「仕事」はセンスを磨く最高の場(HIROのくだらない話2021.4.16) | HIROのホリスティックヘルス探究記

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人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

働く女性の代名詞ともなっている

CHANEL(シャネル)

彼女が残した沢山の名言は、多くの女性(のみならず男性も)を勇気づけることと思います。

 

シャネルだけではなく、私が一番最初に感銘を受けた、日本にヨガ哲学を伝えたとされている「中村天風」さんも、 Rolandも、イチローも、偉大な方々は、皆、自分の中に軸となる言葉を持っているのが特徴だと思います。

 

コロナの影響で、今はなんでもオンライン。

人との接触や会話も減り、「言葉」というものを自ら発することも少なくなっているのが、5年後、10年後に大きく私たちに影響を及ぼして来るのが・・・

 

分かっている人の方がきっと少ないのが、恐ろしく思います。

 

会話だけでなく、マスクの下はノーメーク。マスクをしているから表情も乏しくなり、「自粛」という言葉の元に家に閉じこもりがちで、歩く機会さえ減っている。

それがどんなに自分を衰え老けさせているのか・・・

 

「楽」さゆえに、流されている人がほとんどの中、そのマズさに気付いている人もいるはずですが、きっと全体の1割2割ほど。

 

気付いている1~2割の人はどう考えるかと言うと・・・

 

今は、差をつける”大チャンス” 

 

です。

こんなに全体が停滞することは、私たちが生きている間にもう一度起きることはないでしょう。

自分の能力がずば抜けていなくても、周りが停滞してくれているなら、自分は普段の努力を続けるだけで、十分周りと差がつけられるんです。

差がついていることはすぐにはわからないものです。

そもそも、私は、このコロナは必要があって起こったと思っているので、なおさら「その他大勢」に加わってはいけないと思っています。

人間を2分していますよ!勝ち組と負け組に!

勝ち組は、創造力、実行力、決断力、持続力、意志力など、見えない力を持つものだけが入れるチームです。

 

だからこのコロナはそんなにすぐに終息しないですよ。

ワクチンが出来ても変異株が出てきますしね。

気付きましょう。

流されちゃダメです!!

 

10年後にはコロナもただの風邪、だそうです。

そんな単位の話みたいですね・・・。

 

このような状況なので、仕事もオンライン。新入社員さんでも、出社したことなく、同僚さえも知ら無い、ということもあるようで、なんだか本当に由々しい状況ですね。

 

幸い私の仕事(歯科診療)はオンラインでは出来ないので、ありがたく思っています。

さて 「仕事」 ですが、30代~40代に掛けて勤務していた池袋の歯科医院、ここが私のセンスを磨く場になっていたなと、過去を振り返り、感謝しています。

もしここで働いていなかったら、もっとセンスのないどんくさい女のままだったろうと思うと、忙しかったけど、そこで働いておいてよかった~と、心から思います。

 

勤め始めたばかりの時にはそんなに忙しくはなかったのですが、その後まもなく1日100人を超える患者さんを診る歯科医院となりました。ユニット(診療用のチェアー)は5台しかないけど、アポイントはどこにも余裕なく一人の患者さんにつき20分のペースでぎゅうぎゅうに詰め込まれており、そこにアポのない急患の患者さんが入ったら、一人の診療時間を15分に減らしたりしてどうにかこうにかやらないといけない、という本当に忙しい医院でした。5台のチェアーを3~4人のドクターと1~2人の衛生士さんで交代で使い、チェアーも空くことはありませんでした。片耳にはインカムをして、受付からの指示を聞き、自分の患者さんとは対面で会話をし、"他の先生たちの診療進行状況やチェアーの空き状況"を察知しつつ自身の診療を勧め、アポ時間の遅れを考慮し・・・アポイントのない急患さんや初診の患者さんは、他の先生が診れるだろうか、それとも私が診るべきだろうか…などを全て同時に考慮、判断しながら、常勤だったので多い日には1日10時間以上の勤務時間をこなしていました。

一度にいくつもの状況を同時に観察、判断して一番良い方法を選択し実行するということを毎日何時間もず~っとし続けるわけです。

そんな毎日を過ごすこと約10年。

終わりごろに1カ月ほど、引き継ぎのためにアルバイトとして勤めていましたが・・・

その時に思ったことが今でも忘れられない。

 

「え?バイトってこんなに楽なの??」

 

常勤だったから、責任が重かったし、分から無いことがあるのも「なし」だったけど

バイトって、そうか! 今日はいるけど明日はいないから、明日のことは関係ないもんな。明日の人がどうにかしてくれるもんな。え??責任感にこんなに差があるの?え?え?え???

 

この時に感じたギャップの大きさが今でも忘れられないです。

 

池袋での診療体制がなかったら、一度にいくつものことを処理できる能力は絶対に身につかなかったです。

現在はドクター1人でアシスタント2~3人という診療を行っていますが、今はずーっと楽。受付での会話、スタッフの動き、電話でのやり取り、その時の患者さんとのやり取りや治療、時間、などを把握すればよいだけ。

もし過去から今までがこの状況だったとしたら、本当にどんくさい私でしかなかったでしょうね・・・。

あの、忙しかった日々と、その場を与えてくださった皆様に感謝です。

私はあの場で成長させていただきましたm(__)m

この力は、瞑想する力=観察する力

と、全く同じです。

この力はまた、ヨガやピラティスを行っている時に、自分の身体や筋肉、心の状態を同時に観察する力ともまた、全く同じです。

池袋での勤務がなかったら、今の私の身体能力もまたなかったろうと思うと、やはり、人生は、全て繋がっているなと思いますね。

 

仕事に対する考え方は、きっと人それぞれだと思います。

私だったら、給料に見合った仕事ができなければ、お金をいただくことに引け目を感じます。

が、「その時間そこにいたんだから、お金をもらって当然」と思う人の方が多いように思います。

 

お金と引き換えにする「仕事」だからこそ、それに対する考え方、向き合い方次第でセンスを磨くことが出来るのが「仕事」。

アルバイト、非常勤、家事、では味わえない緊張感と責任感とストレス。

でも、だからこそ、そこに何かが生まれるわけです。

アルバイトや家事を卑下しているわけではないんですよ!

私の現状だって、アルバイトの方々がいなかったら、診療することが不可能になるのですから。

貴重な存在ですし、助かっています。

 

が、自己鍛錬、という意味では、常勤とその他では、レベルが違うのではないかな、といいたいわけです。

 

忙しい日々で、もう仕事をやめたい、と思っているとしたら、もしかしたら、そこから得るものがあるのに、考え方に何か固執するものがあって、大事なものを見逃しているかもしれませんよ。少し視点を変えてみるといいかもしれませんね。

アルバイトが自分にとってはベストで、常勤は嫌だな、と、思っているとしたら、その理由はなんでだろう?

理由は色々あるけれど、もし、そこに少しでも「楽」をとる気持ちがあったら…ちょっと進歩は期待できないかな(^^;

もしかしたら、ちょっとの勇気(常勤でやってみるという選択をする勇気)があなたを大きく変えるきっかけになるかもしれませんよ。

 

少なくても、ドラマのストーリーや芸能界の話題に詳しくても、あなたのセンスは磨かれない!

 

ここでシャネルの仕事に関連する名言をいくつか。

 

「優しさに包まれてする仕事なんて、本当の仕事じゃない。

怒りがあって、はじめて仕事ができるのよ。」

 

「働けていることへの感謝を忘れて、そんなに働きたくないなら、働くのをやめなさい。

働かないことが、どんなにみじめなことか、知るがいいわ。」

 

「仕事をしていないことで、ものすごく老け込んだわ。

でも、仕事をするようになったら、病気もすぐ治ったの。」

 

働く女性、シャネルの言葉は勇気をくれます。

助け合い、高め合うことは望むけど、お金を含め、男性に頼って生きることは今後も絶対にしたくないです。

それが私の信念です。

 

コロナで仕事がない?

それは、自分が希望する、「条件のよい仕事」がない、だけでは?

人生は繋がってます。

無駄なことはないのではないでしょうか?

人生一度きり。

悔いのないように、何にでも挑戦してみてはいかがでしょう!

 

HIRO のmy Pick


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