畜産の現場で行われる牛への暴力 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

2023年7月。

茨城県畜産センターの数々の牛への暴力行為が内部告発され、PETAが暴露しました。

 

そして、先日2024年2月19日。

茨城県石岡警察署に、JAVAPEACECAPINアニマルライツセンターが、告発状を提出しました。

 

この動画に、暴力行為の証拠映像がおさめられています。

「畜産の現場で行われる牛への暴力 茨城県畜産センターを刑事告発」

 

 

乳牛や和牛を移動させる際に、

蹴る、殴る、かかと落とし、スコップで叩く、棒でつつくといった暴力行為を行っていました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子牛が角を切られ頭を焼かれています。

 

 


 

 

 

 

※ この暴力行為は、除角といい、

茨城県畜産センターに限らず、ほとんどの酪農家、畜産農家たちが行っています

 

そして、大半が麻酔を使用していません。

 

農家たちは、角を切る行為は指を切り落とすのと同じだと認めています

 

すなわち人間で言えば、

指を切り落とされ、その切断面に600℃以上の高温の焼きゴテを押し当てられ、焼かれる様を想像してみるといいでしょう。

 

あなたに倫理観があるならば、茨城県畜産センターに限らず、酪農や畜産がどれだけ狂った世界なのか、暴力に満ちた世界なのかが分かるはずです。

 

皆さんが飲む牛乳、食べるチーズ、ケーキ、パフェ、牛肉は、こうした拷問を受けた牛たちです。

つまり、この暴力行為は、乳製品や牛肉を食べる皆さんが行っているのです。

 

 

 

 

足を痛めた牛に対して、足をスコップで叩いたり、蹴ったりしていました。

 

 

 

 

 

 

 

和牛メスの運動場では糞出しが行われず、地面がドロドロで、牛たちは糞に足を埋もらせながら移動していました。

 

 

 

 

また、乳牛の牛舎では、職員が寝床の管理を怠り、

牛たちは恐ろしいほどに糞まみれでした。

 

 

 

 

 

 

 

※ 茨城県畜産センターに限らず、一般的にどこの施設も、牛たちの地面は糞だらけです。

 

牛はただでさえ、人間の数十倍、数百倍の糞をしますが、

酪農家や畜産農家は、職員の数に対して、牛を飼育している数が多すぎるので、掃除が追い付くわけがないのです。

 

なので、一定期間ごとにしか、糞出し(ボロだし)をしません。

SNSで農家たちがアップしている映像を見ると、大抵の農場の地面は糞にまみれています。

 

牛に生まれた時点で、糞にまみれて過ごすことが確定しています。

これが犬や猫なら問題になりますが、牛では問題にならないのはなぜでしょうか?

 

 

 

 

和牛メスたちは、1日の多くを牛舎に繋がれて拘束され、

異常行動を連発し、固い地面やスノコの上で寝る事を余儀なくされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

気温40℃の日や、雨の日に運動場に放置しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

職員たちは、子牛が収容されたカーフハッチの敷料交換を怠り、子牛がハエにまみれていました。

 

 

 

※ 母牛から拉致された子牛です。

酪農では、このように必ず子牛を母牛から引き離し、カーフハッチという小屋に閉じ込めて飼育します。

 

耳標に名前が「ポカリ」と書かれています。

他の映像でも、牛が名前で呼ばれているシーンがいくつかありましたので、茨城県畜産センターでは、牛に名前をつけるようです。

 

以前、水族館がジンベエザメを海に捨てた記事を書いたときに、

「水族館は名前をつけてまで大事に育てていた」というコメントがきたことがありますが、

この映像を見て、名前をつける=大事に育てる だと思う方はぜひ名乗りでてきてほしいものです。

 

名前をつけるのは商売上の理由であり、大事に育てるかどうかと関係がありません。

 

 

 

以上が、証拠映像の内容です。

 

これが公的資金、つまりは税金を投入した施設です。

 

税金を使っている以上、他の酪農家や畜産農家にお手本を示さなければならない立場のはずですが、かなり劣悪な農場になっています。

 

ある意味では、日本の酪農や畜産の隠された現状のお手本を示しているとも言えますが・・・。

 

 

メディアの中で、「現代ビジネス」が唯一、今回の件を取り上げてくれたそうです。

 

しかし、これだけの暴力行為にも関わらず、他のメディアはダンマリです。

 

これぞ日本のメディアのレベルです。

偏向報道、報道しない自由の極みですね。

 

 

 

これがひどいと思った皆さん。

 

上記の暴力行為は、一般的な酪農や畜産で行われている行為も含まれていますし、

酪農や畜産では、これ以外の虐待行為も多数行われています。

 

 

酪農の虐待は、この記事に8つのテーマでまとめています。

 

 

以下の青字部分や、画像をクリックしてもらえば、各テーマに飛びます。

 

 

テーマ①「放牧のイメージは嘘

 

 

つなぎ飼い

 

 

電流を流して位置を制御する

 

 

顔すら上げられない農場

 

 

出産のときまで繋いだままの農場

 

 

 

 

テーマ②「除角

 

 

麻酔なしで切り落とされ焼かれる

 

 

人間でいう指を切りとすのと同じ

 

 

 

テーマ③「除角以外の無麻酔の処置

 

 

 

テーマ④「人工授精

 

 

 

 

テーマ⑤「親子の引き離し

 

 

 

 

テーマ⑥「品種改良

 

 

 

 

テーマ⑦「出荷後にも虐待がある

 

 

 

 

テーマ⑧「安楽ではない屠殺

 

 

 

 

これが日本人が欲する牛乳のために尽くしてきた牛の最後です。

 

日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますと言えばいいなんていいますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという、おかしな方がいらっしゃれば、ぜひ名乗り出てください。

 

感謝やいただきますなんて言ったところで、牛には伝わることはありませんし、

伝わったところで、牛からすればあなたの感謝なんて何の役にも立ちません。

感謝しなくていいから、子供を奪わないでほしい、母乳を奪わないでほしい、殺さないでほしいと願っていることでしょう。

 

 

 

日本は非常に遅れているため、企業のマーケティングによって、いまだ牛乳が健康に良いと洗脳されている人が多いですが、

海外では牛乳が体に悪い、という事実は広まってきています。

 

 

 

カナダ政府の食事ガイドでは、乳製品は一切排除されました。

 

この事実が広まったアメリカでは、大手の牛乳メーカーが相次いで廃業になっています。

 

 

 

牛乳の代替品は沢山あります。

 

豆乳、アーモンドミルク、ココナッツミルク、クルミミルク、ライスミルク、ピスタチオミルク、オーツミルク、マカダミアナッツミルクなど。

 

つまり、あなたが乳製品を食べる理由は、美味しいという欲のみです。

 

動物虐待に反対しておきながら、乳製品を食べるのは矛盾でしかありません。

 

あなたの一時の欲望のために、牛は存在しているのではありません。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

・ 牛乳・乳製品の代替品

 

牛乳を飲むのをやめ、乳製品を食べるのをやめましょう。

 

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