私は思ってます。

本当のヨガは、人生そのものです。

まさに「笑いヨガ」は、本物のヨガの入り口です。

さあ、泣きながらでもいい、悩みながらでもいい、大きく口をあけて作り笑いでいいから笑ってみようよ。

きっと、きっと何かが変わるから
今年も残すところ2日となり、あわててブログを書いています。
何カ月振りだろう・・・。
最後のブログは闘病中の父の事だったかな。
10月31日に父は亡くなりました。

でも、命はいつか尽きますからね。
大事な物はちゃんと私の中に残っています。

1年前の私と今の私は違う自分のような気がします。
徐々に変化しているため大きく違うようには思いませんが、1年前は歯科医を自営として始めたばかりでした。ヨガはまだやっていませんでした。父は癌であることが分かる前でした。
今後の事に不安を抱えながらも向かっていかなくてはな、と思っていたような気がします。

それから1年。
なんとか1年、歯科医院の夜間診療を行ってきました。ヨガ教室も開始し、会員さんも徐々にですが増えてきつつあります。faceteateも少しずつ知られてきています。
誰かに雇われているのとは違う、自覚がついてきました。

でも・・・
一番大きな変化を私にもたらすきっかけとなったものは・・・
今年の1番の宝物。
しかも、これは今年から始まるだけで、今後もずっと私の基盤として私自身と私の人生を支えてくれると言いきれる、人生の宝物。
出会いました
それは・・・出会う事が出来た事に感謝してやまない
「中村天風」氏との出会いです。
ご本人は私が生まれる1年前に他界されています。出会ったのは著書です。

日本にヨガを伝えた一人者。
まさに、まさに、私が知りたかった事、求めていた事全てがこの7冊の本の中に書かれていました
ヨガ哲学そのものでは、ちょっと困難なものも、天風さんはちゃんと噛み砕けるようにして、天風哲学として伝えてくれています。

私がヨガと出会い、ヨガに深く入り込んだのも、ここに辿り着くためだったんだなと、自分の人生に感謝でした。

天風さんの教えは、決して手っ取り早い方法ではありません。
やはり基本は人生毎日が修行、という事です。
世の中には、もっと効率よく成果を上げる方法が沢山紹介されていたりしますが、私にはそういうものは向きません。
バカみたいだけど、コツコツと、地味に努力を積み重ねるのがどうも似合っています。
天風さんの教えにも、まだまだ出会ったというだけの、始めの一歩も踏み出せていないのが現状です。
これからこの先何年もかけて、この7冊の本を何度も何度も繰り返し、書かれている事が本を読まなくても当り前のように日常のあらゆる場面で出てくるようになるまでまずは読まなくてはいけません。
もちろん読むだけではなく、それを実践していくことが何より大事です。
何年かかるだろうな。
10年?もっと?
10年かかろうと、一生かかろうと、天風哲学に出会わず、1本筋を通すことが出来ないまま毎日を送る日々に比べたら、迷ったり悩んだりした時には必ずこの本の中に解決策がある、というものに出会い、地に根を張って日々を送ることができるという事は本当にありがたいと思えます。

この先どうなるだろうな、という不安は、今年は持っていません。
天風哲学があるから、この先どんどん良い方に変化していくだろうな、としか思えていません。

人生においても、仕事においても、全てにおいて、私に力を与えてくれるこの7冊の本。天風哲学。

私はこれからも進化していきます。

天風さん、ありがとう