以下の記事をご覧ください。
タイトルは、ウサギの首を固定して…日本で行われる「動物実験」、そのおぞましすぎる実態(週刊現代)。
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まるでウサギのぬいぐるみが並んでいるかのようだが、すべて生きているウサギだ。
このように首を固定され、行われる実験がある。
「ドレイズテスト」、別名「眼刺激性試験」とも呼ばれ、
試験物質を強制的に点眼し、目にどのような反応があるかを見るものだ。
https://www.oipa.org/international/stop-chemicals-tested-on-animals/
化粧品やシャンプーが目に入ると、痛いものだが、その影響を測るための試験が、ウサギを使って行われているのだ。
当然ながら、痛い。
だが固定されたままのウサギは目をこすることもできず、試験が続く3日のあいだ苦しみ続ける。
中には、暴れまわって首の骨を折ってしまうウサギもいる。
そして、試験が終わり、苦しみから解放されるのは、すなわち死を迎える時だ。
試験を終えたウサギたちは殺処分、解剖され、実験動物としての短い生涯を終える。
「私たちの身の回りの商品が開発・製造される過程で多くの動物が殺されていることは、あまり知られていません」
と語るのは、NPO法人「JAVA(動物実験の廃止を求める会)」の和崎聖子事務局長だ。
「洗剤や化粧品、医薬品、食品、インクや塗料、農薬から玩具まで、実にいろいろな商品を開発するために、動物が使われているのです。
実験動物を販売している会社に対して行われた調査では、
'19年度に国内で販売された(実験用)ウサギの数は3万3381匹、犬が3435匹、マウスにいたっては約299万匹となっています。
ただ、これはすべての販売業者のデータではありませんし、実験施設内で繁殖される動物も多いので、実際に実験に使われている数はこれよりはるかに多いはずです」
イギリスの科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に今年、掲載された論文によると、
米国では年間1億匹以上の哺乳類が犠牲になっていると推計されている。
しかもそのうち4450万匹が痛みを伴う実験の末、殺されている。
実験動物を販売している会社のカタログを見ると、
「自己免疫疾患」「1型糖尿病」「高脂血症」など病気を持ったマウスが週齢ごとに販売されていて、
価格も1匹1000円以下から1万円以上と多岐にわたっている。
多くの人は人間の命を救う薬などを開発するためにネズミが犠牲になるのはしかたがないと考えるに違いない。
だが、こんな実験はどうだろう?
その名は「強制水泳実験」という。
動物の命の搾取に反対する団体「PEACE」代表の東さちこ氏が解説する。
「うつ病などの薬の効果を測るために、マウスやラットを水に溺れさせる実験です。
当然、ネズミは必死に手足をばたつかせて溺れないようにしますが、いずれ疲れて動かなくなってしまいます。
薬の投与で、動かなくなるまでの時間がどう変わるか調べるわけです。
しかし、早く諦めたほうが水から上げてもらえると学習するマウスもいるらしく、そもそも実験の科学的根拠が非常に疑わしいと指摘する科学者もいます」
なかにはチョコレートに含まれる「カカオ」がネズミの気分に与える影響を見るためにこの実験を行っている例もある。
残酷なだけでなく、薬の効果の科学的根拠にもならないとしたら、溺れた末に殺されるネズミたちも浮かばれない。
「他にマウスやラットなどを使った実験に、『経口急性毒性試験』というものもあります。
管を口から胃まで通して、フォアグラのカモにエサを与えるように毒を注入します。
死ぬまでの時間や時間内に何匹死ぬかを見て致死量を測り、医薬品や農薬の許容量を決める参考にするわけです」(東氏)
ウサギは冒頭のドレイズテストが有名だ。
ウサギの眼は涙腺が発達しておらず、涙で薬が流れないため、観察しやすいのだ。
他にも化学物質が皮膚に与える影響を見る「アレルギーテスト」にも使われる。
「ウサギの毛を剃って皮膚を丸出しにしてそこに薬剤を塗り、注射を打ったりします。
場合によってはアレルギー反応が起きないため、より症状が出やすくなるように増感剤を使ったり、針の先で皮膚表面を傷つけたりもします。
動物実験の現場にいた方の証言によれば、このアレルギーテストは数ある実験の中でもとりわけ酷で、実験を行う側の心理的ストレスも大きいそうです」(東氏)
ペットとして多くの家庭で愛されている犬や猫も実験の犠牲になっている。
犬は、以前は保健所から殺処分になる前のものを引き取り、使用することもあったが、
個体差が大きく研究向きではないので、今ではほとんどが実験用に繁殖されたものを使用している。
「犬種はビーグルです。
性質が温順で中型、短毛であること、産子数が多いなど、実験者にとって都合がよいため、世界中で用いられている実験犬はビーグルなのです」(前出の和崎氏)
犬は生後半年ほどで業者から出荷される。
犬の実験では、農薬の毒性を試すものがある。
1年間にわたり農薬入りの餌を食べさせられ、その後解剖されて農薬の残留度や臓器の様子を観察する試験で、
当然、途中で亡くなる犬もいる。
この試験は農水省によって農薬の製造・加工のために必須とされていたが、
動物愛護団体の活動が実を結び、'18年に廃止になっている。
もっとも、90日間にわたり薬を投与する実験はいまだ義務付けられており、
「毒見役」としての実験犬の仕事が少し短くなったに過ぎない。
猫の実験はそれほど数が多くない。
前出の日本実験動物協会の統計を見ても、実験動物として販売された数は323匹と犬より一桁少ない。
猫が利用されるのは、主に脳の働きや視神経を研究するための実験だ。
脳に直接電極を刺されて、じっとさせられている様子は虐待以外のなにものでもなく、猫好きでなくとも胸が痛むこと必至だ。
人間に近い動物という意味で、サルもしばしば実験台にされる。
「サルは国内で繁殖されていますが、輸入もされています。
ニホンザルは脳研究等に用いられ、輸入されるカニクイザルは毒性試験に使われています」(前出の東氏)
ちなみに農水省の動物検疫所によれば'19年には、4615頭のサルが輸入されている。
「代替法」とは何かである。
これは動物実験の代わりに人工的に培養された細胞などを使って安全性テストを行うことだ。
日本動物実験代替法学会会長で東京大学大学院工学研究科の酒井康行教授が解説する。
「昔は薬品の高い濃度から低い濃度まですべて動物で試験を行っていました。
しかし高濃度の薬は苦痛が伴い、死にいたることもある。
そこで培養細胞を使った試験を併用して濃度の範囲を狭めてから動物実験を行うようになりました。
バイオ細胞を組み合わせて人体に近いものを作ったり、ビッグデータを用いた数理モデルを使ったり、いろいろな研究が進んでいます。
しかし現時点で有効性が科学的に認められる代替法はごく一部です」
つまるところ、代替法はまだまだ発展途上の段階。
企業が「代替法」を持ち出すのは、動物実験を行い続けるための言い訳ともいえる。
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動物実験は、動物虐待の中でも最悪の部類に入り、ありとあらゆる残虐な行為が行われています。
こちらの動画は残酷な映像はありません。
音声を聞き、俳優たちの反応を見るだけで、どれだけ悲惨な事が実験室で行われているかが分かるでしょう。
研究者たちは一旦研究室に入ると完全に感覚が麻痺し、
どんな残酷な事でもやってのけられる心理状態に変わってしまいます。
動物が苦悩する様子を見て、笑う研究者もいるのです。
日本には実験動物を守る法律は何もなく、
動物愛護法は、形式上、3Rの原則といって実験動物の苦痛軽減を義務付けてはいますが、
破ったところで罰則はありませんので、研究者たちのやりたい放題です。
人類の発展のためと自分に言い聞かせて罪悪感をなくすか、あるいは元々共感能力が乏しく、金と欲のために実験を続けています。
2019年度に日本で販売された実験用動物は、ウサギは3万3381匹、犬が3435匹、マウスは約299万匹
つまり 少なくとも300万匹以上の動物が、日本の動物実験の犠牲となっています。
しかし、これはあくまで一部の業者の販売数。
すべての販売業者のデータですらなく、実験施設内で繁殖される動物もいます。
さらに実験用に輸入される動物もおり、2019年度にはサルは4615頭輸入されたとあります。
カニクイザルは、動物実験産業が原因で絶滅の危機に瀕しています。
また、獣医学部の学生たちは、解剖実習を経験します。
解剖実習は、分かりきった結果を確認するために、動物を生ませ、苦しめ、痛めつけ、殺す行為です。
動物の命を救うはずの人たちが、実は大学で数多くの動物達を傷つけたり、殺したりしているのです。
模型を使えば済む話ですが、個人の知識が効率よく得られる、安上がり、という理由だけで、感情ある生き物を切り刻んだり、痛めつけているのです。
2009年には酪農学園大学の女子学生が、牛の殺処分の残酷さに耐えかね、自殺しました。
今も多くの動物達が、獣医学部の学生によって、切り刻まれ殺されていることでしょう。
獣医学部の実習のために、四肢を画鋲で板に張り付けられ、腋下を鋏で切られスポイトで血を吸い上げ殺されたネズミ
他にも薬学部や、医学部など、医療系の大学の学生は、解剖実習などで動物実験を行っています。
用済みとなったマウスは、ガス殺、頚椎脱臼、ギロチンなどによって殺処分されます。
こういったものを含めれば、日本の動物実験の犠牲は、300万匹どころでは済まないでしょう。
世界レベルでは毎年、推定1億1500万頭以上の動物達が、動物実験の犠牲となっています。
JAVA『化粧品も軍事兵器も関わっている!?意外と身近な動物実験』
日本人なら知らない人はいないであろう、大手食品企業「味の素」。
味の素が行っていた動物実験では、以下のような実験が行われています。
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犬の胃を切り裂いてチューブを挿入し、18時間ものあいだ空腹状態にさせ、
化学調味料(味の素、グルタミン酸ナトリウム)や他の一般的なアミノ酸が入った液状食を投与し、
胃液を採って薬物を注入します。
ウサギにも一般的なアミノ酸を強制的に与えて空腹にし、繰り返し採血を行います。
そのあげくに、殺して解剖します。
他にも、ラットに何度も電流を流す、マウスをお互いに傷つけあうように強いる、薬品を注射するなどの実験があります。
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PETAは、味の素への抗議を行い続けています。
同様に、日本人なら知らない人はいないであろう、調味料の大手企業「キッコーマン」。
キッコーマンも、かつてはおぞましい動物実験を行っていました。
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・ラットの喉にチューブを通し、そこから発酵豆乳を強制的に繰り返し投与する
・肥満体に育成したマウスにシトラスエキスを与えたのち殺処分し、筋肉を除去する
・心疾患を引き起こすために、ウサギにコレステロール値の高い餌を与え、のちに殺処分する
・外科的に通したチューブからマウスの胃に醤油を強制的に投与したのちに『断頭し脳を摘出』する
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このような残酷なことを行っていたキッコーマンでしたが、2016年1月に動物実験を廃止しました。
最近も、ウィスコンシン大学マディソン校の食品研究所(FRI)のスポンサーでだったキッコーマンは、
PETAからの連絡を受け、資金を今後動物実験に使うことを禁止しました。
今もなおキッコーマンの動物実験に対する意識は高いようです。
味の素も、キッコーマンを見習ってほしいものですね。
人間のために、実験という名のありとあらゆる拷問が、様々な動物達に今もなお繰り返されます。
タバコのために、1日6~10時間、毎日、煙を吸わされ続ける犬
音像定位実験のために、頭にステンレス製の器具を埋め込まれた猫
心理的ストレスを引き起こす実験のために、足を繰り返しハンマーで打ち砕かれた犬
ものによっては、他で代替可能な実験があるにも関わらず、
このような残虐な動物実験を行う企業がまだまだ多いのが現状のようです。
動物実験の虐待を取り締まる法律がなく、費用面で安上がりだからでしょう。
冒頭の記事の東大の大学教授によると、代替法はごく一部だと言っていますが、
そもそもとして、ここ最近は、動物実験自体が意味がない、と言われ始めてきています。
こちらは、とある本の解説動画です。
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動物実験の成功率わずか8%。
つまり、92%の動物達の命は無駄になる。
現代医療の多くは、延命や対症療法のための薬の開発。
その病気も、人間の食生活が肉食になったことで発生するようになった。
動物を殺して食べて病気になり、その病気の症状を和らげるために動物実験が行われている。
研究員は低賃金。
動物研究員も家に帰るとペットがいる人もいる。
研究室は人間の感情や共感性を奪う。
冷たく無機質で没個性的、人間の共感能力を奪う作りになっていて、PTSDなどの精神疾患が出にくい。
動物実験に関わる同僚たちは、マウスを殺す装置をマウシュビッツなどと呼び、ブラックユーモアを言いながら淡々と仕事をしている。
実験用のラットは、耳にタグを打ち付けられる。
実験用のラットは大人しい性質のものが使われるが、
耳にタグを打ち付けられると痛みに泣き叫ぶ。
著者は初めての仕事がこの業務だったが、これは必要なこと、と自分に言い聞かせて業務を行っていた。
実験の結果が出ると、ラットは全て殺処分。
ドライアイスを入れ、煙を充満させた処分バケツの中に、ラットを入れ、
二酸化炭素中毒にして殺す。
首を切り落とす、ギロチンによる殺処分方法もある。
アメリカでは、動物実験は法律で規制されているが、ラットやマウスには報告義務がない。
著者の関わった実験では、1度も鎮痛剤が打たれたことはなかった。
おそらく全米でも同じ。
ほとんどのこうした違反行為は見つからないし、バレても少額の罰金で済む。
アメリカは、これでも日本より進んでいる。
日本はの法律による規制が一切ない。
LD50という動物実験は
ある薬品を生物の集団に投与して、その集団の半数が死に至る量を測る実験。
著者はこの実験を、死体数えと呼ぶ。
1927年に始まったこの実験は、人類史上、最も多く動物を殺した。
1番の問題点は、この実験結果は、人間にはあまり当てはまらない。
投与量を5段階に分けて、それぞれ10匹ずつに投与。
大体30日間行われ、多い時は250匹マウスを使う。
実験終了後は、生き残ったマウスも含めて全て殺処分する。
実験していた当時は、マウスはどこまででも使い捨てが効く動物だ、と考えていた。
被爆実験・潰瘍実験といった、体内を腐らせる実験もあった。
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人間同士ですら差があるのに、人間から遠い存在のマウスなどの実験結果が意味をなさないのは、普通に考えられることです。
PETAによると、強制水泳試験は、効果がないことが証明されているとのことです。
冒頭の記事でも、「早く諦めたほうが水から上げてもらえると学習するマウスがいる」という話がありました。
動物実験を使って開発されたアルツハイマー病の新薬の失敗率は、なんと99.6%です。
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動物実験を使って開発されたアルツハイマー病の新薬のヒトでの失敗率は、なんと99.6%。
マウス、ラット、サル、イヌなどの動物は自然にアルツハイマー病を発症することはありません。
人間と同じように思考や感情を持つからと言って、生理機能も同じとは限らないのです。
動物実験者はマウスや他の動物のゲノムを操作して、アルツハイマー病の人間の脳に蓄積されるのと同じように、アミロイド斑を脳に蓄積させます。
このような損傷を受けた動物たちには、アルツハイマー病に似た症状が現れるかもしれませんが、実際のアルツハイマー病ではありません。
動物の脳から毒性のあるアミロイドβタンパク質を除去する試験薬は、その動物を助けることができるという研究がありますが、これらの同じ薬は、記憶喪失や認知障害を持つ人間の患者には効きません。
他の動物で効果があった治療の中には、人間のアルツハイマー病患者に害を及ぼしたものもあります。
最近では、科学誌Scienceが、重要なアルツハイマー病の実験とされてきたラットでの実験について、数ヶ月にわたる調査を発表し、実験者が結果を偽造していた可能性があると結論づけました。
アルツハイマー病の有効な治療法を求める人間にとっても、苦しむ無数の動物にとっても、動物実験は損失なのです。
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科学ジャーナルの昨年の論文によると、発がん性リスクの93%は動物実験を行わずに確かめることが可能とのこと。
アニマルライツセンターによると、動物実験を必要としているのは、患者ではなく利害関係者とのことです。
ハーバード大学の実験者マーガレット・リビングストンという人物は、
40年間、人間や猿の顔を見えないようにされた赤ちゃん猿の、脳や視覚の発達にどれだけひどいダメージを与えるかを研究していました。
この実験に得られたことは、
「生まれてから1年間盲目になると、脳と視覚の発達に悪い影響を与える」という
何十年も前から結論づけられている、分かりきった結果だったのです。
リビングストンはハーバード大学に入って、このどうでもいい研究に人生を費やし、猿をいたずらに苦しめ、国から税金を奪い、金儲けをしていたのです。
今も、このように何の意味もない、分かりきった実験が行われ、
苦痛を与えられ、誰に知られることもなく、死んでいった命が無数にあるのでしょう。
代替法が進む、進まない以前に、研究者たちが欲しいものは、名誉、そして金。
代替法が進まないのが本当であれば、それは彼らに進める気が全くないからでしょう。
動物実験をせずに、代替実験で製品を作っているものがあります。
動物実験に反対し、それらの商品を購入してください。
LUSHは、化粧品のための動物実験をしないメーカーとして世界的に有名です。
私が使用したことのある、動物実験不使用のシャンプー、トリートメント、ボディソープ、ハミガキ粉をまとめておきました。
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