【AERA dot.】コラム連載38〜同情とかいらないし | Barrier free~子供たちの未来へ chiropiroのブログ

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妊娠8か月で生まれてきた3人の子供のうち、2人がPVL(脳室周囲白質軟化症)を発症。足が不自由な息子が幼稚園受験を経て私立小学校へ入学した事や、闘病、さらに我が家のもうひとつの暮らし、ハワイでの生活の記録です。

AERA dot.コラム連載38



今回は、障害に対する子どもと保護者の
受け入れ方の違いを中心に
『脱•可哀想』という視点で
書いてみた。






きっかけはWarm Green Dayで登壇された
大人の当事者の方の話を聴いたことと、


つい最近、Kokiが部活の先輩に
「足どうしたんだっけ?」と聞かれたり
小学校低学年の男の子たちに通りすがりに
「きもっ!」と言われたという出来事から。








きもっ!と言った子どもたちはともかく、
部活の先輩はpipiの学年のお子さんでもあり
決して意地悪く言った訳ではない。


付き合いが長くなったからこそ
ストレートに聞いてくれたのだと思うが、
Kokiは「触れないでやって下さい笑」と
苦笑いをしてごまかしたそうだ。







やっぱり保護者と本人の捉え方は
少し違うよね。



きっとこれまでには、私が知っていることの
何百倍も傷ついた出来事があったはずで
Kokiにしか分からない葛藤もあるのだと思う。








そしてそんな場面を見聞きすると
母親として早産してしまったことを
申し訳なく思う一方、
良い意味で開き直る勇気も持ってほしいとも
思うのだ…






今回はそんなお話。
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写真は4歳になったばかりのKoki。
まだ自分の障害を
しっかり理解していなかった頃。

とにかく穏やかで明るくて
手がかからない子だったなぁとしみじみ(笑)





朝日新聞出版AERA dot.コラム連載
江利川ちひろ
障害のある子と生きる家族が伝えたいことNEW
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脳性まひの子どもとパパママの会
NPO法人かるがもCPキッズ