教育現場でヴィーガニズムを説くのが天命 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

私のブログで何度も取り上げさせていただいている、ヴィーガンの教師の杉山先生。

↑先生のアメブロです。

 

 

最初に取り上げさせてもらったのは、約10か月前。

先生が学校で行っていた「道徳の授業」です。

 

その頃は先生はアメブロはされていませんでしたが、インスタをされていて、

loop_x_loopさんというヴィーガンの方が、ストーリーで先生の道徳の授業の投稿を紹介していたのをきっかけに知りました。

 

まず、ヴィーガンの教師がいることに感動しましたが、

加えて授業で動物問題に触れられている事にとても感銘を受けました。

 

 

そして最近、先生のYoutubeを見たところ、なんとその道徳の授業の内容が動画で紹介されているではありませんか!

皆さんぜひ見てみてください!

 

 

まずは畜産が引き起こす食糧問題や環境問題から入り、

 

次に、池上彰さんの番組を通して、ヴィーガンの話へ。

 

そして、ヴィーガンはなぜ蜂蜜を食べないのか、ドキュメンタリー映画、ユヴァル・ノア・ハラリ氏の言葉を紹介され、

 

最後に、授業を受けた生徒たちの感想文が紹介されています。

 

素晴らしい内容ですね!

 

 

学校という場所ですから、伝える内容はかなり慎重さを要します。

例えば、Dominionを学校で流すにはかなりの賛否両論が巻き起こるでしょう。

 

最初に食糧問題から入り、さりげなくヴィーガンの紹介、本質を話し、

ユヴァル・ノア・ハラリ氏の言葉の引用でさりげなく、家畜は残酷に扱われているということを入れられています。

 

おそらく多くの人は、食糧問題だけで終わってしまうところでしょう。

とても練られた構成ですね!

 

 

勘違いされている方が多いですが、ヴィーガンは完全菜食主義者ではありません。

 

動画であった通り、ヴィーガンとは脱動物搾取を掲げる人たちです、

食べ物だけではなく、あらゆる動物利用に反対しています。

 

動物搾取とは、不必要にも関わらず、人間が利益を得るという理由だけで動物を利用して苦しめる事を指します。

 

不必要にも関わらず、美味しいという欲のために肉・卵・乳・魚を食らう。

不必要にも関わらず、着飾るという欲のために、ウール・革・カシミヤ・モヘア・アンゴラ・毛皮などを使用する。

不必要にも関わらず、娯楽のために、水族館・動物園・競馬・闘鶏などを利用する。

 

栄養のためとか、優しく刈り取っているとか、種の保存だとかいった話は、全て業界が流したウソです。

人間の利益のためだけに、産まされ、拉致され、監禁され、体の一部を切りとられ、レイプされ、短い生涯を閉じる。

これが動物搾取です。

 

しかし例えば、人間は歩いているだけで虫を踏みつぶしてしまう事が多々あります。

気をつけることはできても、完璧に避ける事は不可能です。

ですが、殺そうと思ってわざわざ殺しているわけではありません。

殺したところで、何かしらこちらに利益があるわけではありません。

つまり、殺していますが、動物搾取をしているわけではありません。

 

人間が生きている以上、完璧に動物を殺さないなどありえません。

ヴィーガンが掲げているのは、あくまで反動物搾取です。

全ての生き物を完璧に殺さない事を目標に掲げているわけではありません。

 

 

この話は結構大事なことです。

これを伝えないと、世間はヴィーガンは動物を食べないだけの人と勘違いします。

実際、勘違いしている人がかなり多い状態です。

 

先生は、そこをしっかり説明されているのがさすがですね!

 

 

蜂蜜の問題については、本日の先生の記事で詳しく紹介されています。

蜂蜜はハチを殺さないからいいんじゃないの?

 

いえいえ、殺しまくります。

その思考パターンがまさに無知である証拠です。

私もかつてはそうでした。

 

牛乳は牛を殺さないからいいんじゃないの? 卵は鶏を殺さないからいいんじゃないの?

 

いえいえ、殺しまくります。

酪農と養鶏は、実質的に食肉産業です。

 

しかも、養蜂も酪農も養鶏も、生きている間は苦痛に満ちた生涯です。

そこに動物利用がある限り、終生飼育などありえないし、大切に育てるなどありえないんですよ。

 

知識をつけましょう。

まずは先生が動画で紹介されていた、ドキュメンタリー映画は全て見てみてください。

 

 

①のカウスピラシーは、NETFLIXで見れます。

 

畜産の環境破壊の問題が理解できます。

残酷な映像はほぼありませんので、どんな人でも見やすい映画です。

 

 

②のDominionは、Youtubeで見れます。

 

動物問題の全てがここに詰まっています。

残酷な映像がありますが、動物性のものを食べている人や、動物性の衣類を着ている人、動物利用の娯楽施設に行っている人は必ず見るべきでしょう。

なぜなら、この残酷な事を依頼しているのがあなた自身なのですから。

 

 

③のアースリングスもYoutubeで見れます。

 

 

④のゲーム・チェンジャーズは、NETFLIXで見れます。

 

畜産利権に支配されてきた、肉食、栄養学の嘘を、スポーツマンの事例や、医学的検証をまじえて、暴いていく映画です。

図1

画像 https://note.com/riku1111/n/n318bf3174af0

 

このムキムキの人たち、全員、菜食です。

 

こちらも、残酷な映像はほぼありませんのでどんな人でも見やすい映画です。

 

 

 

というわけで、1つ目の話がとても長くなりましたが、道徳の授業の時が先生の紹介の最初でした。

 

 

次に取り上げさせてもらったのは、先生の教室にある「動物解放コーナー」。

 

教室の掲示板に動物問題啓発のポスターなどが飾っている、というインスタの投稿を見かけたのです。

この行動力にまたもや感動し、取り上げさせてもらいました。

 

そして、こちらもなんと動画で、完全バージョンが紹介されているではありませんか!

 

 

まずは教室の廊下に置いてある、動物解放文庫!

動物、環境、食についての書籍が置かれています。

手前には、クックハウスさんのカレンダーも。

 

先生は本の虫というほど、本がお好きなのだそうです。

全て動画で紹介されていますので、ぜひ皆さんも興味のあるものを購入してみましょう。

 

「ダーウィン事変」という漫画は、私は先生の記事で紹介されていたのをきっかけに購入しました。

これは、ヴィーガンの方も、そうでない方も全然読める漫画です。

 

主人公はヴィーガンですが、実は悪役もヴィーガンなんですよね。

 

主人公は、人間とチンパンジーから生まれたヒューマンジーという新種。

悪役は、テロを起こす超過激派ヴィーガン。

 

どちらもありえそうでありえない内容なので、リアリティがあり、

要所要所で、衝撃的な展開があるので、単純に先がとても気になる漫画です。

 

さりげない動物が置かれている現状に対する発言などはありますが、多分ほとんど気にならないでしょう。

普通に誰でも楽しめる漫画だと思います。

 

 

 

そして、動物解放コーナー!

 

教室の後方に、各動物解放団体のリーフレットやポスターなどを掲示されています。

 

北側には、水族館、フォアグラ、毛皮、酪農、養豚、養鶏問題などの掲示。

南側には、ゾウの調教、動物園、生体販売、酪農、養豚、養鶏などの掲示。

 

 

さらに、こちらは動物解放デスク!

 

先生の職員室のデスクが、動物たちで溢れています。

 

素晴らしすぎですね!

 

 

 

 

 

そして、次に取り上げさせてもらったのが、探求発表会。

 

先生の取り組みの影響か、学校で行われた「探求」の授業では、動物問題について扱ったグループがあったのです。

 

動物実験、屠殺、水族館、動物園など、大人ですら避けたがるテーマについて、高校生が取り上げ発表したんですね。

 

この探求発表会の時に、大人げなく生徒の発表にケチをつけてきた、講師として呼ばれてきた准教授がいたのです。

「動物実験の多少の犠牲は仕方がない。」

 

この准教授に対して、先生は

 

「それは人間中心の考え方です。
 人間のために,動物が犠牲になってもよいなどという考えは
 私の生徒には押しつけないで下さい。」

 

と言い放ったのです!

 

感動しかないですね!

 

 

 

最近では、文化祭での活動も取り上げさせていただきました!

 

 

 

ここまで動物のために活動している教師はまずいないでしょう!

 

教育によって動物倫理を備えていくことはとても大事だと思います。

大人は考えが凝り固まってしまっており、行動や習慣を変えられない人が多いです。

子供の頃に倫理観が備わらなかった人はまず変わりませんし、倫理観が備わっていても行動できない人が非常に多いです。

 

自分に関係ない問題になると「人間は最低だ!」とか憤りながら、

自分に関係がある問題になると「殺されてしまった肉を食べるのは供養になると思うので・・・」とか正当化している大人を山ほど見てきました。

 

やはり柔軟性のある子供、次の世代を担う子供を教育していくことはとても重要です。

 

なので、学校での啓発はとても大切な活動ですが、誰でも出来ることではありません。

ヴィーガンの教師がいたとしても、そうそう公表することもできないでしょうし、啓発活動はなかなかできるものではないと思いますよ。

やはり、愛されている先生でないと難しいと思います。

 

なので、杉山先生はとても貴重な方だと言えるでしょう!

 

 

先生は、先日ヴィーガン1周年を迎えたそうです。

 

この日を境に、

5つのSNS上の名前を「ヴィーガン教師」とし,

紹介文は全て
「教育現場でヴィーガニズムを説くのが天命であると知りました。」としたとのこと!
 

 

ぜひ、皆さんも杉山先生をフォローし、応援しましょう。

 

 

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