初の成人病棟① | Barrier free~子供たちの未来へ chiropiroのブログ

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妊娠8か月で生まれてきた3人の子供のうち、2人がPVL(脳室周囲白質軟化症)を発症。足が不自由な息子が幼稚園受験を経て私立小学校へ入学した事や、闘病、さらに我が家のもうひとつの暮らし、ハワイでの生活の記録です。

2023.7.6


ゆうが人工呼吸器の入れ替えのために、

火曜日からかかりつけの病院に入院している。

ここのところ、とても元気だったので

入院は2年半ぶり。


なんとその間に

小児科を卒業する年齢になってしまい、

今回は初の成人病棟へ…







ゆうもpipiもこの病院で生まれ、

NICUも小児病棟もかなり慣れていたのに

もう小児病棟には入れない年齢だと言われ

全く違う病院へ行くような気持ちに

なってしまったよ。


赤ちゃんの頃から可愛がってもらった

師長にも保育士さんにも会えないなんて

寂しいね。









今回は予定入院だったのだが、

予約の時点から小児科とはいろいろ違い、

いろいろ戸惑った。





過去はほぼ100%

救急外来からの入院だったので

手続きはその場でできたが、


今回は外来帰りに地域連携室へ行って

ゆうの普段の状況を話す面談から始まった。









担当の看護師さんはとても優しかったが、

なーんとゆうの命?のDVD

病室では使えないと言う。




「4人部屋なので、

イヤフォンをしてもらわないと

音は出せないんです」




「イヤフォン、

コードをかじってしまうんです…

おかあさんといっしょの音楽が無いと

大声を出してしまうのですが、

どうすれば良いでしょうか?」




「うーん、あとは個室ですかね」




「有料…ですよね?」




ゆうのためには有料でも仕方ないか…

と思ったものの、

個室の場合は付き添いが必要かもと言う。







やり取りに困った連携室の看護師さんが

その直前までいた小児科(神経科はまだ小児外来)

連絡し、

小児科の看護師さんが事務にかけ合って下さり

個室料金は免除になったのだが、


病室の空き状況から

呼吸器内科ではなく消化器外科になるという。





消化器外科って…笑





一瞬、うさぎちゃん(小児科医の友人)

協力してもらって自宅で替えようか迷ったが、


今後体調不良で入院するのもこの病院だし、

元気な時に試しておくべきだよね。

個室に入るには、肺炎でも整形外科など

全く違う病棟になることもあるらしい。






入院日は私の都合で良いと言ってもらえたので

たまたま1週間仕事が休みの今週に

お願いすることに決めた。





つづく


食事だけは小児科のまま〜笑


朝日新聞出版【AERA dot.】コラム連載

江利川ちひろ

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