鴨鍋、鴨南蛮蕎麦などに使用される、鴨肉。
「鴨肉」とは何の動物の肉なのか、皆さんご存じでしょうか?
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皆さんは「鴨肉」と聞いて、どんなトリをイメージしますか?
私たちが食べたことのある「鴨肉」は、「マガモ」「アヒル」「アイガモ」のうちのどれかなのです。
「カモ」と言われて、青い首の「マガモ」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
「マガモ」は、いつでもどこでも見られるわけではありません。
シベリアなどで繁殖したものが、冬になって越冬のために日本に飛来する「冬の渡り鳥」だからです
(本州の山地や北海道の一部では、繁殖して一年中生息しているという説もあります)。
代表的な狩猟鳥獣でもある「マガモ」ですが、現在、一般には野生のマガモ肉はほとんど流通していません。
「アヒル」は「マガモ」を食肉用に改良して家畜化した家禽(かきん)で、漢字で「家鴨」と書きます。
つまり「アヒル」もカモの一種なのです。
「アヒルの肉」として日本人になじみ深いのは「北京ダック」ですよね。
アヒルの卵を加工した「ピータン」も、中華料理店の定番です。
田んぼの除草を行う「アイガモ農法」でお馴染みの「アイガモ」は、「マガモ」と「アヒル」を交配させたトリです。
英語では「マガモ」も「アヒル」も「アイガモ」も、すべてduck(ダック)。
生物学上は3つとも区別の定義がなく、特に「アヒル」と「アイガモ」の境界線はあいまいなのだそう。
現在の日本で一般的に流通している「アイガモ肉」のほとんどは、食肉用にイギリスで品種改良されたチェリバレー種と言う品種です。
軟らかくてクセがなく、おいしい出汁が出るために「鴨鍋」などに使われます。
そば屋や精肉店で提供される「アイガモ肉」も、チェリバレー種が大部分を占めていると言われます。
ちなみにこのチェリバレー種ですが、見た目は白くて「アヒル」か「アイガモ」かはっきりと分かりません。そもそも生物学上は区別がないので、お肉として流通する場合に「アイガモ肉」と呼んでいるのです。
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豚や牛は家畜と呼ばれていますが、アヒルや合鴨などの鳥類は家禽と呼ばれます。
要するに、マガモを家禽化した鳥が、アヒルや合鴨です。
そして、アヒルと合鴨の区別はほとんどなく、
鴨肉は、形式上アイガモ肉と呼んではいるものの、アヒル肉と呼ぶこともできます。
つまり、鴨肉を食べている人は、アヒルを食べていると言っても差支えないわけです。
記事にある通り、アイガモは、合鴨農法に利用されてしまっています。
詳しくは、おかめさんの記事に書かれています。
簡単に言いますと、
鴨のヒナが田んぼを歩き回る習性を利用して、無農薬で稲を効率よく育てるわけですが、
大きくなって用済みとなったら殺して肉にするという、
畜産となんら変わらない、残酷な動物利用の農業です。
アヒルは、鶏などと同様、工場型の劣悪な環境で飼育されています。
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工場型ファームのアヒルの子達です
日本にもたくさん流通してくるこの子達
定期的にマイシン系抗生物質を噴霧され
太らされ 出荷まで導かれます
定期的に感染症が蔓延するのは当然の流れです
なぜ卵1パックがスーパーで148円なのでしょう
なぜ鶏のむね肉がこれほどまでに安価なのでしょう
キッチンを預かるお母さん
どうかよくよく考えてください
カルガモ親子に警察動員
反吐が出る😊
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これは鶏で言うところの平飼いにあたりますが、平飼いのアヒルたちが幸せそうに見えるでしょうか?
アヒルは鶏同様、孵化場で孵化し、そこでいくつかのアヒルの雛たちが虐殺されます。
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鴨肉、アヒル肉、羽毛は、このような場所から来ます。
PETAの最新の潜入調査により、
年間1500万羽のアヒルを殺しながら「人道的な飼育」を謳っている米国最大の生産業者が
生後1日目のアヒルの子を生きたまま粉砕していることが明らかになりました。
その理由は単に「採算が合わないから」です。
いくら「人道的」などと謳っていても、利益にならない者や、利益にならなくなった者が殺されるのは畜産では一般的です。
利益のために動物を利用する限り、映像のような暴力は続きます。
人道的な搾取などありません。
暴力や搾取を支援したくなければ、ヴィーガンになることが不可欠です。
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孵化場では、弱っていたり、奇形であったり、起立困難なヒナを殺します。
飼育しても利益にならないからです。
このアメリカの企業では、雛をシュレッダーで粉砕していました。
日本にもアヒルや合鴨の孵化場があります。
海外同様、利益にならない雛を殺しているのでしょう。
殺し方は、丸紅の子会社のように、窒息死や圧死で殺している可能性もあるでしょう。
そして、孵化場で生き残ったヒナたちを、アヒル農場が買い取って、農場まで運んでいきます。
そして、一般的に劣悪な環境で飼育されます。
*************引用(翻訳)*************
アヒルは畜産業の中で極めて劣悪な環境に置かれ続けています。
アヒルは水面に出ることができないため、目や羽、鼻の穴を十分に洗浄することができません。
その結果、多くのアヒルが目の感染症にかかり、その多くは治療されないままになっています。
感染したアヒルは、呼吸困難、震え、麻痺、痙攣を起こし、死に至ることもある。
アヒルは感覚を持った生き物であり、痛みや苦しみを感じることができるのは間違いない。
今こそ、この産業を終わらせる時なのだ。
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アヒルは、湖などで目や鼻や羽を洗浄ができないと、感染症にかかってしまうとあります。
他にも鶏同様、悲惨な実態が映像で流れています。
立ち上がれなくなったアヒル。
アンモニアが足に痛みを伴う火傷を負わせ悪化させている、とあります。
羽根をケガしたアヒル。
クチバシの曲がったアヒル。
首の曲がったアヒル。
死んでしまったアヒルたち。
痛み、苦しみ抜いて、死んでいったのでしょう。
死体はゴミとして処分されます。
命の尊厳などまるでありません。
これらの厳しい環境を生き抜いたとしても、数か月で、と殺場に運ばれ、
意識のあるまま、麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。
日本人は食べ物の話になると、すぐに感謝して頂いていますなどと言いますが、
こんな残酷な実態を前に、感謝して頂きますと言えば正当化されるなどと、本気で思っているのでしょうか?
日本にもアヒル農場があり、今年1月に千葉のアヒル農場で鳥インフルエンザが発生し、約3000羽が殺処分されました。
また、ダウン・フェザーの生産にも、アヒルは利用されています。
ダウンジャケット、羽毛布団、フェザーシャワーなどはもちろんのこと、バトミントンの羽根などにも使われています。
沖縄市の糸満市では、2019年までアヒル取り競争などというイベントを行っていました。
日本人がアヒル50羽を放ち、逃げるアヒルの首や羽を乱暴につかんで連れてくるという虐待イベントです。
こんなものを糸満市は、伝統行事などと謳っています。
糸満市といえば、闘鶏も盛んで、動物虐待を何とも思わない人たちが集まる地域のようですね。
これらがアヒルに起きていることのほんの一部です。
最後のイベントなどは露骨な動物虐待ですが、
動物性のものを食べている、動物の毛を使った製品を買っているのであれば、あなたも同様に動物虐待を行っているのと同じです。
あなた自身が動物虐待を行うか、それとも金を支払って誰かに動物虐待をやってもらうか。
それだけの違いです。
誰かにやってもらった途端に、動物虐待でなくなるなんてことはありえないのです。
動物虐待に反対するのであれば、肉、卵を食べるのをやめ、動物の毛を使った製品を買うのをやめましょう。
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