肩凝りは№1の国民病
近年、肩凝りを訴える人は、小学生から幼児でも見られるほど非常に多く、国民的病いの№1といえます。
「肩たたき」「肩もみ」の健康器具やグッズ等が外国の日常生活で見られることは、ほとんどまれだそうです。
「肩・首こり」は、3~4㎏(体重70㎏の成人だと9㎏)の重さがある頭を、首と肩周辺の筋肉で支えながら、長時間無理な姿勢などを続けることによって、その筋肉が持続的に緊張し、乳酸が溜まり、血液循環が悪くなることによって起こります。
これを解消するにはまず、乳酸を減らし、血行を良くして筋肉の緊張をとることが大事なのですが、
肩の筋肉の負担を最小にするためには、「頭を背骨の真上にもってくること」が重要です。
(日常生活では背中を丸める姿勢をとることが多いので、頭は前へ転がり落ちようとし、顎が前へつき出てきます。顎をひいて背筋を伸ばす動作によって、キレイな姿勢へと変化し、頭が首の真上に乗り、肩の筋肉の負担が最小となり、懲りが根本的に楽になります。)
肩凝りは腰痛と同じく、一種の文明病で、人間が座って細かい手の作業をし始めてから起こってきた症状ではないかと言われています。
ビタミンB1の不足と肩凝り
ビタミンB1の不足によっても乳酸が蓄積して体中の筋肉がだるくなったり、筋肉疲労の状態が引き起こされます。
歴史上で、玄米を精製した白米を食べるようになって、ビタミンB1が不足し、脚気が増えたというのは有名な話です。
今の時代、脚気になる方は稀ですが清涼飲料の飲み過ぎで、B1欠乏の青少年が増えています。脚気は、昭和初期には年間2万人の死者が出たほど、結核と並ぶ国民病だったのですね。
脚気は慢性疲労から始まり、下痢や神経の異常、麻痺、浮腫等が生じ、酷くなると心不全から死に至ることもあります。
このことからも、ビタミンB1不足が、日本人に肩凝りが多い理由の一つではないでしょうか。
白米・白小麦粉・砂糖は炭水化物が豊富ですが、それを代謝するビタミン・ミネラルを含んでいないため「空のカロリー」とか「精製炭水化物」といわれます。
また、過食・カフェインの摂りすぎ、アルコールの飲みすぎなどによってもB1欠乏となります。
怒りっぽい、イライラする、集中力の低下、食欲不振、息切れ等の症状がB1欠乏の初期サインです。注意しましょう。






