お金のない団体? | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

昨日の件、ご心配いただきありがとうございます。

 

この記事、普段の動物問題の記事よりかなりアクセスが増えている状態です汗うさぎ

 

ご心配いただいているフォロワーの方々が多いのと、

タイトルの「削除された」という言葉がパワーワードなのでしょう。

 

 

明日からまた通常通り、動物問題記事をアップしていきますが、

今回は皆さんに、お伝えしたいことと、お聞きしたいことがあります。

(削除された件とは全く関係がありません)

 

 

 

先に申し上げておきますと、

デリケートな内容になりますので、この記事はリブログ不可とさせていただきます。

 

日頃の動物問題記事は確認なしで、どんどんシェアしていただいて大丈夫ですが、

この記事に関してのみ、シェアをお控えください。

 

もしこの記事がバズってしまったら削除します。

 

 

 

お伝えしたいことは、まずハニーズさんの件。

↑代表の香織さんが入院となり、家畜たちが平穏に暮らすハニーズサンクチュアリは緊急事態であるとお伝えしました。

 

 

香織さんの入院の理由は分かっていませんでしたが、その後、インスタのストーリーに書かれていました。

https://www.instagram.com/stories/honeys_farm_sanctuary/3195490595230133823/

 

大腸ガンだそうです。

本日8:40から手術とありますので、今手術の真っ最中だと思われます。

 

 

 

この記事で、香織さんが語られていますが、

 

香織さんは、大型動物が大半を占めるにも関わらず、一切臭いの出ない清潔な状態を保っておられます。

 

 

例えば、豚や牛は、世間的には臭いとか汚いというイメージがあると思いますが、

あれは農家が掃除に時間をかけず、動物を不衛生な環境に閉じ込め続けているからです。

 

大型動物は大量の糞尿をするので、掃除は大変です。

しかし本来、その大変さを覚悟の上で飼育するのが、飼い主の責任のはずです。

 

ですが、農家は目的が飼育ではなく、金儲けなので、寝る間を削って清潔にするはずもないのです。

どんなに良い人あっても、ある程度のところで妥協するでしょう。

 

 

小型犬や、猫の飼育であっても、何十頭もいれば、清潔を保つのはそれなりに大変でしょうが、

それを、大型動物を含む50頭もの動物がいる中で、一切臭いの出ない清潔な状態を保つというのはかなりすごい事です。

 

 

香織さんの手術成功を祈っていますが、

香織さんの状況次第では、ボランティアに手伝ってもらいながら、ハニーズを運営していくことになると思います。

 

ボランティアの方には、香織さんの意志を引き継ぎ、一切臭いの出ない清潔な環境を続けてほしいと思います。

 

 

 

さて、ここまでもデリケートな内容だったと思いますが、

ここから先が最もデリケートな内容となり、拡散されたくない部分であり、皆さんに聞いてみたいところであります。

 

 

 

 

「臭いの出ない清潔な環境」について、最近私は真逆の環境に遭遇しました。

 

それがどこかというと、保護団体です・・・。

 

 

先に言っておくと、どこの保護団体かは絶対にお知らせしません。

当の保護団体の皆さん 良い人ですし、一生懸命やられているのは間違いないので、そこに迷惑がかかるような事は望んでおりません。

 

拡散されると、犬猫愛護過激派の目に触れ、変な正義感を出され、団体名を明かすようにしつこくメッセージが来たり、誹謗中傷メッセージが来たりする可能性もありますので、シェアをお控えいただきたいというのはそういうことです。

 

だったら書くなよって話なのですが、最初に言った通り、これを機に聞いてみたいことがあるのです。

 

 

私はとある日、大阪のとある保護団体に初めてボランティアとして参加しました。

動物の飼育経験をもっと増やしたい、特に大型犬の飼育経験を増やしたいと思い、参加することに。

 

動物好きの私からすれば、それなりに楽しみにしながら行きました。

 

が、その団体の大型犬の置かれた環境に私は愕然としてしまいました。

 

倉庫のような場所に大型犬がいました。

初めに倉庫に入って思ったのは、臭いがきつくて、空気がとても悪いことでした。

 

大型犬はそれぞれリードで繋がれ、仕切りがあり、動ける範囲は、1.5m×1mくらいでしょうか。

(たたみ1畳は、1.8m×0.9mくらい)

広いとは言えませんし、リードで繋がれています。

 

床は、コンクリート床の部分と、木材で作られた台の部分がありましたが、

トイレのようなものはなく、糞尿はコンクリート床にするようでした。

 

なので、コンクリート床に臭いが染みついているのでしょう。

出口は常に解放され、扇風機もまわしていますが、それでもかなりの臭いでした。

 

そして、クーラーもありません。

まぁそれこそ、こんなところを締め切ってしまえば、臭いはさらにどえらい事になりそうですが。

 

これを最初に見たとき、私は(これじゃ繁殖家と同じやん)と思いました。

口には出しませんでしたが。

 

 

その団体は責任者が基本的に不在で、ボランティアを中心にまわっていました。

だからでしょうか、基本的にやり方も教え方も人それぞれで、場あたり的でグダグダとしか思えませんでした。

 

掃除もどこまですればいいとか決まってないですし、掃除の仕方も確立されておらず、

おそらく、個人個人がそれぞれの方法で、それぞれの裁量でやっているにすぎないようでした。

 

掃除したという印がついているのに、どうみても糞尿が残っている部屋もありました。

掃除していないのに印をつけたのか、間違えて別の犬の部屋に印をつけてしまったのか、誰にも分かりません。

 

これを何年も繰り返し、すっかり糞尿の染みついた床で、臭いがすごいことになっているのでしょう。

 

 

私はまず大型犬の散歩をしました。

散歩しはじめて、わずか30秒ほどのところで、犬はうんちをし始めたのですが、下痢便でした。

しかも、最後には血も混じっていました。

 

「この子 血便してますけど・・・」とボランティアの方に伝えると、特に驚く様子はなく、「了解です」と一言だけおっしゃられました。

その後、別の2匹も糞をしている場面に遭遇したのですが、そちらも下痢でした。

 

「3匹とも下痢でしたけど、何かの感染症では?」とボランティアの方に伝えましたが、

「それはない。たまたまだと思う。暑さにやられたんだと思う。」とおっしゃられていました。

 

 

散歩が終わると、大型犬のスペースの掃除をしました。

掃除自体は別にいいのですが、正直、さっきの下痢便を見ているので、

帰ったら何かしらが私を媒介してメリーやチロやツグミにうつってしまうのではないかと思い、気が気ではありませんでした。

 

掃除したスペースに戻ってきた1頭の犬は、暑いのか、

掃除したとはいえ、自分が糞尿を垂れ流しているであろうコンクリート床に横になり、パンティングをずっと繰り返していました。

 

1人のボランティアさんは、掃除が終わったはずのスペースを、「臭いが耐えられない」と言って、掃除し直していました。

その時、やはり私と同じように思っているボランティアさんも実際は多くいるのだろうと思いました。

 

そこを掃除した人がいて、「ごめんなさい。掃除甘かったですか?」と言っていましたが、

「いえいえ。私が気になるだけです」と返していました。

 

元々掃除した人が悪いわけではないと思います。

基準が決まっていないし、ボランティア側もどこまでやったらいいのか分からないでしょう。

 

やってる人も、教える人もボランティアですから、ルールが決まっていない以上、誰かに何かを言われる筋合いもないでしょう。

無償で来てあげているのに、責任者でもない人から、ここまでやるべきだ! と言われれば機嫌を損ねる可能性は大です。

 

どこもかしこもボランティア不足だとは思いますが、その団体も例外ではないようだったので、強制して機嫌を損ねるのは1番やってはいけないことなのでしょう。

 

とはいえ、責任者もかなり忙しいようで、責任者を責めたところで解決しそうにありません。

 

抱えている動物はかなりの頭数で、それだけ見るとかなり大規模な団体に見えます。

しかし、実際の施設は住宅街の1軒家レベル。

 

お金が足りないそうで、おそらくは責任者が働いて全額をつぎこむようなギリギリの運営をされているっぽいです(あくまで推測ですが)。

なので、土地も狭い。

狭いから、1頭当たりのスペースもなくなる。

ケンカしてしまう犬もいるので、そうなれば、一定スペースでつないでおくか、ケージに入れておくしかないのでしょう。

 

小型犬や猫は比較的、クーラーのある部屋で快適に過ごしていました。

世話も大型犬と比べれば楽ですし、人気なのでボランティアも集まりやすいようです(それでもスペースは広いとは言えない)。

 

私は帰宅すると、すぐにシャワーを浴び、徹底的に体を洗いました。

そしてその後、小型犬や猫はまだいいとして、大型犬たちの置かれた環境に、頭を悩ませました。

 

もちろん、あそこにいなければ、殺されていた子達です。

しかし、大型犬に関しては、どう考えてもあそこにいることは幸せには見えません。

 

預かりをするのが1番いいと思いましたが、実は私の身内も大病でして、今後どうなるか分からないので、新たに動物を迎えることが現在はできません。

 

自分が保護団体を作って引き取ってしまうかとすら考えましたが、結局上記と同じ理由で出来ませんし、

出来る環境にあったとしてもそんなに甘い話ではないでしょう。

 

詰んだなぁと思いました。

結局、その後、答えが全く出ていません。

ひとまず、色々な保護団体を見てまわって、色々な運営方法や、現状を見て考えていきたいと思っています。

 

 

さて、お金のない保護団体の大型犬のお世話に行ったことのある方にお聞きしたいのが、

お金のない団体ってこういうものなのでしょうか?

 

もちろん、快適な環境を提供する団体があるのは承知していますし、

世には、保護団体とは言えない、ろくに世話をしない不衛生な環境に閉じ込める悪質な団体があるのも承知しています。

 

しかし、その団体の人は全員が良い人です。

動物を救いたい人ばかり。

ですが、余裕がなくて上手くまわっていないという感じ。

 

悪質な団体があるかどうかではなく、

悪気なく上手くまわらないような、こういう団体が、実は結構あるのかどうかが知りたいことです。

 

ご存じであれば、よろしくお願いします。

 

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