以下は、2019年に撮影された、中国の毛皮農場の実態です。
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中国の毛皮産業は殺し方が注目されますが、飼育方法もまた悲惨です
これは2018年から2019年の中国の毛皮農場の様子です。
中国では狐だろうとタヌキだろうと、ぎゅうぎゅうに詰め込まれ、超過密状態で飼育されています。
欧米の毛皮産業と比較すると、アニマルウエルフェアが著しく低いことが一目でわかります。
重ねただけの粗末なケージ。
餌入れは空っぽであることが多く、ある場合はハエがたかっていました。
抜けた毛がケージの中にたまり、空気中を舞っています。
フィンランドなど北欧で開発された、通常の5倍以上に太らされたキツネが、中国でも繁殖され始めています。
モンスターフォックスと呼ばれ、彼らは生きているだけでも苦しみます
脂肪で目がしっかりと開かず、目の感染症にかかりやすいことが分かっています。
春に生まれ冬に殺されるまでの短い期間、
彼らは不毛で惨めな環境の中、苦しみに耐え、息をし続けています
同じ行動を繰り返す常同行動は、典型的なストレスの限界を超えた異常行動です。
毛皮を使わないというファーフリー宣言をしない日本企業はいまだに多くあります。
ファー製品を買わないという選択、売らないという選択をするだけで、彼らを救うことができます。
日本から毛皮製品をなくし、日本をファーフリーの国にしてください。
動物達はあなたの賛同を必要としています。
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殺し方ばかりが注目される毛皮生産ですが、見ての通り飼育環境も非常に劣悪です。
狭いケージにぎゅうぎゅう詰めにされ、不衛生で、ろくに餌や水も与えられず、
精神が破綻して異常行動をし、
病気になっても放置され、病気が悪化すれば死んでしまいます。
仮に生き残ったとしても、1年も経たないうちに、と殺されます。
人間が着飾るためだけに、産まされ、苦しめられ、死んでいった彼らの一生は一体なんだったのでしょうか。
これは中国ですが、どこの国もたいした違いはありません。
以下は、リトアニアの毛皮農場を調査された方の映像です。
狭いケージに閉じ込められ、不衛生。
ゴミのような餌。
ストレスが溜まった仲間に、弱い子が攻撃されたり、食われたりします。
衰弱して、死んでしまう子達もいます。
遺体が他の子に食べられることもあります。
時には生きたまま食べられてしまうこともあります。
以下は、デンマークのミンク毛皮農場の映像です。
この農場は公表しているので、デンマークの中ではマシな農場です。
これでもマシなのです。
他の農場は公表しません。このように、劣悪だからです。
以下は、フィンランドの毛皮農場の映像です。
これは何の動物か分かりますか?
キツネです。
野生では3kg~5kgしかない体重が、このフィンランドの農場のキツネたちは 平均体重19.4kgもあり、モンスターフォックスと呼ばれています。
少しでも表面積を広くして、少しでも多くの毛皮を取って、少しでも多くの利益を得ようとして肥満にさせるのです。
毛皮は、動物たちの毛を、ハサミでチョキチョキ切ったり、バリカンで剃って、取っているわけではありません。
毛皮は、文字通り、毛と皮なのです。
動物から皮をひきはがさなければ、毛皮にはならないのです。
そして、中国などの毛皮農場では、生きたまま毛皮をひきはがしているのです。
頭を殴られ、手と足を切られ、生きたまま皮膚ごとはがされます。
即死ではなく、その後5分~10分生き続けたのちに絶命する子もいます。
毛皮は副産物だとか、あますことなくいただくとか、毛皮がオシャレだとか、ファッションだとか、今後も買うという人は、
以下の生きたまま毛皮を剝がされる4つの映像をしっかりご覧ください。
③半殺しの状態で何度も首や顔を踏みつけ、血を吐くまで苦しめる
以下は、はがされた後、立ち上がり歩いている動画です。
③なんの種類かもわからないほど、無残に皮膚を引き離された動物達
感電させて殺してから、皮をはぐこともあります。
口に鉄棒を無理やりくわえさせ、もう一本の鉄棒をお尻に突き刺し、感電させます。
筋肉が収縮し、心臓発作と同じ状況になり同時に呼吸麻痺に陥り死亡します。
二酸化炭素ガスで窒息死させられてから、殺されることもあります。
上記は犬猫の二酸化炭素ガスによる殺処分動画ですが、苦しんで死んでいくのは言うまでもないでしょう。
死んだ後は、ゴミとして廃棄されます。
毛皮製品1つのために、殺される動物は1匹ではありません。
以下は、毛皮のコート1着のために殺される動物の数の目安です。
http://vegan.japanteam.net/study_benisacat.htm
物によっては、これ以上の数が殺されます。
このように着飾るコート1着のためだけに、これだけ大量の動物が殺されるのです。
しかも、劣悪な環境で、極限まで苦しめられた上で。
また、野生動物を罠にかけて、捕らえ、毛皮を取ることもあります。
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ボブキャット、コヨーテ、キツネ、リンクス(オオヤマネコ)、アライグマ、オオカミといった野生動物も、
毛皮をとるために罠にかけられ、壮絶な痛みと苦しみを味わい、力尽きて死んでいくのです。
鋭い歯が手足に食い込むトラバサミやくくり罠などにかかった動物たちは、何とか逃げようと、自分の手足を食いちぎったりもします。
動物たちは罠にかかった状態で長時間放置され、その間に衰弱して死に至ったり、罠を確認に来たハンターによって踏み殺されたり、殴り殺されます。
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以下は、罠にかかったコヨーテが、ハンターに銃で打たれ、殺される映像です。
#CanadaGoose is ending its support of cruel trapping like this by dropping fur!
— PETA (@peta) June 24, 2021
Coyotes will roam free instead of suffering in painful steel traps before being violently killed for their fur. pic.twitter.com/sqHSx21SVi
罠にかかって数時間動けないため、やむをえず、自分の手足を食いちぎって罠を逃れる動物もいます。
ミンク、ウサギ、タヌキ、キツネ、コヨーテなどが毛皮にされていますが、皆さんが好きであろう犬や猫も毛皮にされています。
猫も毛皮にされている。タグの表示をごまかして。#毛皮は残虐 pic.twitter.com/d03Fa0dJa9
— nao (@CharotanNao) February 21, 2021
また、水族館で人気のアザラシも、赤ちゃんが棍棒で殴られ、毛皮にされています。
これが毛皮の生産です。
質の良い毛皮を、大量に、安く、いつでも、どこでも手に入れたい、という需要に応えるために、
生産者は、動物達を虐殺し続けています。
「虐待は反対! でも安くしてほしいし、いつでも手に入るようにしてほしい。」
そんなことはありえません。
毛皮を買う以上は、「動物達から暴力的に奪ってください。」と、誰かに頼んでいるのと同じことです。
日本に毛皮農場はありませんので、日本にある毛皮はすべて輸入されたものです。
輸入量は減少してきたものの、いまだ約49万頭以上もの動物たちが、日本人が着飾る毛皮のために犠牲になっています。
世界では毛皮は廃止の方向へ向かっていますが、日本は毛皮産業を振興するべく、毛皮産業の事業者に補助金を出しています。
皆さんが毛皮を購入する限り、毛皮反対の意思を示さない限り、この暴力産業はなくなることはありません。
毛皮など生きていく上で、全く必要ありません。
購入しないようにしてください。
ファーコートなどの露骨な毛皮使用品以外にも、色々な物に一部分だけつけられていることもあります。
そういった物にも注意を払ってください。
特に猫を飼われている方は、猫のおもちゃには毛皮がついていることが多いです。
今月も、なんママさんが、毛皮問題の啓発を、駅前で行ってくださったそうです。
パネル
スピーチ
チラシ配り。
いつもありがとうございます。
啓発する人がいることで、色々な人に伝わっていきます。
ただ、嘆いているだけでは何も変わりません。
消費をやめるだけではなく、身近な人に伝える、SNSで発信する、路上で啓発するなど、行動をしましょう。
動物性の素材の生産は、すべて動物虐待の産物です。
需要があるから供給があります。
商品を買う人が、お金を支払い、生産者を支えているのです。
賢明な消費者がこの裏側に気づき、買うことをやめない限り、動物達の苦しみは一生続きます。
動物性のものは買わないようにしてください。
基本は、動物性にしろ何にしろ、今あるものを限界まで使うことです。
最近は、エシカル(倫理的)消費が叫ばれていますが、
最大のエシカルは、「消費しないこと」です。
どうしても新しいものが必要な場合は、
タグを見て、動物性素材が使われていないものを購入するとか
古着を購入するようにしましょう。
以下は、植物性ダウンコートを作っているブランドKapok Knotさんのお話があります。
以下、アニマルフリー(動物性素材を使わない)ブランドをまとめておきます。
Embassy of Bricks and Logs(春夏物 カバン靴 秋冬物)
私は4年前に、Matt & Natでヴィーガンのバッグを購入して今も使っています。
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