アルパカから刈り取られる毛は、アルパカウールと呼ばれています。
アルパカウールは、編み物などに用いられています。
以下は、ファッション雑誌で有名な「VOGUE」のサイトの記事です。
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動物保護団体
「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、以下PETA)」
が公開した隠しカメラによる映像が波紋を呼んでいる。
動画は、ペルーにある世界最大規模のアルパカ牧場「マルキニ(MALKINI)」で撮影されたものだ。
そこには、作業員たちが粗雑にアルパカの毛刈りを行い、
電動のクリッパーで深い傷を負わせたり、痛み止めなく傷を縫い合わせたりする様子が映し出されていた。
毛刈り専用の台に四肢をロープで拘束され、耳や首を乱暴に掴まれる。
鳴き叫び、嘔吐するアルパカ──。
この映像を通じて、PETAはアルパカウールの生産過程で行われている虐待とも呼ぶべき毛刈りの様子を明らかにし、動物への残虐行為を訴えた。
この映像を受け、ヴァレンティノ(VALENTINO)は、2021年末までにアルパカウールを使用した衣服の生産を中止することを発表した。
世界第3位の衣料品小売業者であるユニクロ(UNIQLO)を始め、
エスプリやマークス&スペンサーは、すでにアルパカ素材の使用禁止を表明している。
またバナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)やアスレタなどを所有するGap Inc.や、
8つのブランドを所有するH&Mグループも、マルキニの親会社であるミシェルグループとの関係を断ち切っている。
ヴァレンティノは、これらの企業に続き、アルパカウールを禁止した最初のラグジュアリーブランドとなった。
「動物虐待を伴う毛刈りをもとにしたウールは、ファッションになり得ません」
と、PETAの副社長であるジェイソン・ベーカーは言う。
「PETAは、ヴァレンティノやほかのブランドがアルパカウールの使用禁止という思慮深い決断をしてくれたことを讃賞します。これが、ほかのブランドやメーカーの賛同に繋がることを期待しています」
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アルパカウールの生産の実態の映像を機に、
ヴァレンティノが、アルパカウールの使用禁止を発表した、というものです。
他のいくつかのファッションブランドも、すでにアルパカ素材の使用禁止を表明しています。
PETAが暴露した、アルパカウールの生産の実態とはどのようなものだったのか。
ウール製品を購入予定の方は、音声をONにしてしっかり映像をご覧ください。
こちらに、詳しく解説した動画があります。
毛が生えそろい、毛刈りのために集められたアルパカたち。
職員がアルパカを蹴りながら、集めています。
一通り集まったら、1頭ずつ連れていかれ毛刈りが始まります。
アルパカたちが、職員たちに拘束され、
乱暴に毛を刈られています。
アルパカは終始、悲痛な叫び声を上げています。
こちらの職員は、耳を掴んで引っ張りながら毛を刈っています。
職員たちは、仕事を早く終わらせる事だけを考え、動物が声を上げられないのをいいことに乱暴で雑に済ませようとします。
この乱暴な毛刈りが、全身終わるまで続けられます。
アルパカはそれまで、恐怖とストレスと痛みに耐えなければなりません。
このアルパカは、あまりのストレスに、嘔吐してしまいました。
嘔吐はよく見られる光景のようですが、それでもお構いなしに職員は毛刈りを続けていきます。
終われば、今度は放り投げるように台から下ろします。
毛刈りが終わったアルパカたち。
乱暴な毛刈りにより、肉まで刈り取られてしまうアルパカたちもいます。
刈り取ってしまった肉の部分は、職員たちが麻酔をせず傷を縫い合わせます。
時間が経ち毛が生えそろうと、この毛刈りがまた行われます。
生産量が落ちるまで、延々とこの虐待が繰り返されるわけです。
運ぶ際に、尻尾を持ちながら運ぶ職員もいます。
アルパカ産業にとって、アルパカは物であり、金を生みだすための道具でしかないのです。
そして、生産量が減って利益が出せなくなり用済みとなれば、と殺場に送られ殺されます。
以下は、ラマのと殺映像です。
アルパカの屠殺も方法は同じでしょう。
アルパカ製品を買う方は、しっかりと動画をご覧ください。
日本でアルパカウールの生産はしておりませんので、全て輸入です。
すなわち、アルパカウールを購入することは、アルパカを虐待してくださいと依頼しているのと同じことです。
アルパカウールに限らず、動物性素材はすべて動物虐待の産物です。
例外は一切ありません。
需要があるから供給があります。
商品を買う人が、お金を支払い、生産者を支えているのです。
賢明な消費者がこの裏側に気づき、買うことをやめない限り、動物達の苦しみは一生続きます。
動物性のものは買わないようにしてください。
バッグ、靴、家具、車の座席の素材、ペットのおもちゃ、首輪なども注意してください。
基本は、動物性にしろ何にしろ、今あるものを限界まで使うことです。
最近は、エシカル(倫理的)消費が叫ばれていますが、
最大のエシカルは、「消費しないこと」です。
どうしても新しいものが必要な場合は、
タグを見て、動物性素材が使われていないものを購入するとか
古着を購入するようにしましょう。
以下は、植物性ダウンコートを作っているブランドKapok Knotさんのお話があります。
Kapok Knotさんの商品一覧はこちら。
以下も、アニマルフリー(動物性素材を使わない)ブランドです。
Embassy of Bricks and Logs(春夏物 カバン靴 秋冬物)
私は4年前に、Matt & Natでヴィーガンのバッグを購入して今も使っています。
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