夏休み。
…と言っても今年はどこに行く訳でもなく
タスクも普段とあまり変わらず、
逆に自由に過ごす高校生たちの
食事作りがプラスされている日々。
そして相変わらず生活の中心はPTAで、
今月末に4年ぶりに開催するバザーに向けて
慌ただしく過ごしているよ。
素敵なメンバーに恵まれ
会議も作業もとっても楽しいのが救い♡
さて。
そんな中、「pipiの母」として動く日。
今pipiとふたりで出かけるのは
ほぼほぼ大学のオープンキャンパスで、
高2の夏なのでいよいよ学部を絞り
志望校を出さなければならないのだが
突っつくとチンピラ化してバトルになるので
母は常に待ちの姿勢…
この日のpipiは
前日に彼と熱海の花火大会に行ったら
まさかの東海道線の事故で電車が止まり、
私はPTAの役員会で遅くなり、
気付いた時には大変なことになっていた(°_°)
熱海で車中泊をして朝10時頃に帰宅して
めちゃくちゃ不機嫌…からのスタート。
それでも行くと言うだけマシだと
自分に言い聞かせ、
ひたすら彼の話を聴いて盛り上げながら
運転して連れていき、成り行き上
私も一緒に模擬授業を受けることになり
ふと見ると
…寝ていた。
30組中、もちろん寝たのはpipiひとりです
母業って、ほんと修行だわ。
私に何度もボンッと突いて起こされ
最悪な状態まで機嫌が悪くなり、
お互いひと言も話さずに
ムッとしたまま大学を出て
帰ろうとしたところ
この大学の敷地内にある付属病院に
pipiもよく知っている
かるがもの女の子がオペ入院していることを
思い出しお菓子を差し入れると…
ちょうどママが妹ちゃんを連れて
病院に向かっているところと聞き、
さらに院内フリーとのことなので
1階のスタバで待ち合わせをすることに。
さっきまでのチンピラはどこへ??
カメラを向けると反射的に顔をつくるJK(笑)
久々に会えて良かったね♡
pipiは将来、
周産期医療に関わることは決めたらしい。
あとは、どこでどんな風に働きたいのかを
たくさんたくさん考えて、
悔いのないように自分自身で決めてほしい。
本当に親は
見護って待つことしかできない…ね。
でもきっと、ここを乗り越えることに
大きな意味があるはずだと信じよう。
♢♢♢
おまけ。
Kokiも高校生になったので、
ゆうくんと一緒に初めてのオーキャン。
我が家のちっちゃい人…
すっかり大人になりました笑
朝日新聞出版【AERAdot.】コラム連載
江利川ちひろ
障害のある子と生きる家族が伝えたいこと
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