【AERA dot.コラム連載40】これはヤングケアラー?〜きょうだい児の夢とは | Barrier free~子供たちの未来へ chiropiroのブログ

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妊娠8か月で生まれてきた3人の子供のうち、2人がPVL(脳室周囲白質軟化症)を発症。足が不自由な息子が幼稚園受験を経て私立小学校へ入学した事や、闘病、さらに我が家のもうひとつの暮らし、ハワイでの生活の記録です。

AERA dot.コラム連載40
今回はきょうだい児のpipiの話を書いた。



小さな頃から家庭内で普通に
医療的ケアが行われている環境で
育っているため、
pipiは自分がケアを手伝うことに
大きな疑問を持っていないようだが、

たまに少し引いて支援者目線で見ると、
私がpipiにさせていることは
ヤングケアラーと同じなのではないか?と
考えてしまうこともある…というお話。






実は今回この原稿を書くにあたり、
エピソードを入れて良いかと
pipiに聞いてみたところ
「めちゃくちゃ可愛く書いてよ〜」と
笑いながら快諾してくれた。




pipiが医療従事者を目指してくれるのは
私にとっては素直に嬉しいこと。

でも同時に、我が家の環境が
彼女の人生の選択肢を狭めているかも
しれないこともしっかり考えなくてはね。



pipiにはこの先いつでも
進路変更が可能であることを
しつこいくらいに伝えていこうと思っています。
今回の写真は、ゆうの胃ろう交換時に
うさぎちゃんに胃の中を見せてもらっているところ。
pipiが自分で良い角度?に編集したのはナイショ(笑)





朝日新聞出版【AERA dot.】コラム連載
江利川ちひろ
障害のある子と生きる家族が伝えたいことNEW

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